年間アーカイブ 2019
freee上場後3日で株価は1.5倍超、時価総額1500億円に クラウド会計ソフトは、税制改正、社会的転換など伸びしろ大きい
クラウド会計ソフトを提供するfreee株式会社が12月17日、東証マザーズに上場し、多くの投資家の注目を集めている。公開価格は2000円だが、12月20日時点の終値では3220円、時価総額約1500億円となっている。
また今回話題を呼んだのは、株式公開が海外の投資家に対しても売出しを行うグローバルIPO(国内SaaS企業としては初)だったということ。海外比率は7割に及んでいる。その理由は北米を中心とした機関投資家はSaaSをよく理解しており、関心が高かったためで、「ディスカッションを重ねる中で、良いパートナーシップ関係を築けるという判断した」という。
freee社は、クラウド会計ソフト(ERP)がメインのプロダクトで、サブスクリプションタイプのビジネスモデルとなっている。また同社のプロダクトが単なる会計ソフトと異なっているのは、請求書発行や請求への支払いなど、企業が行わなければいけない様々な会計周りの業務を支援する機能を持っているところ。
freeeの直近の業績を見てみると、営業損失28億3000万円。2020年7-6月期も、28億7600万円の赤字を見込でんいる。だが、現時点ではこれだけ“評価”されているわけだ。それもそのはず、その伸びしろは大きい。
同社の発表によれば、クラウド会計ソフトの中で55%という圧倒的なシェアを持っている。国内の市場を見渡すと、54%の企業が何らかの会計ソフトを使っていて、クラウド会計ソフトの利用者はまだ14.5%程度。また設立1年以内の若い法人が多いという。
社会的な背景として、労働人口の減少、最低賃金の上昇、働き方改革により残業ができないといった環境により、業務の自動化が求められていることや、副業の増加などがあり、今後ますます会計ソフトへの需要は高まると見られている。
そして税制改正での適格請求書等保存方式(インボイス制度)が採用されるにあたり、請求書等のフォーマットの変更、保存方法の変更、消費税の計算方法の変更などが実施される。一方で電子化すれば紙での保存が不要になるなど、政府側による会計ソフト等のクラウド化の支援があることから、数多くの「追い風が吹いている」(同社・佐々木大輔CEO)という。
上場で得た100億円超える資金
今回上場で得た100億円超える資金は「クラウドERPの開発」「中小企業の皆さまに使ってもらうための営業、マーケティング」に使っていくという。
そしてfreee社は、「アイデアやスキルがあれば誰でもビジネスを強くスマートにできるプラットフォーム」にするための、今後のビジョンについても発表。1段階目は取引プラットフォームを利用した、社外も含めた効率化、自動化を実現。会計と人事労務を中心に業務効率化と経営の可視化の提供を目指し、それを社外にも広げる。
2段階目では、アプリストアや会計事務所とのやりとりなどをアプリ上で行なえるようにする。3段階目には、ユーザーが銀行から融資を受ける際に、freeeのデータから受けられる融資の目安を提示するといったデータサービスを展開するという。
このビジョンに対して佐々木CEOは、「本業さえ取り組んでいれば誰でもビジネスを成長させられる、そんなプラットフォームを目指す」と語った。
福山雅治もメロメロ「横濱スパヒルズ 竜泉寺の湯」は超ラグジュアリーなスーパー銭湯 豪華な施設で心の底から癒された!
「竜泉寺の湯 鶴ヶ峰店」は、神奈川・横浜方面では規模、設備、人気ともにトップクラスのスーパー銭湯。元々人気を誇っていた同店だが名前も「横濱スパヒルズ 竜泉寺の湯」(通称 横スパ)とあらため、大規模リニューアルをしたことで、さらなる評判を呼んでいる。一体どのように変わったのか。
ワンランク上のスーパー銭湯
「竜泉寺の湯」を知らない人のためにこの“スーパ銭湯の老舗名門”として知られる同グループについて説明しておこう。1989年に日本ではじめて「スーパー銭湯」と名付けた温浴施設を名古屋に開業、2000年には全国で初めて温浴施設に「炭酸泉」を導入するなど、スーパー銭湯の歴史を牽引してきたといっても過言ではない。それだけに今回のリニューアルには、業界のトップランナーらしい大規模なものとなっている。
同店によれば、「地域の人たちにワンランク上の癒しを提供したい」との思いから、約3ヶ月をかけて全面的な改装を行ったという。その結果、「スパヒルズ」と言うにふさわしいラグジュアリーな施設へと変貌を遂げた。
風呂は「湯めぐりをしたくなる」をコンセプトにしており、天然温泉や炭酸泉、サウナなど全15種類。「うたた寝炭酸泉」、「虹色炭酸泉」、「泡の湯」、「美泡の壺」などが増設された。
また岩盤浴エリアには、オシャレかつ居心地の良い癒しの空間「Forest villa」を新設。後述するが、六本木“ヒルズ”などの会員制図書館のような素晴らしい空間となっている。他にも、100畳の無料休憩エリア、全身もみほぐし、アカスリ、エステなどのリラクゼーションも充実している。
今回のリニューアルに関しては系列店の中でも人気が高かったものを厳選しており、言わばいいとこ取りだ。それだけに今回のリニューアルはネット上でも多く検索されており、その期待の高さが伺える。
竜泉寺の湯のForest villaは最高のリラックススポット!
「Forest villa(フォレスト ヴィラ)」はゆっくりと身体と心を癒やすこともできるだけではなく、カップルや友達と楽しく過ごしたり、仕事をしたり、様々な楽しみ方ができるようになっている。1流ホテルのラウンジのような雰囲気の中、おしゃれなカウチソファが並べられており、漫画・コミック、雑誌、ビジネス書、写真集などの1万冊以上の蔵書をそこで自由に読むことができる。
カップルにおすすめしたいのは、半個室型2段BOX「ログシェルター」。穏やかで安心できる空間の中、彼女や彼氏とおこもりができる。また中にはUSBやコンセントなども用意されており充電もバッチリ。
そして素晴らしいのは「コワーキングスペース」。Free Wi-Fiやコンセントが完備されており、PCを開いてバリバリ仕事をすることができる。また岩盤浴施設の一つ「インハレーションルーム」では人気インストラクターによるワンコイン「ホットヨガ」が開催される。
このように「Forest villa」多様な楽しみ方ができるようになっているので、旦那さんがコワーキングスペースで仕事をしている間、奥さんはホットヨガ、子供は漫画を読む、といったそれぞれが自由に楽しく過ごすことが可能なのだ。
横濱スパヒルズの岩盤浴は最高すぎる
そしてここには7つのアロマ岩盤浴・優温リラックスルームが用意されている。
【汗蒸幕(はんじゅんまく)】
韓国では超人気の激アツ岩盤浴/サウナというべきもの。ドーム型の室内は90度近くにもなり、遠赤外線が反射しており短時間で汗をかき、老廃物をたっぷりと出すことができる。熱々のため、横にならず壁に立て掛けてある板を背もたれにして過ごすのだ。
【アロマザルツの間】
聞き慣れないこの部屋は、ドイツの自然治癒力を高めるインハレーション(吸引療法)を応用した岩盤浴ができる。部屋の滝からは塩水が流れており、ミネラルたっぷりな水が水蒸気となり部屋に充満。この蒸気を吸うことでの健康効果を期待する、非常に珍しい岩盤浴ができる。また水のせせらぎの音も心地よく、リラックスすることができるだろう。
【薬宝黄土房】
この部屋もユニークだ。壁には備長炭が敷き詰められており、遠赤外線放射による温熱効果が期待できる。また室内の黄土は35度以上になるとマイナスイオンを大量に放出。そんな中でじっくりと岩盤浴を楽しむことができる。
【ブラックゲルマ房】
ルマニウム石を使った岩盤浴で、免疫力を高めたり新陳代謝を活性化させることができるとか。また敷き詰められた玉砂利が足の裏を気持ちよくほぐしてくれる。
【美宝石房(女性専用)】
壁面にはグリーンオニキス、床にはアメジスト、ローズクォーツ、5種類の瑪瑙を使ったラグジュアリーな部屋。アロマが漂い、どこか異国情緒な部屋の中で存分にリラックスができる。
【アロマホワイトソルトの間】
床や壁にヒマラヤ山脈の天然ミネラルの岩塩を使用した美しい空間で岩盤浴ができる。この部屋ではソルトセラピー、カラーセラピー、アロマテラピーの3種類を同時に楽しめる。
これらの岩盤浴スペースで火照ってしまったら、【冷風ルーム】でクールダウンし、肌を引き締めることも可能だ。
ちなみにここの竜泉寺の湯は、TBSドラマ「集団左遷」のロケが行われ、福山雅治や香川照之がこちらの岩盤浴で汗を流したのは、ファンには有名な話だ。福山雅治もここでリラックスしたと思うと、より癒やされたりして?
