年間アーカイブ 2022
コロナ禍で人気の浄水型ウォーターサーバー 好きなだけ飲めるリーズナブルさ、有害物質除去高性能フィルター装備
天然水宅配サービスで知られる富士山の銘水株式会社が、浄水型ウォーターサーバーの新モデル「every frecious tall(エブリィフレシャス・トール)」をリリース。同機は2021年4月にリリースされた浄水シリーズ第一弾「mini」のロングタイプとなるもので、コロナ禍において大きな注目を集めている。
一般的にウォーターサーバーといえば、水の宅配とセットになっていたが、水の使用料が多い家庭では、コストがかさんでくる。しかし浄水型は水道水を注ぐだけなので、宅配型に比べればリーズナブルだ。
メディア発表会に登壇した代表取締役社長・粟井英朗氏によれば「コロナ禍での経済的理由により“申し訳ないけれど”と解約するお客様が増えました。むしろ申し訳ないのはこちらの方です。そんなお客様のことを考えて開発したのが浄水型ウォーターサーバーです」と語った。
実際に、第1弾の「mini」をリリースすると予想以上の反響があり、今回の第二弾をリリース。天然水ウォーターサーバー事業で培ったノウハウを活かし、コロナ禍の生活様式に対応した商品として今後も継続して開発していくという。
「every frecious tall」の機能について見てみよう。本機の最大の売りは、開発コンセプトの「好きなときに好きなだけ」という通り、水道水を注ぐタイプの浄水型ウォーターサーバーであるということだ。そして浄水器・浄水ポット・ウォーターサーバーそれぞれの機能をオールインワンにしている。
クロロホルムなど23種類の有害物質を除去する高性能カートリッジを装備。「不織布」「活性炭」「中空糸膜」「ATS」などのフィルターにより有害物質を除去し、同社によれば「他社の浄水カートリッジで除去できる有害物質は15種類前後で、多いものでも21種類」であるという。また、このカートリッジは6ヶ月に1度、交換するだけで良く、新しいものが送られてくる仕組みだ。
実際に飲んでみると水道水にかすかに残りがちな、いがらっぽさが抜けており、その分なめらかに感じる。同社の天然水とは異なるものの、高性能フィルターの実力を感じることができる味わいだ。
水の温度設定も充実しており、「冷水」「ECO冷水」「常温水」「ECO温水」「温水」「高温水」と6段階設定から選ぶことができる。
そして、ウォーターサーバーの温度による“ある事故”に対し、配慮が施された設計となっている。
ウォーターサーバー利用者が増えることで判明したのが、小さな子供たちが火傷をしてしまうという事故だ。ウォーターサーバーの水の注ぎ口が、2歳児の目線の高さと同じぐらいであることから、子供が誤ってお湯を出してしまい、火傷を負ってしまうという事故が多く存在するという。同機ではそんな事故を防ぐように、蛇口は子供の手が届かない高さに設置し、安全面に配慮をしている。
またグッドデザイン賞を受賞したFRECIOUS dewoのデザインを踏襲しており、ミニマルなデザインはどんなライフスタイルにも、場所にも合いそうだ。
同製品のブランド・アンバサダーに就任した女優の木南晴夏も、メディア発表会に登壇。同機について「ただお水を飲むだけでもいいですし、お料理にも使えるのが良いですね。小さいお子さんがいらっしゃる方にはミルクを溶かすのにもすごく役立つと思います」とコメント、「料理も安心して作れる。ありがたいし、安全だなという気がします」と評価した。
コロナ禍でさらに多様化する人々の暮らしの中で、この新しいタイプのウォーターサーバーはさらに注目を集めそうだ。
https://every.frecious.jp/
オンラインイベント「HR INNOVATIONS 2022」は経営者必聴 企業がとるべきこれからのデジタル化、人権、働き方改革とは
全国社会保険労務士会連合会が、オンラインイベント「HR INNOVATIONS 2022」を2022年2月2日、2月24日、3月4日の3日間にわたって開催し、盛況のうちに幕を閉じた。社会・経済環境がドラスティックに変化し、労働及び社会保険分野においても様々な変革が進んでいる現在。企業とその従業員など、多くの働く人々に対し、制度と実務の両面に精通した社会保険労務士ならではのイベント内容となっていた。
企業喫緊の3つの課題
このオンラインイベントは「人」を起点とする新しい経営の実現を目指すというコンセプトのもと、「デジタル化が生み出す人事労務戦略イノベーション」(2月2日)、「『ビジネスと人権』が企業に与えるインパクト」(2月24日)「働き方の革新を通じた「人を大切にする企業」づくり」(3月4日)という3つのテーマで開催。デジタル化、グローバル、働き方改革という、いずれも企業にとって喫緊の課題だ。
