究極の駄菓子・ソースカツパンがヤバい美味さ!!! 30円のソースカツをパンにはさんだ商品に、魔性の魅力

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30円ぐらいの駄菓子・ソースカツをパンにはさむって、すごい発想。
30円ぐらいの駄菓子・ソースカツをパンにはさむって、すごい発想。

子どものころに駄菓子屋さんでよく食べた「ビッグカツ」などのブランドでおなじみのソースカツ。30円程度で販売されており、魚肉のすり身を揚げ、ソースをかけただけのシンプルな味付けだが、あの薄っぺらさを見ると、また食べたいとノスタルジックな気分に浸る人も多いのでは。

実は、そんなソースカツをパンの間に挟んだというパンを都内、JR秋葉原駅構内の食品自動販売機で100円にて発見。だがちょっと待て、駄菓子をパンにはさむなって、なんか変。要はうまい棒やよっちゃんイカをパンにはさむのと同じぐらい、“オーマイコンブ”な発想だ。究極の駄菓子、それとも駄駄菓子なのか実食調査!

■秘伝のタレが興味をそそる

その名も「ソースカツパン」(酵母工業有限会社)。そっけないほどのネーミングだが、秘伝のタレ仕込みという宣伝文句が妙に興味をそそる。成分を見てみると、ソースカツ部分はやっぱり魚肉。けっして肉などではない。駄菓子としてのソースカツを使用している点はむしろ評価に値する。

見た目はさえない。
見た目はさえない。

■イタリア原産の酵母を使用

一見、何の変哲もないパンに見えるが、切ってみると中にはソースカツがギュッとはさまっている。どんな味かとパンを口にしてみると、ほのかな甘みが口いっぱいに広がる。

「イタリア北部地方にのみ生息し、ヨーロッパアルプスの麓で育くまれたパネトーネ酵母」(パッケージの記載より)にパンの甘みを引き立たせる効果があるらしい。

中身はこんなん。
中身はこんなん。

■やっぱり究極の駄菓子だった!

そしてソースカツとともに噛みしめていくと、口の中の水分がどんどんと吸い込まれる感じ。その乾ききった口の中には、パンの甘み、ソースカツのパン粉と魚肉の甘みが、粉っぽく残る。それ自体が未知の体験であり、ふつうの料理や菓子では味わえないという意味では、駄菓子なのだ!

中心の駄菓子ソースカツはパンまでも、駄菓子サイドに引き込む魔力がある。そして我々はまんまとそれに惹かれてしまうのだ。

製造会社の通販サイト(12個入りで1540円、税込み・送料別)でも購入できるので、興味ある方はぜひご賞味あれ。

文/もぐもぐ編集部