元祖・炭酸泉はだてじゃない!
竜泉寺の湯にきたらやっぱり炭酸泉だろう。 炭酸ガス(二酸化炭素)が溶け込んだお湯で、中でもお湯1リットルに炭酸ガスが1000ppm以上溶け込んだものを高濃度炭酸泉という。炭酸が身体を刺激することで芯から温まり、湯上り後も体がポカポカ温かく、持続性が強い。そのためどこのスーパー銭湯でも人気だが、ここにはなんと複数の炭酸泉が用意されている。
【高濃度炭酸泉】【うたた寝炭酸泉】【虹色炭酸泉】
「うたた寝炭酸泉」は寝ながら炭酸泉につかることができる贅沢すぎるお風呂。手足をのばしてやわらかな炭酸泉に身を委ねれば、うつらうつらしてしまことは必至。また「虹色炭酸泉」は露天風呂となっており、夜には7色に輝き、まるでナイトプールのような幻想的な風情をかもし出す。
【泡の湯】【美泡の壺】
今回のリニューアルで「横濱スパヒルズ 竜泉寺の湯」に新設されたもの。「泡の湯」では信楽焼の陶板から無数の気泡が出て、肌に心地の良い刺激を与えてくれる。手をこの中にさしこむと、くすぐったくも気持ちが良い。それほどに泡が出ているのだ。「泡の湯」を1人で贅沢に入れるのが「美泡の壺」。数が少ないのでこれに入れたらラッキー!
【オート・ロウリュウサウナ バズーカ】
サ活をしているなら嬉しい限り。定時にオートでロウリュウが行われ、爽快な発汗と温熱効果が期待できる。壁面には黄土のタイルが貼られているためさらなる遠赤外線効果が期待できる。
【天然温泉 岩風呂・腰湯】
「横濱スパヒルズ 竜泉寺の湯」の地下2000メートルから湧き出す天然温泉。雨天でも楽しめるよう屋根がついているのが嬉しい。
【不惑の湯】
竜泉寺の湯好きの中にはファンが多いのがこれ。人間の体温に近いぬる湯となっているため、副交感神経を刺激してリラックス効果が高いという。ずーっと入っていられる心地よさだ。
【スーパー電気風呂】
ただの電気風呂ではない! 3種類の「押す・揉む・たたく」を体験できる、まるでマッサージ機のようなお風呂だ。
【ちびっ子の湯】
おむつの取れていない赤ちゃんやお子様限定のお風呂。おまけにテレビモニターがついており、ビデオが流れているので、子どもたちが飽きずに入ることができる。小さな子どものいるご家族にはありがたいかぎりのお風呂だ。
他にも爽快なジェットバス、シェイプアップバス、ソルトサウナが用意されているので、そちらもぜひ。
食事も美味しくコンセントが!
食事のできる「湯上がりキッチン一休」では日本海の漁場から直送される干物など、フレッシュな魚介類を楽しめる定食、海鮮丼などのメニューがたくさん。新潟妙高市と提携しているため、ごはん類はすべて奇跡の米とされる「妙高山麗こしひかり」だ。
風呂上がりに「お刺身と天麩羅の花籠膳」(1255円 税別)、「海鮮丼」(1073円 税別)を食べたが、刺し身はピチピチ、ご飯は最高に美味しい。また揚げたての熱々サクサクの天麩羅も美味い。
そして嬉しいのは食事スペースにもコンセントがあること。スマホやPCの充電もできてしまうのだ!