「デジタル化が生み出す人事労務戦略イノベーション」(2月2日開催)においては、企業がデジタル化という大きな流れの中で、持続的成長を続けるための手がかりについて公演とディスカッションが行われた。日本社会において労働力人口が減少する中で、コロナ禍によりテレワークが進んだものの、デジタル化は遅れているのが実情だ。同イベントの中では、そんな遅れの理由や、デジタル化が進む中での企業は従業員の心にどう寄り添うか、人事労務戦略をとるべきかといった、興味深い議論が行われた。
デジタル庁のデジタル大臣・牧島かれん氏も登壇。官民一体で日本社会のデジタル化を推進していく必要性について語っている。
「『ビジネスと人権』が企業に与えるインパクト ~グローバル社会において社労士と目指す企業づくり~」(2月24日開催)では、「ビジネスと人権」における国内外の情報を集めて提供するとともに、人事・労務の問題と向き合ってきた社労士として、グローバル社会における企業の在り方が提示された。
国連や主要7カ国(G7)を筆頭にした国際社会は、強制労働や人権侵害に抵触する企業は、サプライチェーンから排除していく方向にあり、そんな潮流に対して、日本企業がどう向き合うのかディスカッションがなされた。企業は社員の長時間労働、ハラスメント、ジェンダーだけではなく、サプライチェーン上にある人権に対しても配慮する必要があり、それだけに常に広い視野と知識のアップデートが必要になってくる。その上でビジネスをいかに成長させていくか、企業にとっても経営者にとっても重要なテーマだ。
内閣総理大臣補佐官(国際人権問題担当)の中谷元氏からのビデオメッセージが映された他、ILO駐日代表の高﨑真一氏による「『ビジネスと人権』の企業に与える影響 ~最新動向~」をテーマにした基調講演が行われた。
また「働き方の革新を通じた「人を大切にする企業」づくり」(3月4日開催)では、新型コロナの感染拡大による社会や生活の変化により、「働くこと」への価値観が大きく変わっていく中、企従業員の働きがいや生きがいを追求にたいして、企業が何を為せるのかについて議論が行われた。コロナ禍を越えて企業は、労働時間削減などに取り組む「働き方改革」にとどまらず、働き方そのものを革新する必要があり、人を大切にする企業づくりが強く求められるという。地方創生、高齢者就労、男性の育児参加など、多様化するライフスタイルの中ならではのキーワードについても語られている。
「HR INNOVATIONS 2022」は、イベント終了後もアーカイブの閲覧が可能。またそれぞれのテーマに沿った多くの講義の動画を観ることができる。企業の経営者は人事・労務担当者にとっては非常に重要な内容だけに必聴だ。
https://www.sr-seminar.com/hrinnovations2022/
パナソニックの光美容器 新モデルを使ってみた お笑いコンビ「ぺこぱ」も絶賛の実力とは
パナソニックの光美容器 新モデル「ES-WP98」が発売され、発表会でお笑いコンビのぺこぱが絶賛するなど、大きな盛り上がりを見せている。その盛り上がりの背景にあるのは、男性たちの美容への関心の高まりだ。
パナソニックが2022年2月に200人(18~69歳)の男女を対象に調査を行ったところ、18~29歳の約5割が日用品などを家族やパートナーとシェアする機会が増えたと回答。そして注目すべきは、このシェアしているものの上位が「化粧品やスキンケアグッズ」など美容関連アイテムであることだ。そして18~29歳の男性において、45%が美容情報を集めたりグッズを購入していることがわかった。
その関心の高まりは、同社の光美容器「光エステ」の購入者比率を見てもよくわかる。2018年の男性購入者はわずか7%であったが、2020年には28%、2021年には39%と年々増えていることがわかる。また男性購入者、女性購入者ともに約60%以上が家族やパートナーとシェアしていることが判明しており、実際に使っている男性ユーザーはさらに多そうだ。
パナソニックのビューティ・パーソナルケア事業部 国内マーケティング部担当者によれば、同社の光美容器の機能の向上も、これに寄与している面があるのではないかと推測。2019年から男性のヒゲのケアができるようになっている他、2021年には太い毛にも効くハイパワー照射モードを搭載するなどのバージョンアップが図られているためだ。
またコロナ禍においては、家庭で手軽に使える美容器そのものへの関心が高まっている。2020年1月、そして2021年5月の脱毛サロンと家庭用光美容器市場を見ると、サロンはほぼ横ばいだが、家庭用光美容器市場は20代女性では211%、30代女性では182%と伸長。サロンに行かずともケアが行えることが評価されているようだ。
ぺこぱが絶賛した新モデル「ES-WP98」の歴史から見てみよう。
同機を擁する美容家電「光エステ」は、2009年に発売スタートし、家庭でムダ毛ケアができる家電として話題になった。先に書いたように、ヒゲやハイパワー照射モードが搭載されるなど、VIOゾーンを含む身体全体のムダ毛ケアができるように進化している。
