列車に轢かれた人が消える「幽霊」事件は過去に多数! 轢かれてから数日後に見つかるケースも

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2024年9月23日夜、愛知県扶桑町の名鉄犬山線の踏切で、列車と人が衝突したとされる事故が発生しました。しかし、衝突したはずの人物は発見されず、警察や消防が捜索を続けています。列車には衝突痕や血痕とみられるものも確認されているにもかかわらず、人影は見つからず、まさに「神隠し」のような状況です。

このような不可解な事故は、過去にも度々発生しています。

2014年11月15日に、山形県酒田市のJR羽越本線南鳥海駅で貨物列車と衝突した人が消えた、という今回と同様の怪事故がありました。この日の午前10時25分頃、貨物列車の運転士が100メートル前方の線路脇に60代の女性らしき人を発見。列車は時速70キロで、急ブレーキをかけたが女性がいたと思われる場所を過ぎての停車となった。運転士は女性と接触した可能性があると思い110番通報をし、辺りを隈なく捜索したのだが、人の姿は無かったそうです。「本当にそれは人だったのか…」と関係者は語っています。

2015年3月にはJR中央線の武蔵小金井駅でも、ホームから線路に飛び込んだ人が忽然と姿を消すという出来事が発生しました。新宿発松本行きの特急「あずさ33号」が25日午後8時20分ごろ、武蔵小金井駅(東京都小金井市)で非常停車。運転士がホームから人が線路に飛び込んだのに気付いて、ブレーキを作動させたが、その後の捜索で車両周辺に負傷者は発見できませんでした。列車にも線路にも人の痕跡はなく、謎が残りました。


14年11月16日午後4時18分ごろに南海電鉄の泉大津駅では、午後4時18分ごろに泉大津駅ホームに入ってくる電車の運転手が、ホームから線路上に飛び降りる女性を発見した。運転手は警笛を鳴らし非常ブレーキを掛け、電車は停止線上15メートル前で停止。女性は自らホームにのぼり改札から出て行った。改札から出る前に車掌が呼び止めると「飛び降りました」という内容を発言。その後に警察が来て現場検証したが、女性の行方は分からないままです。

2014年11月、南海本線の泉大津駅で起きた「人身事故」では、ホームから線路に飛び込んだ人が、電車が停止した後に忽然と姿を消したという情報がSNSで拡散し、「まるでGANTZ」「運転手が『人が、人が消えた』言ってる やばい、平成の神隠しや」「女の人が奇声あげながら飛び込んだのに 窓も割れてないし血もついてない」などと大騒動となりました。南海電鉄は、電車と人は接触していないと説明しており、ツイッター(現X)によりデマが生じたようです。

2014年、JR熊谷駅でも不可解な事故が起きました。ホームの下で発見された男性の遺体は、3日前に貨物列車にはねられたとみられていましたが、事故当時は列車の点検でも異常は見つからず、運転が再開されていました。ホーム下に飛ばされた男性になぜ気づかなかったのか、疑問が残る事故でした。

これらの不可解な事故は、ネット上で「幽霊ではないか」と話題になり、恐怖と憶測を呼びました。しかし、いずれのケースでも、明確な原因や真相は解明されていません。

これらの過去の事例と比較すると、今回の名鉄犬山線の事故も非常に不気味な印象を与えます。列車には衝突痕があるにもかかわらず、人が見つからないという状況は、まさに「神隠し」としか言いようがありません。

警察や消防は、引き続き捜索を続けていますが、一刻も早い真相解明が待たれます。