一休の他にも、フレッシュジュースやスムージー、ソフトクリームを楽しめる「潤美茶房」がある他、リラクゼーションも施設も充実。部分ケアの「耳・手・足パーツケア ゆっとろん」、全身もみほぐしの「爽快庵」、「タイ健式 Ayuttaya」、エステの「エステGRACE」、あかすりなどがある。
これから寒い季節が到来するが、横濱スパヒルズ 竜泉寺の湯」に行けば心も身体もしっかりと温められそうだ。
<詳細>
【平日料金】大人(中学生以上) 朝風呂650円(朝6時〜9時までの入浴、9時以降もそのまま入浴できる)、通常入浴750円、Forest villa+岩盤浴650円(利用するには、入浴料に左記金額をプラスして支払う)
【土日祝・特定日】大人(中学生以上) 朝風呂750円(朝6時〜9時までの入浴、9時以降もそのまま入浴できる)、通常入浴850円、Forest villa+岩盤浴750円(利用するには、入浴料に左記金額をプラスして支払う)
※平日・土日祝・特定日を問わず、小学生は300円、4歳以上の幼児は100円、3歳以下は無料
※岩盤浴は時間無制限。ただし岩盤浴のみの利用はできない。
※定休日(休み)無し、年中無休で営業。但し施設メンテナンスのために休館となる場合は、館内やホームページにて告知。
【アクセス】
相鉄線「西谷駅北口」より、神奈中バス・市バス62系統「千丸台団地」下車徒歩4分
JR横浜線「鴨居駅南口」より神奈中バス・市バス119系統(新井町循環 鴨居駅行)「千丸台団地」下車徒歩4分
JR横浜線「中山駅」相鉄本線「鶴ヶ峰駅」から無料送迎シャトルバスあり
【駐車場】
無料駐車場 300台完備
ファッション大手・豊島とWWFジャパンの提携が話題に 業界にサステナビリティ浸透を目指す
繊維商社大手・豊島株式会社と環境保全団体WWF(世界自然保護基金)ジャパンが、地球環境の保全とサステナブルなファッションの普及拡大に向け、共同の取り組みを行うことを発表して大きな話題となっている。具体的には水スチュワードシップと、サステナブル素材の調達を推進。WWFジャパンとの協働は、日系ファッション企業としては初となる。
豊島の動きはファッション業界に新たな潮流を
なぜ、この取り組が大きな注目を浴びているのか? それはプラスチックごみなどの環境汚染や、持続可能な開発目標(SDGs)への社会的関心が集まる一方、ファッション業界は「世界で2番目の環境汚染産業」として知られるようになってきたからだ。
実は衣服の製造は、気候変動に大きく影響すると言われている。繊維産業は世界の温室効果ガス排出量の約10%を占有し、全世界の廃水の約20%を生んでいる。また、再利用可能であるにもかかわらず、繊維素材の85%は最終的に埋め立て処分または焼却処分がなされている。
製造するにしても廃棄するにしても、ファンションは消費のサイクルにおいて環境負荷がきわめて高いのだ。海外のファッション業界はこの問題に対して鋭敏に対応を行ってきたが、日本は取り組みが遅れていると言われてきた。
繊維原料から製品まで、年間1億枚の服を供給している豊島株式会社が、ここで大きく動いたことは、日本のファッション業界に大きな潮流を巻き起こす可能性がある。とはいえ、豊島は今回のWWFジャパンとの協働が注目されているが、環境問題への取り組みを、日本企業として早い段階から行ってきたことも間違いない
30年前から環境負荷の低い繊維を
環境負荷を軽減するテンセルといった天然繊維を30年前から取り扱い、国内最大級のオーガニックコットン普及プロジェクト「オーガビッツ」や、廃棄食料を再活用するフードテキスタイルなど、継続的にサステナブルなプロジェクトを展開してきた。以下が豊島が注力してきた素材・製品・プロジェクトだ。
トレーサビリティーを実現した「トルコオーガニックコットン」
レーザー加工により水の使用量を約67%カット、ファスナーテープなどにも再生素材を使った「サステナブルデニム」
樹木パルプのみを使用した再生セルロース繊維「テンセル™」
使用後のペットボトルや紡績工程の廃棄物を含む高品質な100%リサイクル素材「PBR」
サステナブル原料を使用した「wonder shape GREEN」
リサイクルダウンを使って製品化するプロジェクト「WILL CYCLE DOWN」
不要な繊維製品から再生ポリエステルを生産、新たな服を作る取り組み「BRING」
日本で最も多くのアパレルブランドが参加するオーガニックコットン普及プロジェクト「オーガビッツ」
ファッション業界から食品廃棄物を考え、再活用するプロジェクト「FOOD TEXTILE」
また、これだけではなく、同社のステートメントは「MY WILL」であり、豊島がいかにサステナビリティを重視しているかが伺える。
サステナビリティの世界標準推進目指す
今後豊島は、ファッション業界全体への普及を目的として、WWFジャパンの豊富な実績と知見の裏付けを元に、水の使用状況の改善、サステナブル素材の調達を強化。
具体的には繊維業界の環境負荷の高い水に関する『水スチュワードシップ』を推進。
「水の利用、化学物質の利用、排水」の水リスク課題について、豊島社内、製造委託先、パートナー企業と共有・把握し、協働して改善活動を行っていく。①豊島社内で実施する啓発セミナー、②該当工場へのアンケートの順次実施、③環境負荷の実態把握調査、④改善活動計画を作成するという。
また、持続可能な繊維素材の調達に関する、自社における改善目標の設定をWWFジャパンと協働して開始する。トレーサビリティがとれていて、かつサステナブルな認証が得られた素材の調達に関する目標を掲げ、サプライチェーン全体での取り組みと、普及啓発活動を継続的に行っていく。
またWWFジャパンのパンダマークの付いたタグを商品に付けて販売することで、トレーサビリティやサステナビリティ認証が取られた商品かどうか、消費者にわかりやすく示していくという。
12月10日の記者会見には、モデルでエシカルファッションプランナーの鎌田安里紗氏と、同社の代表取締役社長・豊島半七氏とトークショーを行った。豊島社長は「世界の環境を守って、次世代に継承していくことが私達の使命です。取引先のファッション企業様の協力を得ながら、持続可能な環境作りに少しでも貢献したい」と語った。
一色萌のアイドル、色々。第20回 「アイドルと私の2019年」
こんにちは。プログレアイドル・XOXO EXTREME(キスアンドハグ エクストリーム。通称・キスエク)の一色萌(ひいろ・もえ)です。
12月も半ばとなり、ぼちぼち年の瀬といった時期に差し掛かっている今日この頃。
皆さんいかがですか、年末気分、味わってますか?
私はというと、全くと言っていいほど年末の実感がありません。
昨年も同じようなことを言っていた(https://mogumogunews.com/2018/12/topic_25094/)ような気もしますが、今年はとにかく早かった。
1月1日から、一年が経った気が全くしないのです。
気分的にはまだ9月下旬くらいの感覚です。
5月に平成から令和へと元号が変わり、その際にも年越し的なお祭りのムーブメントがあったため一年の感覚が4ヶ月ほど後倒しになり、体感的に短く感じるのでは……という持論でなんとか周りを言いくるめようとしているのですが、どうも納得してもらえません。
そんなことを言っても、もう泣いても笑っても12月ということで、この連載も今年最後の更新となりました。
昨年の12月には2018年の総括的な記事を書いたので、今回もこの一年の印象を振り返ってみたいと思います。
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と言ってはみたものの、実のところ、私には2019年の記憶が断片的にしかありません。
1月から順番に思い出そうとしても出来事と時系列が一致せず、途切れ途切れにしか思い出せないのです。
その理由は明白で、何も記憶障害とか神経症とかそういう病的なことではなく、単純に一年間、みっちり忙殺されていたのでした。
私が所属しているキスエクでは今年、メンバーの増減や結成当初からグループを牽引してくれていたリーダーの卒業など体制の変化に加えて、自身最大規模のワンマンライブがあったり、初めてのフルアルバムとレコードをほぼ同時に発売したり……。