新製品「ES-WP98」は、従来品と比較して20%パワーアップを果たしたという、ストロングライトシステムを搭載。肌に満遍なく光を届けることが可能になった。そして刺激を抑え、肌をやさしく効率的にケアできる「肌刺激カットフィルター」を採用。アタッチメントは広い面積を一気にケアするボディ・Vゾーン用と、照射幅を狭くした先細り形状のI・Oゾーン用を用意。粘膜部への照射リスクを低減させるために、アタッチメント幅を、女性のIゾーン幅より若干狭くするといった工夫もなされている。
それだけの機能を搭載しながら、使用方法はじつに簡単。ケアしたい部位のムダ毛をシェービングし、電源を入れてに、肌にあてると検知センサーでレベル確認ができる。そして後は、出力レベルと照射モードを選択し、肌に照射するだけだ。
筆者のようなはじめて利用する男性にも、非常にシンプルでわかりやすい。またこういった器具で光をパチッと当てた際には痛いこともあると聞いていたが、同機では痛みはなく気にならない。かすかなパチっとした感触があるぐらいだ。「ES-WP98」の体験会でぺこぱが「すこしあったかいくらいで痛くない」「肌がなめらかな感じでノーダメージ」とコメントしていた通りだ。
資料画像では、「ES-WP98」を2週間に1度のペースで2回使用した際の比較画像を見ると、女性のVゾーン、男性の足の太い毛ともに大きな効果が。3日に1回のペースでヒゲのケアをした男性も「ジョリジョリ感が減った」「ヒゲが目立ちにくくなった」という感想があるなど、多くの人が効果を実感しているようだ。
筆者は腕で3日に1回のペースで2週間ほど試してみたのだが、毛が細くなり、生えてくる本数が減ってきたように感じた。また毛が薄くなったせいか、肌を触るとマットでさらついた感触になったような気がした(使用期間が短期であるし、個人差もあるので、あくまで筆者の実感としての感想だ)。ぺこぱのシュウペイが「脱毛の経験がなくてもこれ1台あれば、自宅で安心安全にムダ毛ケアできる」というコメントはたしかに的を得ているのかも。
また「ES-WP98」以外にもボディ専用シェーバー「ボディフェリエ ES-WR61」と「ボディトリマー ER-GK81」も発売されている。いずれも価格はオープンだが、市場想定価格は光エステ ES-WP98が82500円前後、ボディフェリエ ES-WR61が6600円前後、ボディトリマー ER-GK81が13000円前後とのこと。
ひかり味噌「つける味噌 麻辣」「つける味噌 梅」は 色んな料理をかんたんに美味しく!
ひかり味噌株式会社から全国発売された「味噌屋のマスターブレンド つける味噌 麻辣」と味噌屋のマスターブレンド つける味噌 梅」が話題となっている。しびれる辛味の麻辣味と、梅味の味噌をベースにした万能調味料で、つけるだけで手料理や、市販惣菜の味を格段に上げると評判だ。
やさしくもシビ辛い「味噌屋のマスターブレンド つける味噌 麻辣」
「つける味噌 麻辣」を単体で味わってみるとコクのある奥深い味わい。豆板醤や花椒、赤唐辛子と、複数のスパイスや食材を組み合わせ、熟生感の強い米味噌を合わせた良い味わい。辛味、しびれはそこまで強くなく、全体的にはやさしい味わいとなっている。
ごまが入っており、その粒が食感のアクセントになっているだけではなく、味噌全体に香ばしさを加えている。豆板醤や花椒とあいまって実に香り高い。
「つける味噌 麻辣」のパッケージには餃子、焼き肉、唐揚げなどと合わせると良いと書いてあるので、まずは唐揚げで。エスニックな香りが油くささを抑え、その一方で辛味噌が肉にコクを与えてくれる。たしかに揚げ物などの油ものに合いそうだ。
唐揚げで下味がうまくつかなかった時や、いまいち味わいに乏しい時など、このつけ味噌は真価を発揮しそう。また唐揚げの量が多く味が単調になった時に、味変用に使うのにもピッタリだ。
餃子にもよく合う。餃子を味噌だれで食べる文化は川崎や神戸など各地にあり、味噌が餃子に合うのはよく知られている。「つける味噌 麻辣」を餃子に合わせると、辛味と風味を足してくれるので、ラー油なしでも十分に美味しい。また意外な働きとして、にんにくの強い味わいを抑えてくれるのもいい。
そしてここまで来たら、焼き肉は間違いないだろう。焼肉屋に行けば、卓上にコチュジャンが置いてあるように、焼き肉のアクセントに辛い味噌は合う。麻辣系の辛味が肉の脂くささを抑え、同時に味噌のコクを与えてくれるので、上等な肉はもちろん、安い肉に使うのも良いはず。
ちなみに筆者のおすすめは、アツアツご飯に「つける味噌 麻辣」を乗せて、それにタレにつけた焼き肉を合わせて食べる方法だ。辛味噌の味わいのついたご飯と、焼き肉の脂の旨味が最高の組み合わせになる。
「味噌屋のマスターブレンド つける味噌 梅」はすべての料理に合う!
