タモリ襲う「いいともロス」うつ地獄 引退の危険性も!?

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タモリさんの成功術 (廣済堂文庫) [文庫]
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10月22日、フジテレビの昼の顔「笑っていいとも」の打ち切りが発表された。「タモさんにもう会えない!」そんな声もあがっている同番組の終了だが、「ミュージックステーション」や「タモリ倶楽部」もあるわけで、我々としては悲観する必要もないわけだ。

スケジュールが一気にあいたことで、タモリへの新しい仕事のオファー殺到しているとも言われているが、本人もさすがに気落ちしているという。周囲がまるでお通夜のように「おつかれさまです…」などと言ってくることも、気持ちをダウンさせる一要因だ。

そんなタモリには健康不安説も囁かれている。

「長年ルーチンとしてやってきた仕事が無くなると、そこから一気にうつ病になるケースが多い。サラリーマンで言えば定年退職を機にうつに罹るのが多いのと一緒です。タモリさんの場合で言えば、いくら他にもレギュラー仕事があるといえ、毎日のサイクルが一気に変わるので心配です。年配者のうつは深刻になりやすいですから」(心療内科スタッフ)

たしかに30年以上続けてきた習慣にも近いものがなくなっては、生活サイクルが狂うのは当然だ。いわば「いいともロス症候群」に罹る危険性が出てきてしまったのである。

「サラリーマンの定年うつは、自殺を起こすなどの深刻な状態にもなりやすい。タモリさんもかなりの注意が必要だと思います。また処方薬に一気に頼った結果、精神安定剤などに依存しきってしまうような人もいる。まずはなるべく仕事を詰め込んで、少しずつ減らしていく、それぐらいのゆったりとした調整をしないと、危ないですね」

笑いに徹してきた芸人やタレントほど、その生真面目な性格からうつ病になりやすいなんて話もある。タモさんが笑えなくなる日だけは来て欲しくないところだ。

文/高杢亨