それに加えて個人的にも初めて舞台に出演させていただいたり、アイドルではない専門分野に深く精通している方とのトークイベントの機会を頂けたり、とても嬉しく光栄なお仕事を多く経験させていただけました。
書き並べていない様々な事柄も含めて、キスエクを応援してくれている皆さんもてんやわんやだったのではと思うほど、様々なトピックがぎゅっと濃縮されたような一年でした。
これまでしばしば、ライブを見にきたお客さんに
「キスエクは歩みがゆっくりだね。一歩一歩が重いから、そのぶん時間がかかるんだね。」
と評されることがありました。
全く別のタイミングで、全く別の人から何度かそう言われたものですから、客観的に自分たちはそう見えているんだなぁ、とその都度思っていました。
その言葉に対して特にプラスの印象もマイナスの印象も感じてはいませんでしたが、今年のグループの動きはその評価を蹴散らしたのではないかなと思います。
アイドル活動としては、今まで地道に積み重ねてきたものが一気に繋がったような、充実した一年を過ごすことができたように思うのですがその一方で、アイドル活動と並んで近年の私の二大ライフワークであったヲタク活動の方がすっかり疎かになってしまっていました。
私がアイドル・ヲタクになって以降、興味深く思って大切にしてきたアイドル界を俯瞰して見ようとする視点が、2019年においてはすっぽりと抜け落ちてしまっていることに気が付いたのです。
何かに熱中してヲタク的に突き詰めることは元々趣味の範疇ですから、何もそれが全うできなかったといって残念がることには全く意味がありません。
むしろ、「ヲタクをするために何かを愛好する」ような事態になってしまったら本末転倒です。
しかし人生のほとんどを趣味に没頭して過ごしてきた私にとって、自分の中のヲタク的気質の波はアイデンティに関わります。
特にアイドルを熱心に追いかけるようになって以降、こんなことは初めてのことのように思います。
自分が変わってしまったようで少し寂しい。
けれども、アイドルを好きな私が「アイドルを見る」こと以上に熱中できたことが「アイドルをする」ことだったというのは、なんとなく自分にとって嬉しいことのようにも思えるのです。
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そんなわけで、2019年のアイドル界に対しての私の印象は非常にぼんやりとしていて、アイドルをテーマに連載を書かせていただいている身としては非常に不甲斐ない具合です。
それでもあえて少し言葉にするならば。
多くの人々に知られる人気グループの解散や、キャリアの長い人気のアイドルさんの脱退・卒業などが連続した昨年度に引き続き、嬉しいニュースよりも悲しかったり、少し憂いてしまうようなニュースが多かったように感じます。
まぁ、良いことよりも悪いことの方が伝わりやすく印象に残りやすいといいますから、良いことの方が圧倒的に多い印象の年、なんてものは存在しないのかもしれません。
ですが、目に見えない大きな力が働いたかのように、同時多発的に気が滅入ってしまうようなニュースが続いた昨年度と比べると、全体の動きとしてはやや落ち着いた印象です。
2018年を振り返る記事内ではそこまで書きませんでしたが、昨年は誰が何をしてももうどうにもならないのではというような、アイドル界全体がなんとなく大きな悲壮感に包まれたように感じていました。
そう言い切ってしまうことで言霊が発動することを恐れたのかもしれません。
その気配を振り払うためにも、より一層自身のアイドル活動に力を入れていた面もありました。
なのでこれは私の個人的な感覚ですが、そんな昨年度を乗り越えて活動を続けてきたアイドルさんの解散や脱退の発表やその卒業理由には、より現実的で切実さが感じられるように思えました。
中でも特に衝撃を受けたのは、BILLIE IDLEさんの年内解散の報です。
2015年に活動を開始して以降、圧倒的な歌唱力に「ネオ80’s」という他にない音楽性、個性的なメンバーさんと、唯一無二の存在感を放ってきたBILLIE IDLE。
最近では元BiSでありBiSの象徴的な存在であったプー・ルイさんの電撃加入やファーストサマーウイカさんのドラマやバラエティーでの活躍など、いい風が吹いているような印象でした。
しかしプロデューサーのNIGOさんのBILLIE IDLE解散に際してのインタビューでは、「メンバーには何の不安はありませんでした」とする一方で、「会社的にこれ以上の活動を続けることが厳しいとの判断」をせざるを得ない状況であったということが明かされました。
いいメンバー、いいパフォーマンス、いい音楽。
良い・悪いの感覚は人それぞれであるとはいえ、私は実際にライブの会場でファンであるなしを問わず、彼女たちの歌に、ダンスに、キャラクターに、熱狂するたくさんの人々を見てきました。
にもかかわらず「事業として成立しなかった」という現実は、ビリ—アイドルさんのファンの中だけでなく、多くの人々に衝撃を与えたことと思います。
解散に至る決定打が経済的な事情だったとしても、現在のアイドル界において言えばBILLIE IDLEさんは決して勢いのないグループではありません。
メンバーさんもそれぞれの得意分野を伸ばしてのびのびと活動されているように見えました。
現在、アイドル界においてマイナビブリッツ赤坂でのワンマンライブをソールドアウトで行えるアイドルさんもそう多くないでしょう。
いい音楽があって、楽しくて、可愛い。
大ブレイクをしなかったとしても、そのアイドルをかけがえなく思うファンがいて、アイドルにとってもそこが幸せな場所であるならば、そんなあり方も悪くはないのでは−−−-多くのアイドルさんを見る中では、そんな考えがよぎることもあります。
しかし現実問題として、長く続けるためにはビジネスとして成立させなければならないということ。
アイドルもその例外ではないことを、改めて考えさせられました。
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先日、私は「アイドルシンギュラリティ!vol.2」というトークイベントに登壇させていただきました。
ご一緒させていただいたのは、アイドルグループRAY運営のみきれちゃんさん、SF作家の柴田勝家さん、科学文化作家の宮本道人さん。
第一回は日本SF大会の会場にて行われたもので、その際に出た「楽曲派アイドル」についての話題をもっと掘り下げてみよう!ということで企画されたものでした。
このイベントで私が印象に残ったのは、「中国での日本のアイドルに対する関心の高さ」や、「アイドルではないジャンルのファンへのアプローチ」など、日本国内のすでにあるアイドルのシーンから外へ視野を広げよう、という指向の話題が自然に広がったことです。
現状でどうこうしようということではなく、思い切って新しい環境や新しい要素を取り入れることが今、アイドルの世界には必要なのでは、という意識が、なんとなく全員の中に共通してあったのだと思います。
アイドルに限らずとも、自分のいいと思うものを長く続くものにするために、自分に何ができるのか。
直接的でなくとも、なにか力になることはできないだろうか。
そんなことを考える今日この頃です。
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私にとって今年は、今まででもっとも純度の高い、キスエクと一色萌のための一年でした。
そうであったことに悔いはないし、そうやって駆け抜けたと言い切れる自分は少し誇らしくも思います。
しかし、12月27日でキスエクも3周年を迎えます。
ということは私のアイドルとしてのキャリアも三年。
同じ時期にアイドルを始めた仲間たちも少しずつ数を減らし、とても新人とは言えない活動年数になってきました。
私はアイドルをできるだけ長く続けたいし、私の好きなアイドルさんにも長く続いていってほしい。
そのためにも、グループとしても個人としてももっと視野を広げて、アイドル界にとって希望となり得るような活動をしていけたらいいなと思います。
大層なことを言ってしまいましたが……来年もとにかく頑張りますということで。
それでは皆さま、よいお年を。
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一色 萌(ひいろ もえ)
