東京・渋谷に、なんと生ビール1杯190円と破格の居酒屋『3・6・5酒場』がオープンした。アツアツの鉄鍋餃子と毎日20食限定の鉄板焼きそばが自慢の大衆居酒屋で、コンセプトは「365日毎日行きたくなる」居酒屋だという。昭和レトロなイメージで、落ち着く雰囲気の「3・6・5酒場」に、さっそく突撃取材を敢行した!
まさに「毎日がエブリデイ」の大衆居酒屋なのだ!
東京・渋谷のタワーレコード手前にオープンした『3・6・5酒場渋谷本店』(渋谷区神南2-20-11 皆川ビル2F・営業時間 12:00~24:00(L.Oは23:20))は、株式会社コロワイドMD(横浜市西区)が新業態として展開する大衆居酒屋チェーン。店名の「3・6・5」は365日の意味で、毎日訪れたくなる大衆居酒屋を目指してネーミングされたという。
「3・6・5酒場」の名物は、丸い鉄鍋に円状に敷き詰められたアツアツの「鉄鍋餃子」。カリッとした食感の皮に、キャベツやニラ、豚肉などを細かく刻んだ餡が包まれたジューシーな味わいの餃子だ。
名物は「鉄鍋餃子」だけではない。もうひとつの名物は「鉄板焼きそば」で、中でも「ぼっかけ焼きそば」は神戸のご当地焼きそばとして有名な“ぼっかけ”(牛スジとコンニャクの煮込み)をかけてある商品。牛スジの旨味とソースの味わいに加え、ネギの風味が麺に絡んで、思わず何度でも食べたくなる飽きのこない味だ。
鉄鍋餃子と鉄板焼そばという“両エース”を頼んだら、これはもうビールは欠かせない。なんと「3・6・5酒場」では、生ビールを1杯190円で飲めるというから驚きだ。これは確かに毎日でも訪れたくなる大衆居酒屋というのも頷ける。
そろそろアルコールも回ってきて、取材を忘れて「3・6・5酒場」の料理を楽しむことにしよう!
けっこう満足できるくらい飲んで食べても、この「3・6・5酒場」の客単価は1,700円ほどだとか。サラリーマンのおとうさんなら、ランチを少し切り詰めれば、毎日でも通えるのではないだろうか。
と、そこへコロワイドMDの総括部長・橋澤順さんがいらっしゃったので、テーブルに招いてお話を伺った。
“安い・旨い・早い”をモットーに若者を取り込む「ネオ大衆酒場」
店の雰囲気は昭和テーストで、店内には提灯が吊り下げられている。これは中年のサラリーマンをターゲットにした大衆居酒屋なのだろうと記者は思っていた。ところが橋澤さんは「いえ、渋谷という場所柄や1,700円ほどの客単価で、ターゲットは20代半ば~30代半ばの若い人をターゲットに店舗展開していく予定です」と言う。今の若い人は大衆酒場に抵抗がなく、むしろ昭和レトロに興味を示す人が多いのだそうだ。
名物の2品については「餃子と焼きそばって、みんな絶対に好きなラインナップじゃないですか(笑)。特に今は“鉄鍋餃子”が流行なので、これを名物にしようと考えました」と説明してくれた。
なくなり次第終了! 餃子1皿無料と生ビール1杯19円サービス!
なんとオープン記念限定のキャンペーンとして、1000名限定で鉄鍋餃子が1皿(10個)無料(1組2名に1皿まで)と、1000杯限定の生ビール1杯19円のサービスを実施中。これは赤字覚悟の出血大サービスだ! 今すぐ渋谷に急げ!
また、同じくオープン記念キャンペーンとして、クラウドファンディングサイト「Makuake」を利用したサービスを展開中。「1年間 鉄鍋餃子・生ビール食べ放題・飲み放題」の定額会員になれるプロジェクトで、投資金額に応じてさまざまなサービスが用意されているので、これも要チェックだ。なお、申し込みは2018年2月いっぱいなので、これも早めにチェックしよう。
「3・6・5酒場」の今後の展開については、まず3月末までに渋谷にもう1店舗をオープン。その後、業容を見ながら10~15店舗ほどの展開を予定しているという。おもに首都圏の大きなターミナル駅前の繁華街などを中心に出店を計画しており、新宿や池袋、横浜、大宮、柏などが候補となっているようだ。近くにオープンしたら、ぜひ毎日立ち寄りたくなる大衆居酒屋だ。