土曜日, 3月 14, 2026

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10万人から選ばれた中高生がアイデアで勝負 第21回クエストカップ全国大会

中高生が企業の「答えなき課題」に挑む 探究学習の甲子園「クエストカップ2026」全国大会レポート 2月27日、立教大学池袋キャンパス・タッカーホール。探究学習プログラム「クエストエデュケーション」の全国大会「クエストカップ2026」企業探究部門Eグループのセカンドステージが行われた。午前のファーストステージを勝ち上がったチームが壇上に立ち、企業担当者や審査員を前にプレゼンを繰り広げた。 クエストカップは教育と探求社が主催する探究学習の全国大会で、今回で21回目。同社が2005年度から提供する「クエストエデュケーション」には年間約11万人の中高生が取り組んでおり、国内最大規模を誇る。今年度は全国28都府県から129校241チームが出場し、企業探究、起業家、進路探究、社会課題探究、地域探究の5部門で成果を競った。 27日のEグループ「コーポレートアクセス」には、イオンリテール、いちご、大和ハウス工業、テクマトリックス、日清製粉グループ、パナソニック エナジー、キモノハーツが参加。各社が「答えのない課題」を提示し、生徒たちは約1年間、擬似インターンとしてその課題に向き合ってきた。この日はその集大成である。 グランプリに輝いたのは、京都市立西京高等学校附属中学校の「ちーむはなまる」。大和ハウス工業が掲げた「『生きる歓び』が溢れる未来の景色を提案せよ!」に対し、「100人の旅人」と題した企画を発表した。着目したのは「暇つぶし」の再発明である。「百トラ」と名付けた移動式交換日記を駅や空港に設置し、見知らぬ人同士が手書きの言葉でつながる仕組みを描いた。既読もいいねもないアナログな設計で、SNS疲れの時代に心地よい距離感を保てる。タイパ重視の風潮にあえて「暇」の価値を見出す大胆さと、大和ハウスのまちづくり理念「共創共生」との重なりが高く評価された。 準グランプリは明星中学校「君の骨を食べたい」。作品名は「粉骨砕身!!~ホネまで食い尽くす、骨パウダー革命~」で、日清製粉グループへの提案だ。廃棄されてきた魚の骨を粉末化し、小麦粉に混ぜて栄養価を高める新事業を構想した。 実際に9種類の骨粉を試作し、魚粉入りたこ焼きの試食では74%が「通常よりおいしい」と回答。小麦輸入への依存リスクや気候変動を補完する素材として魚骨粉を位置づけ、なぜこの事業が日清製粉グループに適するのかを論理で組み立てた。データと実験に裏打ちされた提案は、会場を唸らせた。 各企業賞には、桜丘高等学校(イオンリテール)、トキワ松学園高等学校(いちご)、奈良市立一条高等学校附属中学校(キモノハーツ)、京都共栄学園高等学校(テクマトリックス)、山形県立致道館中学校(パナソニック エナジー)がそれぞれ選ばれた。 今年の大会テーマは「Wonder ― 驚き、感動、そして探求。」。2022年度に高校で「総合的な探究の時間」が必修化されてから3年。探究学習は確実に根づき始めている。教育と探求社代表の宮地勘司氏は「学びは本来楽しいもの。自分の可能性が広がり、選択できるようになる。その喜びも痛みも引き受けて前に進むことが、生きる歓びだと思っています」と話す。 正解のない問いに向き合い、仲間と考え抜く。効率や最適解を求めがちな時代に、その遠回りこそが未来をつくる力になる――壇上の中高生たちが、そう教えてくれた。

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あなたの朝食、大丈夫?衝撃研究が警告!

毎日の朝食、何を食べますか?手軽で美味しいパンやシリアル、ヨーグルト、目玉焼き…忙しい朝でもサッと用意できる、お気に入りのメニューがある人も多いでしょう。 しかし、もしその当たり前の朝食に、私たちの健康を脅かすかもしれない「何か」が隠されているとしたら…?そんな衝撃的なニュースが飛び込んできました。 衝撃の研究結果:人気の朝食に潜む「思わぬ物質」の可能性 最近発表された新しい研究で、私たちが日常的に食べている人気の朝食食品の中に、健康に懸念される物質が含まれている可能性が指摘されました。 残念ながら、今回の情報源からは具体的な物質名までは確認できませんが、研究者たちはその発見に対し、「早急な対策が不可欠だ」と強い警鐘を鳴らしています。 これは、ただの注意喚起ではなく、私たちの食生活を見直すきっかけとなるかもしれない、非常に重要なメッセージです。私たちが普段、何気なく選んでいる食品の裏側で、どんな製造過程を経て、どんな成分が使われているのか、改めて考える時が来ているのかもしれません。 例えば、食品を新鮮に保つための加工技術や、魅力的な見た目にするための着色料、風味を増すための香料など、様々な目的で食品添加物が使われています。また、食品が接触するパッケージからの微量な溶け出しや、製造過程で意図せず混入してしまう微量な物質など、様々な可能性が考えられます。 今回の研究が示唆しているのは、私たちが意識しないうちに、これらの「懸念される物質」を摂取しているかもしれない、という事実です。特に、成長期の中学生や、健康を気遣う大人にとって、毎日の積み重ねが将来の健康に影響を与える可能性は無視できません。 私たちはどうすればいい?食の安全を守るヒント では、私たちはこのニュースをどう受け止め、どのように日々の食生活に活かせば良いのでしょうか?大切なのは、過度に恐れるのではなく、「知る」ことから始め、賢く選択する意識を持つことです。 食品表示をしっかり確認する: 食品のパッケージに書かれている原材料名や栄養成分表示を、これまで以上にじっくり見てみましょう。聞いたことのないカタカナの羅列や、不自然に長い原材料リストには注意が必要かもしれません。アレルギー表示だけでなく、含まれる添加物にも目を向けてみましょう。 加工度の低い食品を選ぶ: なるべく加工されていない、素材そのものの形に近い食品を選ぶのも一つの手です。例えば、精製された白いパンよりも全粒粉のパン、甘味料たっぷりのシリアルよりもオートミールやフルーツなど、自然なものを意識的に選んでみましょう。 手作りを増やす: ...
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