ニックネーム:萌ちゃん、萌氏、誕生日:5月27日、出身:東京都、血液型:A型、趣味:アイドル研究、特技、アイドルについて話すこと
WALLOP放送局「キスエクのギュッと!プログレッシヴ!」レギュラー出演中(2018.4〜)
調布FM「キスエクのラジオ、キク!?」毎週月曜日19:00〜 レギュラー出演中
https://twitter.com/hiiro_moe
https://twitter.com/xoxo_extreme
https://www.youtube.com/channel/UCA7fn3DZFJGDmlxZZg8WQVA
Email : contact@twelve-notes.com
【グループプロフィール】
XOXO EXTREME(キス・アンド・ハグ・エクストリーム 通称:キスエク)
一色 萌・小嶋 りん・浅水るり(研修生)の3名からなる、プログレッシヴ・ロック(略:プログレ)※をモチーフとした楽曲をパフォーマンスしているアイドル。
※特徴として、曲調がよく変わる・曲が長い・変拍子が多い、といった点が挙げられる。
2017年に、発売したシングル「えれFunと”女子”TALK〜笑う夜には象来る〜」に対して(キング・クリムゾン「エレファント・トーク」オマージュ)元キング・クリムゾンのエイドリアン・ブリューがその動画に「I like it!」とコメントで絶賛。
ライブ活動の他、ディスクユニオン新宿プログレ館で一日店員を務めたり、プログレファンの聖地である吉祥寺シルバーエレファントに、アイドルとして初出演。
2019年にフランスを代表するプログレバンドMAGMA公認カヴァー曲の「The Last Seven Minutes」を初披露。その動画がyoutubeにアップされると、カヴァーを公認したMAGMAが、公式Facebookで紹介したこともあり、一日で2000以上の再生数を得て話題になる。
翌2019年には、日本のプログレバンドの雄、金属恵比須とのコラボレーションで、90年代プログレを代表するスウェーデンのバンド、ANEKDOTENの「Nucleus」を公認カヴァー。
同年7月25日には2バンドを擁してのセカンドワンマンライヴを渋谷WWWにて行った。
都内を中心にライヴ活動を行なっており、プログレッシヴ・ロックを知っている人も知らない人も楽しめる、と好評を得ている。
TikTokが流行するのは「meme」文化が強いから エンタメ、ビジネス以外にも、社会を変える可能性秘める
TikTokは世界で急成長を遂げている、縦型のショートムービープラットフォーム。日本でも日本でも多くのトレンドや有名人が生み出されている。そんな同サービスが世界的に流行する人気の一つには、TikTokが持つ「meme(ミーム)」という文化が存在する。
TikTokにおける「meme」(ミーム)とは「文化的遺伝子」とも言われ、特定の行為をするコンテンツを、他のユーザーがマネとアレンジを重ねて楽しみながら広がっていくというものだ。
たとえば、今年流行したmeme(ミーム)代表例としては「#アイスバケツチャレンジ」や「#ボトルキャップ」だ。ボトルキャップチャレンジはペットボトルや瓶のフタを蹴って開けるという遊び方が派生し、著名人、スポーツ選手、さらにはペットまでもがアレンジした形で動画を投稿され大きな広がりを見せた。
TikTokの人気はこの「マネをして遊び楽しむ」文化を持っていることだ。この文化の中で、ユーザーたちは同じ素材を使いながら、さらなるコンテンツを生んでいく。
TikTokが発表したデータによれば、同サービスの印象は他のものと比べて、「面白い」「楽しい」など、ポジティブな気持ちに関するキーワードが13ポイント高く、「面倒」「ストレス」などネガティブキーワードではスコアが2ポイント低いという。
それだけに広告をはじめとするビジネス業界も、このプラットフォームには大きく力を入れるようになっている。ユーザーがポジティブな気持ちで参加する同サービスにおいて、コンテンツをひろげ自社ブランドを露出していくことは、大きな効果を持つからだ。
TikTok、そしてこのmeme(ミーム)という文化はビジネスにとどまらず、社会への貢献活動やアクションなどにも有効だと考えられていて、アメリカを中心とする海外では、NPOなどの団体が投稿するといった事例も多数存在する。社会を大きく変えるかも知れない力を、このサービスは潜在的に持っているのだ。
実際、日本では神奈川県がTikTokを運営するBytedance社と情報発信に関する連携協定を結んでいる。県が取り組む施策や取り組みなどの情報発信を行い、第一弾にはSDGs(持続可能な開発目標)の推進をテーマにしたダンスと音楽を組み合わせた動画を公開している。
今流行の最新「meme」
と、堅苦しい話になってしまったのだが、実際に今年流行したmeme(ミーム)動画について以下で紹介を。見れば「クスッ」とちょっと楽しい気分になってしまうのは間違いないはず。
#イエスorノー
TikTokのテキスト機能を使って質問テロップを動画に設置し、YES、NOの音源に合わせて質問に答えていく人気急上昇中のテキストmeme。
https://vt.tiktok.com/RrwMYN/
https://vt.tiktok.com/RrtEyn/
#ノーズペイント
鼻の動きに合わせて文字や絵がかけるTikTokのスタンプを使った遊び方。新感覚の”meme(ミーム)”チャレンジ。
https://vt.tiktok.com/RVGjMK/
https://vt.tiktok.com/Rro4t7/
今後、企業のSDGsやCSRなどの活動の中でも、これらを上手に取り入れていくところが増えそうだ。若者向けのサービスだと敬遠している人は、一度TikTokを覗いて、世界の今の潮流を見てみては?
ローソンストア100の「100円おせち」は美味い安いで業界独走 有名人も絶賛するその秘密とは
「100円おせち」といえば、ローソンストア100の年末の名物商品として知っている人も多いだろう。2012年から18年には、累計販売数は約550万個を突破。19年度は昨対比120%となる約138万個の販売を見込むというほどの人気商品だ。
「100円おせち」は黒豆、数の子、伊達巻といった、お正月にはかかせない料理を小分けパックにし、それぞれ100円(税別)で売るというもの。今年からは4種類増えて全32種類という豊富なラインナップ。今年の新商品は「豚の旨煮」「お煮しめ」「海鮮サラダ」「くるみ甘露煮」が登場した。
有名人も絶賛する「100円おせち」の味
ローソンストア100の「100円おせち」がマーケティング的に好調な理由は後述するとして、売れている一つの秘訣には“美味しい”という側面が大きいだろう。
味については著名人たちも絶賛。かつて、クリエイターやコラムニストとして知られるジェーン・スー氏が、自身のTBSラジオ番組『生活は踊る』で「味は高級おせちとほぼ同等」とコメントし、「100円おせち」は大きな反響を呼んでいる。また今年、同商品の活用方法を依頼された人気料理インスタグラマーの小林睦美氏も「お煮しめはこれまで自分で作ってきたが、家庭の味に近く美味しかった。今年からは自分で作る必要がない」と語っている。
100円という価格ながら、「味付け数の子」「炙り焼き合鴨スライス」「豚の旨煮」「海鮮サラダ」といった、“どうやってこの値段に!”と言いたくなるような高級感あふれる商品があることも付け加えておきたい。
実際に試食してみたが、たとえば「お煮しめ」は実に優しい味。片田舎の台所で、おばあさんがコトコトと鍋で作っている情景が浮かんでしまうほど、穏やかな味なのだ。コンビニの食べ物の味は強い、だから美味しい、という印象を持つ人も多いが、ローソンストア100の「100円おせち」は総じて、心の休まる美味しさ。心静かに新年を迎えるに相応しいと言えるだろう。
(これは余談となるが、ローソンストア100のテーマソングをご存知だろうか。「ひゃくひゃくひゃくえん! ひゃくひゃくひゃくえん!」という耳に残るフレーズ、ほのぼのした優しい歌詞に、癒やされた人も多かったはず。穏やかに美味しい100円おせちは、そんな“ロー100”のイズムを継承している主張したい)。
単身世帯、組み合わせ派の増加が影響
マーケティング的には、どんな理由でこれほど売れているのだろうか?