「味噌屋のマスターブレンド つける味噌 梅」はひかり味噌社の『無添加 円熟こうじみそ』を使用し、味噌の甘味と梅の酸味を大切に、素材をバランスよくブレンド。かつお節を入れることで、さらに味わい深く仕上げたというもの。一般的なチューブの梅肉と食べ比べてみると、味噌が美味しく、甘みがつよく優しくやわらかい味わいだ。
パッケージには豚しゃぶ、ムニエル、ごはんなどに合わせることが記載されているので、さっそく豚しゃぶに合わせてみた。「つける味噌 梅」は味わいがやさしいので、豚肉にあうか心配だったが、まったくの杞憂。豚肉の甘みと味噌の甘みがあわさって、豚しゃぶを上品な味わいにランクアップさせてくれる。豚しゃぶはポン酢など、家庭ごとに味が固定化されがちなので、このつけ味噌があれば、家族も喜びそう。そしてこの梅味噌をつけた豚肉はご飯に合うことも付け加えておきたい。
もちろん生野菜にもよく合う。「つける味噌 梅」だけではなく「つける味噌 麻辣」でも試してみたが、どちらもいい。ベースの味噌がよい味噌を使っているおかげで、野菜の甘味をひきたててくれる。野菜が苦手な家族も、このつけ味噌なら「美味しい」と食べてくれそうだ。
冷奴にものせてみたが、これも美味しい。梅のさわやかな酸味が豆腐の甘みをひきたてている。夏の暑いさかり、食欲がない時に食べたら、きっと絶品だろう。まタコのつけ味噌は旨味もしっかり入っているので、しょうゆなしでも美味しく食べられた。
一般的に梅を合わせる食材なら、なんでも美味しくなるのがこの「つける味噌 梅」だと言って良いだろう。タコの刺身(ボイル)とあわせてみたがこれも絶品! タコの海臭さが消えて、じつに典雅な味わいだ。おにぎりの中に具材として入れてもきっと美味しいはず。
今回は「梅」も「麻辣」も商品名のとおり「つける」形で試してみたが、料理を作る際、コクを出したり、隠し味に使っても美味しいのは間違いない。なんにせよ、このつけ味噌があれば、どんな料理も楽しく頂けそうだ。
【参考】ひかり味噌株式会社 商品情報 https://www.hikarimiso.co.jp/masterblend/
不動産は買いどきなのか、買い時ではないのか? 全宅連・全宅保証協会が興味深いアンケート結果を発表
全宅連・全宅保証協会では、毎年9月23日を「不動産の日」と定め、消費者向けに、住居の居住志向及び購買等に関する意識調査を実施している。今回公表した、2021年9月23日~11月30日までに実施した調査結果(有効回答数2万3349件)を見ると、買い時について揺れている消費者の様子が見てとれる。
公益社団法人全国宅地建物取引業協会連合会(全宅連)および公益社団法人全国宅地建物取引業保証協会(全宅保証)が、9月23日の「不動産の日」にちなんで、住宅の居住志向および購買等に関するアンケート調査を実施。今現在、不動産が買い時なのかどうかという、人心を反映した興味深い内容となっている。
この調査は2021年9月23日~11月30日までに実施したもので、有効回答数は2万3349件。時期で言うと東京オリンピックはすでに終了しており、新型コロナウイルス感染者数の減少により、9月末からは緊急事態宣言の前面解除がなされている。
いわば新型コロナウィルス流行が収束するのではないかという、楽観的なイメージが漂いはじめてきた頃だ。
しかし「いま、不動産は買い時だと思いますか?」という質問に対して、「買い時だと思う」は10.5%で6.8pt減少となり、過去最低水準となっている。「買い時だと思わない」は25.6%でほぼ横ばいの0.1pt増加、「分からない」が63.9%で6.6pt増加という結果となり、買い時感の薄いムードが見て取れる。
買い時だと思う理由のトップは「住宅ローン減税など住宅取得の為の⽀援制度が充実しているから 」で41.4%。次いで「不動産価値が安定または上昇しそうだから」で25.4%。
一方、買い時だと思わない理由のトップは「不動産価値(価格)が下落しそうだから 」で28.8%となり、「自分の収入が不安定または減少しているから」が26.5%と続いている。
全体的に観れば、コロナ禍にともなう社会経済活動の不確実性の高まりを感じざるを得ない結果と言えるだろう。そして新型コロナウイルスによる住み替えについても見てみよう。
新型コロナウイルスによる影響で「既に住み替えた」 が2.8%、「住み替えを検討した」が5.2%で、あわせて8.0%が住み替えを実施または検討していると回答。
検討・実施した居住形態では「持ち家から持ち家(新築)」が25.2%と最も⾼く、次いで「賃貸から賃貸」が21.1%と続く。また「賃貸から賃貸」が2020年度⽐+3.3ptで昨年と⽐べて最も増加し、「賃貸から持ち家(新築)」が-3.3ptで減少が⼀番多かった。
コロナ禍という大きなうねりが住み替えの新しい動機となっていることがわかる。
現在の緊迫するウクライナ情勢下では、3月18日に日銀の黒田総裁が日本経済や物価への影響については「きわめて不確実性が高い」とコメント。「資源の大半を輸入に頼っているため、エネルギーや食料品などを中心に物価は当面、はっきり上昇する」との見通しを示している。
そのように不確実性を増す社会の中で、人々の不安は高まる一方、金利や不動産価格の予測が難しいのが現状だ。しかし誰も予測ができない世界の中でも、子供が生まれたり、老いたりといったライフステージの変化は待ったなしで起こっていく。それだけに住宅や不動産を買うかどうかはその人のモチベーション、理由があるかどうかが、一番重要と言えるだろう。
日産がEVオーナー向けラウンジでミシュランシェフのバーガー提供 その意外な狙いとは?
