KFCが食べられるコーヒーカップ開発 コーヒー飲んだ後はスイーツとしてムシャムシャ!

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©KFC
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食べられるコーヒーカップ「Scoffee Cup」が、英国のケンタッキーフライドチキン(KFC)で、この夏お目見えする。アイスクリームのコーンのように、中身を食べ終わったら、器そのものを食べることができるのだ。

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■ビスケット製だが溶けない

このカップは、ビスケットで大枠が作られており、シュガーペーパー ホワイトチョコレートなどでコーティングされてある。カーネルおじさんの顔までプリントされており、見た目は一般的な紙製のものと変わらない。

だが、熱々のコーヒーをそそいでも決してふやけたりすることはなく、飲み切るまではただのカップとして機能する。が、飲み終わった後にはカップをぼりぼり、するとほの甘くて、クリスピーな食感を楽しめるのだ。

コーティングされているホワイトチョコレートの層が溶ければ、ビスケットは口の中で少しずつ柔らかくなるという。

©KFC
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■食べられるカップは香りも極上

このカップを開発したのはロビン・コレクティブ社。同社のスポークスマンによれば、食べて美味しいだけでなく、香りもいいのだという。

しかも3種類のタイプがあって、ココナッツ系(あたたかい天気)、ミント系、フラワー系などがある。それぞれが、暖かい陽気、太陽、夏の休日などを想起させるような、いい香りだとか。

■チキンを頼まない人が続出か?

このカップはKFCシアトルズベストコーヒー店の出店を記念したもので、今年の夏にリリース予定とのこと。ちなみに注がれるコーヒーは、フェアトレード商品である極上のアラビカコーヒー。

試食した関係者によれば「Scoffee Cup」はかなり美味しいらしく、食べ物の注文が減るのではないかとの危惧もあるとか。そう聞くとますます食べてみたい!

文/高野景子