社会的な背景としては、単身世帯の割合が増加していることが挙げられるだろう。ローソンストア100は、正月を少人数もしくは1人で過ごす人は増えていると分析。その結果、自分が食べ切れる量のみを買う、おせち料理を1品だけ買い足す、好きなものだけ買う、といった人たちが増えていて、そのニーズに合致したのではないかという。
実際、国民生活基礎調査によると、1953年の平均世帯人員は5.00人だったが、2016年には2.47人にまで減少。国立社会保障・人口問題研究所によると、2015年の総世帯数に占める単身世帯数の割合は34.5%にまで増加している。
また、ローソンストア100の商品本部副本部長 近藤正巳氏は「おせちは作る時代から買う時代にシフトチェンジしている」と語る。調査によれば、おせちを購入する人は36.1%、手作りと購入品を組み合わせる人は39.8%、すべて手作りという人は24.2%となっており、そんな組み合わせる人が増えているために、お手軽な「100円おせち」が売れるというわけだ。
そしてさらなる売上増を見込める理由としては、消費増税の影響。自宅で食べるものである「100円おせち」は軽減税率の対象(当たり前のようだが、高級な容器に入ったおせちは、容器が一体資産とみなされ消費税10%となる場合もある)。増税後、消費や外食を控える動きは加速しており、それも追い風になると見られている。
徹底的なコストダウンで美味しさをキープ
それにしてもなぜ、クオリティを維持しながら低価格で販売できるのか、いぶかる方もいるだろう。それは極限までコストカットを行っているからだ。
たとえば100円なのに高クオリティと評される「味付け数の子」は、1年以上前から原材料となるニシンの卵を確保。「くるみ甘露煮」「田作り」「えび甘露煮」「わかさぎ」などは形やサイズを選別せずに商品化し、容器を統一。
ユニークなのは「つぶつぶ栗きんとん」。オフシーズンのゼリー工場を使って製造することで、コストダウンに成功。そのためゼリーと同じ型の容器を使われている。
また新商品となる「豚の旨煮」「お煮しめ」「海鮮サラダ」は製造、包装、在庫、物流などを一カ所の工場に集約。さらにパッケージを統一、ラベルのシールを貼り替えるだけで済むようにといった、極限の工夫で「100円」という価格をキープしているのだ。
ローソンストア100の「100円おせち」はその味と質、それを支える企業努力、社会的な要因がからみあってこれほどまでに売れていることが、おわかり頂けただろう。同社が独走するこのシーン、そしてこのおせち、今後の展開からも目が離せない。
<人気料理インスタグラマーの小林睦美氏による「100円おせち」を使った盛り付け例>
<100円おせち 全32種類 詳細>
豚の旨煮、お煮しめ、海鮮サラダ、くるみ甘露煮
御蒲鉾 紅白(鯛入り)、御蒲鉾 白板、御蒲鉾 赤板、ふぐ蒲
伊達巻、寿なると、寿なると 赤、鮭昆布巻
鰊昆布巻、一口鰊昆布巻、えび甘露煮、つぶつぶ栗きんとん
栗甘露煮、黒豆、厚焼きたまご、田作り、
わかさぎ、あさり、味付け数の子、合鴨炙り焼きスライス、
数の子松前、いか明太、いか黄金、つぶ貝わさび、
ほたてわさび、わさび本漬、切り千枚、なます漬
オリンピック観戦チケット、ツアーの福袋が販売 入手困難な開会式と閉会式、決勝戦も含まれる
2020年東京オリンピックやパラリンピックの観戦ツアーやチケットを探している人たちに朗報だ。「東京2020オリンピック公式観戦ツアー」と「東京2020パラリンピック公式観戦ツアー」を含んだ「2020福袋シリーズ」の抽選販売受付が、12月26日より開始されることが発表された。
この“福袋”は、2020年の東京オリンピック・パラリンピックのオフィシャル旅行サービスパートナーであり、近畿日本ツーリストとクラブツーリズムを傘下に持つ、KNT-CTホールディングス株式会社が企画した。
オリンピックのチケットやツアーはどうやって取ったらいいのかわからないし、そもそも取れない、そんな声も多かっただけに、オリンピックの観戦ツアーはそんなニーズを満たすことになりそうだ。
東京2020オリンピック/パラリンピック観戦ツアーの内容が凄い
この「2020福袋シリーズ」の東京2020オリンピック/パラリンピック観戦ツアーには、入手困難な開会式と閉会式、決勝戦も含まれる他、観戦以外のコンテンツも盛り込まれている。「一生に一度の思い出になる商品を展開する」(酒井博執行役員)にふさわしい内容だ。
この“福袋”の中身は以下の通り。
オリンピック観戦ツアーは「開会式と注目5競技観戦コース8日間」(1名/202万円)、「閉会式と注目5競技観戦コース8日間」(1名/202万円)、「ご夫婦でとことん全18種目観戦コース18日間」(18日間/2名/202万円)、「ダブル決勝コンボコース4日間」(4日間/1名/20万2000円)、「オリンピックスタジアム陸上競技観戦日帰りプラン」(日帰り/1名/2万200円)、また「観戦テーマから選ぶ“セレクト3”コース5日間」、「注目競技クライマックス観戦コース4日間/5日間」が用意される。
中でも注目なのは、202万円(大人1人/2人1室利用)と高額だが、「開会式と注目5競技観戦コース」。5競技は、柔道、水泳(競泳)、ソフトボール、体操(体操競技)、卓球といずれも注目の競技だ。宿泊先は帝国ホテル(東京)となっている。
そして、パラリンピック観戦ツアーは、「開会式と注目2競技観戦コース4日間」(4日間/1名/20万2000円)、「閉会式と注目2競技観戦コース4日間」(4日間/1名/20万2000円)、「アスリートと競技体験交流パーティ付き 開会式と競技観戦ツアー3日間」(3日間/1名/20万2000円)、「2名様で楽しむ! 閉会式と競技観戦ツアー2日間」(2日間/2名/20万2000円)となっている。最近では人気のパラスポーツ「ボッチャ」観戦と、築地での握り寿司の昼食がセットになった日帰りバスプランもある。
また観戦だけではなく、付随した内容もユニークで、オリンピックを別の角度から楽しむことができる。たとえば「観戦テーマから選ぶ“セレクト3”コース5日間」では、紳士服の「AOKI」のウォッシャブルスーツ上下から靴までフルコーディネートした服が付いており、スタイリッシュにオリンピックを観戦することができる。
202万円のコースでは、話題のトヨタによる超小型モビリティ「TOYOTA i-ROAD」に乗っての東京観光が楽しむ最先端の体験ができるなど、オリンピックという祝祭にふさわしい楽しみ方ができると言えるだろう。他にもアシックス社製のオリンピック応援グッズも付くという。
と、これだけ充実かつ貴重な内容となっているだけに、2020福袋シリーズの抽選は応募が殺到すると予想される。その期間は12月26日(木)より2020年1月14日(火)までで、当落の結果は2月以降に発表される予定だ。
最新のAR・VR競技体験も
KNT-CTホールディングス株式会社は「2020福袋シリーズ」の発売決定にあたり、12月6日(金)に東京都内で記者会見を行なった。
イベントのゲストには、今回の観戦ツアーに付随する「見どころ解説セミナー」の講師を務める、柔道金メダリストの谷本歩実さんと、バスケットボールアナリストの佐々木クリスさんが登壇。