脱炭素を目指して全世界で電気自動車(EV)の普及が進んでいるが、日本は欧州や中国に比べて遅れをとっているのが現状だ。そんな中、日産自動車株式会社とNEXCO中日本が発表した、EVの普及に向けた啓発プロジェクト 「GREEN PASS(グリーン パス)」が注目を集めている。
このプロジェクトは東名高速道路・圏央道5カ所のSA/PAの全21店舗で展開される日産発のEVオーナー優遇サービス。
2月17日から3月16日までの期間限定で、東名高速海老名サービスエリア下り線内にて実施するもので、EVオーナーだけが利用できる「GREEN LOUNGE(グリーン ラウンジ)」を設置。EVオーナーに向けプレミアムな体験を提供することで、非EVオーナーに対してもその魅力を伝え、普及を後押しする狙いだ。
同ラウンジは日産のEVオーナーに限らず、全てのEVオーナーが利用できるほか、レンタカーでも利用可能。各メーカーが提供しているEV車の車両提携アプリなどを提示することで、利用資格の確認を行う。
このラウンジもサステナビリティを意識したものになっており、家具は全て再利用できるダンボールを使用。「やすらぐほど充電できる椅子」は、肘掛けに非接触の充電器があり、置くだけでスマートフォンなどを充電することができる。またこのラウンジへの給電は、接続したEV車「リーフ」から行っているという点もユニークだ。
そして、このラウンジ利用の目玉となるのが、ミシュラン一つ星レストラン「sio」オーナーシェフ鳥羽周作氏が監修する「グリーン・ラウンジ・バーガー」の無料提供だろう。
使われているのは牛肉、トマト、レタス、りんご、根セロリなど、一見なんということはない食材だが、いずれも気候変動で生産量の減少が危惧されている、いわば「絶滅危惧種バーガー」。味を楽しむだけではなく、サステナビリティについて意識を向けるきっかけ作りの役割も果たしている。またクラフトジンジャーエールも合わせて無料提供される。
(とはいえ、食べてみるとさすが鳥羽シェフ監修の逸品! パテのジューシーかつスモーキーさと、野菜のフレッシュな味わいの妙に驚いてしまう。美味しすぎるのが少々問題か!?)
さらにEVオーナーに対して「GREEN COUPON(グリーンクーポン)」の提供も行われる。各メーカーのEVアプリを提示することで、海老名SA下り線、厚木PA内外、足柄SA上下線の5施設にある飲食店21店舗において、ドリンク1杯を無料でもらうことができる。
また、神奈川・横浜市の日産グルーバル本社で行われた「グリーンパス」の発表会と「グリーンラウンジ」のオープニングセレモニーには、女優の黒谷友香(46)が出席。
彼女自身、友人の1人が日産のEV車「リーフ」を購入したそうで、「一緒に日産の販売所で充電しに行ったりして、とても未来を感じました。私もEVを購入したいと思っていますし、自宅に充電設備を付ける予定もあります。友人たちにも充電しに来てもらえたらいいなと」と語った。
自動車会社各社が、ユーザーにとってEVを選ぶことが価値あることだと、いまだ十分に提示できていない中、日産のこのプロジェクトは大きな関心を集めそうだ。
<参照>
公式サイト https://ev2.nissan.co.jp/EV/GREENPASS/
引退後のお雛様たちが鳥取県に移住したわけとは? ユニーク展示「福よせ雛プロジェクト」が面白い
新橋のアンテナショップ「とっとり・おかやま新橋館」で開催されている「福よせ雛プロジェクト」が大きな話題を集めている。
「福よせ雛プロジェクト」は家庭での役割を終えた飾られなくなった雛人形を集め、新しい披露の場所を与えるという取り組みだ。
2009年から名古屋在住の主婦を中心に企画され、今年で12回目を迎える。今では愛知県、鳥取県をはじめ全国で開催されるようになっており、これまでに集まった雛人形は約12万体。全国各地から集まった雛人形たちが、“第二の人生”というにふさわしい、遊びのあるユニークな姿で展示されることから、インターネットやSNS上でも話題を呼んできた。
その開催会場の一つが、鳥取県×岡山県のアンテナショップ「とっとり・おかやま新橋館」だ。
2階の「ビストロカフェ ももてなし家」に向かう階段から雛人形たちがお出迎え。カフェでは、店長の名札をつけたお雛様や、実物と同じ内容のメニューをみているお雛様などが展示されており、見ているだけで微笑ましい。
また、プロジェクトに参加する各会場のイチオシ雛から一番の人気者を選ぶ「福よせ雛あなたが一番選手権」のポスターも貼られている。インスタグラムの公式アカウント(@fukuyosehina)や貼られているQRコードから、投票することができる。
思わず楽しくなってしまうのは、この展示だけではなく、鳥取県が福よせ雛に取り組んだきっかけだ。
