米ニューハンプシャー州の警察官が、マクドナルドで生のパテを挟んだハンバーガーを提供され、それが故意であったと激怒している。
Dailymailが報じるところによると、この警察官Rob Moore氏はある日の夜間勤務中、その時間帯に付近で開いている唯一のファストフード店であるマクドナルドでダブルクォーターパンダーチーズを注文したのだという。
ほどなく手渡された商品にかぶりつくと、彼は挟まれたパテが生焼けであることに気がついた。そして帰宅後激しい吐き気におそわれ、一晩中嘔吐に苦しむこととなったのだそうだ。
この生肉バーガーを注文した時、勤務中だったMoore氏が警察官の制服を着ていたこと、そして警察に恨みを持つ人が多いこと、さらに「事件」が起こった時間帯、店はガラガラで忙しさからうっかり調理を忘れるというのはあり得ないということ。これらのことから、彼はこの店員が意図的に生のままのパテを挟んだに違いない、と主張している。
「日本でも不衛生な牛ユッケを食べて死亡者が出るほどの食中毒が出ているのでご存知でしょうが、生肉を食べるのは非常に危険です。ましてや焼くことを前提としたミンチ肉を生で食べるのはかなりのリスクといえるでしょう。意図的なのかどうかは分かりませんが、この警官も災難でしたね。この程度で済んだのは不幸中の幸いといえるかもしれません」(業界紙記者)
この問題について、米マクドナルドは現在調査中とのこと。意図的であったら悪質、そうでなかったとしたら危なっかしくて安心して利用できない、どちらに転がってもマクドナルドへの批判は免れないだろう。
参照元:MailOnline
※写真はWikipediaより
(文/林田卓夫)