谷本さんは今回の福袋について「選手としてオリンピックの開会式に出たことがないんです。もし叶うなら開会式を見てみたいです」とコメント。そして谷本さんはVRの車いすレースにも挑戦し、会場内を大いにわかせた。これは福袋ツアーでも「5つのWonderポイント」の1つであるVRフェンシングやARボルダリングなど、最新のAR・VR競技体験が行われることをうけてもの。
こういった“福袋”のように、競技のみならずそれに付随する最新の体験など、2020年オリンピックは単なるスポーツ大会にとどまらず、さらに盛り上がっていきそうだ。
アートネイチャーのカットボランティアの事例に見る「プロボノ」活動 23年間続けてきた技術を生かし人を生かす企業CSR
「プロボノ」という、企業のCSRで注目される用語をご存知だろうか。仕事で得た経験やスキルを活用し、各分野の専門家が無償でおこなう社会貢献活動のことだ。「プロボノ」の由来はラテン語で“公共善のために”を意味する「pro bono publico」の略。元々は弁護士による無償の相談などを指していたが、現在では個人、企業などの団体を問わず、専門的な知識や技能を、自治体やNPOに無償で提供することを指すようになっている。
多くの企業のCSRやCSVといった活動では、せっかくその会社ならではのリソースを持っているにも関わらず、それを有効に使うことのないボランティア活動となっている場合も多い。そうなる原因として、自社のスキルを生かすことの意義を見いだせない、といった話もよく聞く。だが「プロボノ」は支援を受ける側のみが得するというものではなく、行う側に新しい気付きをもたらし、スキルやノウハウの習得にもつながる“実のある”活動だ。
「プロボノ」という言葉や、その意義も認知されていないうちから、23年にもわたりこのような活動を行ってきた企業がある。毛髪製品の製造販売で業界を牽引し続けている株式会社アートネイチャーだ。「プロボノ」についてよくわかる好事例として紹介しよう。
高齢者の表情が明るくなるボランティア
アートネイチャーは、髪に悩みを持つ子どもたちにウィッグをプレゼントする「リトルウィング・ワークス」(1998年開始)、乳がん検診を推進するピンクリボン運動への参加(2008年)など、社会貢献活動に積極的な企業として知られている。その中でも最も古い活動が「カットボランティア」だ。
現在同社は、東京・武蔵野市にある高齢者施設「桜堤ケアハウス」の入居者やデイサービス利用者を対象に、月2回約3時間の無料カットを行っている。利用者の散髪して欲しいというニーズと、アートネイチャーの若手スタイリスト用のカットモデルが欲しいニーズ、この2つがマッチして生まれたものだ。
11月下旬、桜堤ケアハウスでのカットボランティアの取材に行くと、施設内の一室が美容室へと早変わり。年配の施設利用者たちを、もしかしたら孫より若いかもしれないスタッフたちが、和やかに談笑しながらカットをしていた。長年続くボランティア活動だけに、スタッフの一部はお互い顔見知りのようだ。
終わった利用者が、施設職員から「あら、どこの美人かと思ったわ!」と言われると、はにかみながら嬉しそうな表情を見せるといった様子も。
桜堤ケアハウスの村田学施設長によれば「アートネイチャーの若いスタッフの方の交流は、利用者の方にとって、生き生きする刺激になります。また女性の利用者の方が特になのですが、カットしてきれいにしてもらうと、とても気持ちにハリがでるようです」という。
そもそもこの活動自体は、理・美容室に行くことができない高齢者のために行われている。理・美容室にカットに行くことは、店まで行く、自分の番を待つ、カットを受ける…など高齢者の肉体的な負担がかなり大きい。またその高齢者に同伴する家族はそれだけで時間が潰れてしまう、それに伴う経済的な問題もある。高齢者にとってヘアカットは一大事で、行きたくとも行けない人も多くいるのだ。
村田施設長は「高齢者にとって髪を切りにいくことは様々な負担が生じます。うちに入所してきたときには、ずっと髪を切らずにいたため、腰まで髪があったという方もいました。だから無償でカットに来てくれるのは本当にありがたいです。また利用者の体力もふまえてくれているので、短い時間で終わらせてくれます」と語った。
現場で見ていても、様々な心配や負担がないせいか、カットを受けている利用者の表情は皆一様に明るかった。そしてカットを通じて利用者同士のコミュニケーションが生まれたり、職員との新しい会話の糸口になったりする様子は、取材者も明るい気持ちにさせてくれた。
23年間続けてきたアートネイチャーにとっての意味
アートネイチャーは、この「プロボノ」に企業としてどのような意味を見出しているのだろうか?
アートネイチャーは自社のサロンにスタイリストを擁しており、新人は研修や現場で技術を学んでいく。しかし接客にしても技術にしても、よりたくさんの経験を積む必要がある。そこでマッチするのがこのカットボランティアだ。
若いスタイリストは、親子のような年齢のお客を相手にすることもあるが、こういった場で慣れておくことで、しっかりとした接客を行うことができるようになる。
技術にしても、桜堤ケアハウスの現場では、若いスタイリストの上司が「こういった場合は…」としっかりと指導を行っている。またこのボランティアが終わった後も会社に戻り、反省会を行うという。
メンズ技術指導部・實方法一課長は「桜堤ケアハウスの入居者の方は、80~90代の方が中心。歩行が難しい方も多くいらっしゃいます。研修スタッフは、祖父・祖母以上の年齢の方の身体を気遣いながら、コミュニケーションをとりますので、接客業である私たちはボランティアを通して多くを学ばせていただいています。また、(カットボランティアに)行くたびに「ありがとう」と感謝の言葉をいただけますので『やっていてよかった』と心から感じます。研修生たちも、身につけた自分たちの技術が社会に貢献していることを実感できるので、仕事への自信を深め、誇りを持てるようになっています。
施設に入居している皆さんや桜堤ケアハウスの職員の皆さん、そしてカットしている私たちも皆ハッピーな気持ちになれる。だからこそ、20年以上も良い関係を保ちながら活動を続けてこられたと思っています」と語った。
現場で感じたのは、アートネイチャーのこのカットボランティアは、プロボノを受ける方も、行う方も、お互いのニーズがマッチしているだけではなく、長年の活動から心も通いあっていたということ。このようなプロボノはきっと企業の“人”を技術でも心でも育てる効果があるはずだ。多くの日本企業がこういった活動を行ってもらうことで、地域や社会がより良いものになっていくだろう。
PayPayフリマ、200万ダウンロード突破は消費増税による影響か 非課税、ポイント還元等に消費者が反応
ヤフーが提供するフリマアプリ「PayPayフリマ」の快進撃が止まらない。12月11日には200万ダウンロードを突破したことが発表され、すでにこれを記念した「200万DL突破記念クーポン」が配布された。
全商品が200円値引きされる「200万DL突破記念クーポン」は1人につき1枚、専用ページで配布されたもの。このような大盤振る舞いがなされた「PayPayフリマ」、この人気の背景には一体何があるのだろうか。
そこにあると思われるのは、やはり消費増税増税の影響だ。フリマアプリにはポイント還元や、消費税10%が課税されないというメリットがあるからだ。