このプロジェクトに賛同し、2019年から開催地のひとつとなったのが鳥取県の日野町。同町では過疎化解決の糸口をつかめずにいたが、「いっそ人口が増えないなら、お雛様に移住してもらっては?」と発案。これを『人口補完計画』と題し、各地から雛人形の「移住」を受け入れ、全国初となる「おひな様住民票」を交付するという、ユニークな町おこしをスタートさせた。それが好評を呼び、今回の東京での展示へとつながったのである。
そして雛人形の展示以外に、オリジナルスイーツを楽しめる。2階にある「ももてなし家」では期間限定でひな祭りをテーマとした「いちごミルクパイ」980円(税込 ※前日までに要予約)を提供。
鳥取県の民俗行事「もちがせの流しびな」をイメージしたパイの上に、同県オリジナル品種のいちご「とっておき」を雛人形に見立て、飾り付けているボリュームのある逸品だ。パイ生地の中には、「とっておき」と大山牛乳で作ったフレッシュなペーストがぎっしり詰まっており、シェアしても満足できる分量だ。
地味に見られがちだが、鳥取県は東京からたった80分と意外にも近く、多くの温泉地を抱え、松葉がに、鳥取和牛、星空米などのオリジナルグルメがあるなど、非常に魅力的な土地。大勢のお雛様たちの移住は、そんな同県の魅力をとっくに知っているからだったりして。
(イベント詳細)
イベント名:「福よせ雛 はじめての上京 in とっとり・おかやま新橋館」
日時:2022年2月15日(火)~3月3日(木)
場所:とっとり・おかやま新橋館
住所:東京都港区新橋1-11-7 新橋センタープレイス 1階/2階
公開時間:2階メイン会場11:00〜20:00(1階ショップは10:00〜)
入場料金:無料
コロナ禍で女性の多く運動不足に、増える宅トレ需要 スザンヌのオリジナルブランドも
長引くコロナ禍の中、運動不足を感じる女性が増えていることが、スポーツ庁の調査により明らかになった。
スポーツ庁の「令和2年度スポーツの実施状況等に関する世論調査」によれば、仕事、家事、育児などによる時間の制約により運動不足を感じている女性は全体の82.6%にのぼる。
厚生労働省の調査からも、コロナ禍において家事や子育てによる女性の負担が増加傾向にあることがわかっており、多くの女性たちにとって運動機会の確保が困難になっている状況だ。
スザンヌの宅トレグッズも話題に
そんな中、ニーズが急増しているのが自宅での運動、いわゆる“宅トレ”だ。
株式会社東急スポーツオアシスによれば、自宅で気軽に運動を楽しめるプロダクトやサービスの売上が前年比2倍になっているという。そんな時代背景から同社では、宅トレ向けの美容と健康維持に向けた商品開発を進めており、タレントのタレントのスザンヌをプロデューサーに迎えたブランド「スザトレ」を開発。大きな話題になっている。
スザンヌがプロデュースしたのは、オリジナルデザインの「スザトレステッパー」「ビタミンボール」「スザトレクッション」の3アイテム。いずれもデザイン提案に試作品のチェック・改善、ブランド名に至るまでスザンヌ本人が関わり決定したという。
「自信があるアイテムじゃないと世間に出したくなかった」と本人が語っているように、家に置いてあってもその場に馴染むような洗練されたデザインとなっている。
「スザトレステッパー」は木目調のデザインとなっており、ウエスト周りの筋トレ(ツイストモード)と有酸素運動(エアロモード)の2WAY切り替えが可能。集合住宅でも使い易いように、静音設計となっているという。
ユニークな見た目の「ビタミンボール」は、筋膜リリース効果を利用して、気になる部位に当てることで最大3,500回/分のパワフルな振動が筋肉を緩める。
「スザトレクッション」も、フィットネス用とは思えない自宅空間に馴染みやすいデザインだ。特徴的なカーブとゴムの負荷を持たせることで、自宅でストレッチとトレーニングができるようになっており、骨盤や背中にフィットし、運動慣れしていなくても簡単に使用できるという。
そんなグッズをプロデュースした本人もダイエットに勤しんでおり、1月28日のブログでは「手首ほっそり嬉しい!」というタイトルを投稿。「正月太りから合わせると(ずるっ)」と前置きしつつ「4キロくらい痩せた」と報告。そんな成果もあり、同グッズに注目が集まっているようだ。
(参考)
スザトレEC shop https://shop.sportsoasis.co.jp/shopbrand/ct243/
幻のスイーツ「ミスターチーズケーキ」のアイスクリームが登場 セブン-イレブンのコラボ商品が大きな話題に
「Mr. CHEESECAKE(ミスターチーズケーキ)」といえば、販売するのは毎週土日の週2日間、発売時刻と同時にアクセスが殺到するという幻のスイーツ。そんな通称“ミスチ”がセブン-イレブンとコラボレーションした「ミスターチーズケーキ アイスクリーム」が、1月18日(火)より販売され、大きな話題になっている。
本物に近い味わいを再現
