うほっ!男性、睡眠中に服が発火 起きたら服90%消失

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ロードアイランドに住む35歳の料理人、アンドリュー・ドナルドソンさんは、寝ている間に服が「自然発火」してしまい、持っていた衣類の90%を失いました。ネット上では「…じゃあアンドリューはパンツに靴下だけで外出するはめに?」「いや、シャツだけで下は丸出しでは…うほっ」を筆頭に、不謹慎なコメントが溢れかえりました。

では、この奇妙な事件はなぜ起きたのでしょうか。ドナルドソンさんは、アパートの洗濯室で洗濯と畳みを済ませた後、夜遅くに就寝。しかし、午前4時に目が覚めたとき、目にしみるような煙を感じて、洗濯物の入ったバスケットが燃えているのを発見しました。

こうした「奇妙な火事」は、乾燥機から取り出したばかりの非常に熱い洗濯物を冷やす間もなく積み重ねた場合に発生することがあります。特に、洗濯物に油やグリースが染み付いていた場合、その危険性はさらに高まります。

火災の原因を特定する専門家アンドリュー・アームストロング氏は、「服に植物油が含まれている可能性がある場合、それを熱いまま積み重ねると、その熱が保持されます。温度が上昇すると化学反応が加速し、やがて火事や煙がくすぶる状態になり、それが一気に炎に変わることがあります」と説明しています。

幸いにもドナルドソンさんは、燃え上がったバスケットを外に持ち出して大事には至りませんでしたが、指に火傷を負い、ほとんどの衣類を失ってしまいました。

ニュースウィークによると、ドナルドソンさんは燃えた洗濯物の写真をRedditに共有し、燃えていた衣類の一部が「プラスチックのように指にくっついた」と明かしています。

イギリスの健康安全執行部(HSE)によれば、洗濯物が不適切な素材で構成され、油や脂肪、グリースなどの可燃性物質で汚染されていると、高温の乾燥機にかけられた際に自然発火することがあります。

また、Work Safe BCによれば、熱い洗濯物を密に積み重ねると、特に可燃性のバスケットに保管したり、直射日光が当たる暑い場所に置いたりした場合に発火する可能性が高まります。

自然発火による火事は珍しいものですが、洗濯物の取り扱いには注意が必要です。次回、乾燥機から洗濯物を取り出す際には、しっかり冷まし、適切に保管するように心がけましょう。

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