消費者の心に刺さるキャンペーン
「PayPayフリマ」による調査結果が興味深い。20代から50代の男女800名を対象に、増税後の買い物の変化に関する実態調査を実施されている。
「増税後、買い物に関して変化がありましたか?」という質問に対し、全体の約半数となる48%の人が「変化があった」と回答。さらに、変化があったと回答した人たちに「具体的に何が変化しましたか?」と質問したところ、「ポイント還元などを意識するようになった」という回答が68.8%と最多となった。
そして、個人間取引であるフリマアプリは消費税(10%)が課税されない。調査結果では全体の67%が「知らなかった」と回答しているものの、敏感な消費者はこれを踏まえていることが考えられる。
そういった消費者たちに“刺さる”のが現在行われているキャンペーンだ。
たとえば、「PayPay残高」で支払った場合には、サービス利用特典として通常付与される1%相当の「PayPayボーナス」に加え、条件に応じて19%相当の「PayPayボーナスライト」を上乗せする「最大20%相当が戻ってくるキャンペーン」が実施される。
また同期間中に「PayPayフリマ」へ出品して、同商品が購入された場合、販売手数料の半額相当にあたる「PayPayボーナスライト」が付与される「販売手数料 実質半額キャンペーン」、「PayPayフリマ」での初めての買い物で1,000円以上の商品を購入した際に使える「500円値引き クーポン」などのキャンペーンが同時に展開されている。
いかにお得かが消費者を動かす
他にも他社が2019年10月1日行った、773名を対象にした「消費税増税後の消費行動に関する意識調査」では、90.4%の人が消費税増税は家計に影響があったと感じていると回答。消費税増税後、意識的に取り組んでいることについてじは、最も回答が多かったのが「割引・クーポンを活用」(62.7%)というものや、その他にも「キャッシュレス決済ができない店を避ける」(33.0%)、「自炊をする」(24.8%)といった回答がなされている。
消費税増税後、多くの人の消費行動に変化しているのは間違いない。お金を使わない工夫として、そもそも使わないというだけではなく、ポイント還元や消費税非課税のサービスなどに、多くの消費者が敏感になっているのだ。
そして消費するモノ自体は変化していないため、同じモノを手に入れる際によりお得なサービスが選ばれている傾向にある。こういった影響を追い風に「PayPayフリマ」の進撃はますます続きそうだ。
港八十三番地はランチもカフェも最高だった! 漁港新鮮イタリアン、富士山見えるカフェ、焼き立てパン…深海魚だけじゃないその魅力(港八十三番地レポート2)
沼津港の「港八十三番地」は「沼津港深海水族館シーラカンス・ミュージアム」や「THE DEEP SEA WORLD~深海王国~」といったアトラクションにとどまらず、食べ物も最高のスポットです。たくさんの飲食店がひしめき、食べログでの高評価店舗も。多くの店では沼津港で水揚げされたばかりの魚介を楽しめます。
他にもジャパンバリスタチャンピオンシップ優勝者によるコーヒー店、沼津漁港の深海魚を使いつつも超オシャレなパン屋なども! 食の天国「港八十三番地」についても現地レポート!
地元でも評判のイタリアン
現在地元で人気急上昇中のイタリアンが「Italian restaurant PORTUS(ポルトゥス)」。おしゃれな内装、地元民の舌を唸らせる魚介料理が評判を呼び、ここで結婚式アフターパーティーをやりたい!という声も続々だとか。
それもそのはず、イタリアンマエストロの称号をもつ石崎幸雄氏が料理監修をつとめており、さらに漁港という立地を活かして新鮮な駿河湾産の魚介類を材料にしているから。
レストランは天井が高く開放感があって、とっても良い居心地。店内は魚をモチーフにした洗練された調度で飾られています。どれも大人っぽくデザインの良いものばかり(買えたらいいのに!と思ってしまいました)。また2階の個室には水槽があるので、家族連れならお子さんが喜ぶのは間違いありません。
2階の渡り廊下の先には大きめの個室があり、こちらにはシーラカンスのモザイク画が。こんな素敵な空間のレストラン、他にはないかと!
この日はタイ、ホウボウ、イサキ、メギスなどが入荷していて、見るからに新鮮。タイを使って同店のおすすめだというアクアパッツァにしてもらいました(時価 2100円から3000円程度)。タイの身がほっこりジューシー、そしてムール貝、イカ、トマトなど他の具材の旨味を吸い込んで最高に美味しい。
晴れた日はオープンテラスでも食べられるそうで、こちらのスペースはペットも可だそうで、愛犬家には嬉しい限りですね。
バリスタチャンピオンのカフェ
「LOCO MARINO COFFEE(ロコマリーノコーヒー)」も「港八十三番地」の人気スポットの1つ。ジャパンバリスタチャンピオンシップ2017と2019で優勝した石谷貴之氏がプロデュースするカフェ。漁港観光地にも関わらず、先のポルトゥスや、このロコマリーノコーヒーといったオシャレな店があるため、若い人観光客が増えているそうです。
店内にコーヒーの素晴らしい香りが漂うとともに、可愛いメンダコのランプも! 焙煎からこだわりバリスタが一杯ずつ丁寧に抽出した風味豊かなコーヒーはもとより、石崎幸雄氏プロデュースのスイーツや、深海スムージーもおすすめです。爽やかな酸味が旅疲れを癒やしてくれる、優しくもフレッシュな味わいが最高。
この後紹介する同じエリア内にある ラ トレッタのベーカリーが持ち込めるので、その極上パンとこちらのコーヒーを合わせるのもたまりませんよ。
沼津港にパンの香り?
そして、地元沼津の「パン・シーンに一石を投じた」(筆者が乗ったパン好きだというタクシーの運転手さんの弁)というのが、「Bakery La Torretta (ラ トレッタ)」。イタリアの最高級小麦使用した焼きたてのパンを毎日焼き上げている工房一体型のお店です。パン屋さんなので、毎朝この漁港の飲食店では一番にお店に入ってパン作りにいそしんでいるそうです。
観光客に人気なのは「沼津産メギスのフライドサンド」。メギスは地元で採れる深海魚で、これをフレッシュなうちにフライにした惣菜パン(深海魚というと驚かしてしまうかもしれませんが、金目鯛やアンコウ、ムツだって深海魚)。リッチなタルタルと、さくさくのメギスフライと、小麦の香り高いデニッシュがたまりません!
他にも極上のイタリア産小麦で焼き上げた、バゲット、デニッシュなどいずれも美味しいです。
個人的にはこちらのフロマージュパンもおすすめ。えいっという程、ブルーチーズを入れており、強いチーズの味わいとそれを受け止める味の深いパンの組み合わせが最高なんです。港八十三番地に行ったら、こちらのラ トレッタにはぜひとも行ってみてください。漁港にある最高のパン屋さんって最高じゃないですか?
「港八十三番地」は「沼津港深海水族館シーラカンス・ミュージアム」や「THE DEEP SEA WORLD~深海王国~」だけじゃありません。こちらで紹介した「Italian restaurant PORTUS(ポルトゥス)」、「LOCO MARINO COFFEE(ロコマリーノコーヒー)」「Bakery La...