「Mr. CHEESECAKE(ミスターチーズケーキ)」は、2018年よりスタートしたスイーツブランド。国内外で活躍した田村浩二シェフが趣味で作っていたチーズケーキをSNSに載せたところ、大きな反響があったことからチーズケーキ作りをスタート。
その人気の秘訣は、ベイクド&レアチーズケーキの“いいとこどり”した独自の食感にある。小麦粉を使わず、 湯煎焼きをすることで、上はしっかりとしたベイクされ、下はなめらかなレアチーズケーキと、一度に二つの食感を楽しめる。冷凍、半解凍、全解凍など温度によって変化する、味わいと香りを楽しめるのもポイントだ。
2020年に販売された際も大きな話題となり、今回は待望の再販売。反響の理由は、ミスチの魅力をそのままに、アイスクリームになっているからだ。
田村浩二シェフにが監修し本物に近い味わいを再現しており、クリームチーズ、サワークリーム(殺菌)、発酵乳(殺菌)、生クリームなど、実際の Mr. CHEESECAKEに使われる原材料をイメージしてアイスを構成。また、サワークリーム(殺菌)と発酵乳(殺菌)を使用することで、濃厚なチーズの味わいに、独特の酸味と風味をプラスしている。
またアイスの中にはザクッとした食感のクッキーをミックスすることで、本家とは異なった魅力を引き出しているという。
溶け具合で異なる味を楽しめる
近隣のセブンイレブンで探したが、すでに品薄になっているのか、なかなか見つけられなかったが、どうにか入手。持って帰ったアイスクリームのふたを開けてみると、レモンと乳製品のあいまった爽やかで甘い、上品な香りが漂う。ミニマルなパッケージにもよく似合う。
口に入れるとレモンの酸味をすっきりと感じる一方、溶けていくアイスクリームはこっくりと濃厚。一見相反する味わいと口当たりが感動的だ。そしてレモンの酸味が抜けた後、ゆっくりと感じる甘さは実に品がある。
本家のミスチはベイクド&レアチーズケーキの2つを同時に味わえる楽しさがあるが、こちらのアイスクリームも時間が経つことで、まるで2つの異なるアイスクリームを食べるような楽しみ方ができる。
少し時間をおいてアイスが溶けてくると、濃厚なクリーム感を前面に感じる味わいへと変化する。レモンの酸味はおだやかに感じるようになり、チーズとクリームの乳製品そのものの甘さ、コクを堪能できる。また、中には細かくクラッシュしたクッキーが入っており、これもいいアクセント。
そんな爽やかさと濃厚さを同時に味わえるこのアイスクリーム、寒い季節の中、暖かくした部屋で食べると絶品の一言。これまでと同じく、今回も数量限定で販売するため、 以前食べられなかった人も、売り切れる前にぜひお試しを。
ミスターチーズケーキ アイスクリーム
■発売日:2022年1月18日(火)~順次
■価格:¥270+税
■販売店舗:全国のセブン‐イレブン店舗(※一部では取り扱いのない場合も)
気鋭の映像作家・植野有子氏が シンガーソングライター・MACHI AKARIのワールドデビューMVを制作! 半密着レポート #04
AKRM(仮)とはMACHI AKARI(町あかり)だった!
英詩曲[DEAD IN A HUNDRED YEARS]でワールドワイドデビュー、今回のMVを制作した国内キャリア10年を超えるシンガーソングライター・AKRM(仮)とは、「もぐらたたきのような人」をきっかけに石野卓球・ヒャダイン等も一目置くコンポーザー&シンガーのMACHI AKARI(町あかり)のことだった。今回、なぜ、いわば“匿名”でのレポートからプロジェクトをスタートさせたのか。真意をMACHI AKARIに聞いた。
「今回初めて海外に向けて楽曲を発表するということで、“覚悟”を表したかったのね。歌舞伎役者が鏡の前でメイクをしていく中で、気持ちを高めていくような…、そんなイメージかしら」
日本語に訳した場合のタイトルは[100年後死んでる]。映画[男はつらいよ]の寅さんのせりふにヒントを得たという歌詞の大意とは。
「今生きているみんな、100年後にはほとんど死んでるでしょ。人生って本当に短い。だから失敗したっていい、とにかく悔いのないように生きたいわよね。そんな想いを込めたの」
日本国内向け(日本語)でのリリースは、現在のところ考えていないという。
「今は予定していないわ。とにかくこの英語バージョンを世界中の人々に聴いてもらえるように拡めていくわ。そして植野監督による渾身のMVを、一人でも多くの方に楽しんでほしいわね」
MV(フルバージョン)は、1月21日から公開予定だ。
[DEAD IN A HUNDRED YEARS]
MACHI AKARI
3歳児とか小中学生とか、まだ映像作家になっていない人が刺激を受けてくれたら嬉しい(植野有子監督)
文字通り“渾身”の作品を仕上げた植野有子監督。“個人的な嗜好の強さ”が藤原拓海プロデューサーの起用理由だった(レポート#01参照)。果たしてその嗜好とはいかなるものなのか。改めてプロフィールを聞いた。
──影響を受けた映像作家は?
「ラース・フォン・トリアーやホドロフスキーでしょうか。ラース・フォン・トリアーの映像は、私の中では反比例のグラフです。そこにたくさんヒントが詰まっていて、たまに見直すと、自分が模索している映像の遥か上をいく別解があったりします。
ホドロフスキーは、大学時代に女子会と称して友人宅に集まって観た[ホーリー・マウンテン]が出会いでした。それまでは『人によってはきわどいけど、自分は好き』というものを隠して生きてきました。が、[ホーリー・マウンテン]をみんなで観て、友人が『画面がめちゃくちゃかっこいい』と言っているのを聞いて、崩壊しました(おそらくその年、女子会で [ホーリー・マウンテン]を観ていいねとか言ってたのは私たちだけだと思います)。その体験は、自分の中で何かが解き放たれていくきっかけになったと思います。
日本人だと、一人挙げるとしたら山口保幸監督ですかね。ゆらゆら帝国のMVは100回以上観ています。サカナクションの[ユリイカ]も同じか、それ以上です。楽曲のその先を見せるアイデアが昇華していく映像に憧れます」
──ほぼひとりで編集・仕上げを行ったMVが、国外・国内で広く観られることに関して、思うところは?
「あまり実感が湧きませんが…現時点での自分の実力や内面、人としての至らなさなど、すべてが丸見えで恥ずかしいです。頭では分かっていると思っていましたが、実際ほんとうに恥ずかしくて、びっくりしました。でも、試写で町さんに『山がかわいい』と言ってもらえたので良かったです」
──このMVを観て欲しい映像作家や(音楽)アーティストは?
「『この監督/このアーティストに見て欲しい!』というのは、特にありません。強いて言うならば、まだ映像作家になっていない人が刺激を受けてくれたら嬉しいです。3歳児とか、小中学生とか。『こんなのを作っている人もいるんだ』と安心してくれてもいいです。個人的には、2年後くらいに私の他の作品を見た人が『植野はこういうものを撮りたいというところからスタートしていたのか』と、再発見してもらえたらいいなと思います」
──映像作家としての「夢」「野望」は?
「自分が最高だと思うものを作りたいです。それは『この音楽に対してこの映像…正解!そして、このぶっ飛んだ発想は自分にしかできない!』と思えるものです。私は一人では映像を作れません。欠陥もたくさんある人間です。なので、周りの人たちに見放されずに作品を作り続けられれば、他に何もいらないです」
──具体的な作品のイメージについて。
「トム・ヨークとポール・トーマス・アンダーソンの[ANIMA]のようなショートムービーを撮りたいです。ダニエル・シュミットが撮った大野一雄さんの映像も素晴らしいですね…。ダンサー・コレオグラファーのTAKAHIROさんのダンスが大好きなので、おじいちゃんになったTAKAHIRO先生を、いつか撮らせていただきたいなと密かに思っています。機会が頂けたら、アニメのオープニングやエンディングも作りたいです。2Dと実写との境目での表現を模索しているので、その先にチャンスがあればいいなと思っています」
もし、町あかりの楽曲でMVを撮影するとしたら……
では、もし、町あかりの楽曲でMVを撮影するとしたら?
「楽曲次第ですので現時点ではなんとも言えませんが、別の手法・表現もトライしたいです。例えば、MVとして“音に合わせた漫才の動きリミックス映像”を作るというのはどうでしょう。漫才師は動きだけでもプロフェッショナルで魅力的です。また、それぞれの面白いリズムがあるので、それを音楽に合わせて劇的に表現できたら面白そうだなと思います。いま町さんのMVとして制作するなら…と考えると、昭和のいるこいるさんの漫才が思い浮かびました」(植野監督)
藤原プロデューサーもこう語る。
「今回の楽曲の流れを汲んだ新曲や、過去にお出しになられた楽曲の英語バージョンなど、機会がございましたら、植野監督と共にまた新たにトライさせて頂けたらありがたく思っております」
2021年の10月〜12月に行った、国内向け新アルバム制作に向けてのクラウドファウンディングでは、想定以上の協力を集めたという町あかり。再び藤原プロデューサー・植野監督の布陣によるMVが制作されることを大いに期待したい。[了]
[DEAD IN A HUNDRED YEARS]
MACHI AKARI
https://youtu.be/JFTEQjNB6OA (*MV)
https://inpartmaint.lnk.to/3PK8JM (*販売サイト)
[参考]
レポート#1 https://mogumogunews.com/2021/10/topic_34008/
レポート#2 https://mogumogunews.com/2021/12/topic_34070/
レポート#3 https://mogumogunews.com/2021/12/topic_34085/
植野有子監督オフィシャルサイト https://uenodir.wixsite.com/official
株式会社TYO https://tyo.co.jp
町あかりオフィシャルサイト https://mcakr.com