年間アーカイブ 2014
アメリカ 肥満防止でジュース税可決へ 缶ジュース1本につき約10円課税
肥満大国アメリカの一部の都市において、甘い清涼飲料水への課税法案が、市民の健康のために推進されている。現在法案が進んでいるのがサンフランシスコ湾東岸にある都市バークレーだ。
肥満は市民の健康を損なうだけでなく、結果として自治体の医療費への負担なども増やす社会問題だからだ。
もしも成立すれば、1オンス(約29.573ミリリットル)につき、1セント(約1円)の課税がなされる。350mlの缶入りドリンクであれば、約11円〜12円程度上乗せされることになり、日本であれば130円の商品が、約140円超えとなるわけだ。
ちなみにコカコーラゼロなどのようなダイエット系の炭酸飲料やジュースは免除されることになる模様。
10円程度の負担で抑止力になるかは微妙なところだが、それでも税収があがるのであれば、自治体としては大助かりだ。
以前には前ニューヨーク市長のマイケル・ブルームバーグも同様の計画をしていたが、州の最高裁判所で却下されているし、カリフォルニア州のリッチモンドやエルモンテも2年前に失敗している。
今年の11月に法案が成立すればバークレーは、甘いドリンクが大好きな人たちにとっては、“甘くない”都市へと変貌する。
文/鷹村優
消防車サイレンまねる日本の犬に世界注目 26万回視聴のびっくりな可愛さ
消防車のサイレンを吠え声でマネをしている(?)ワンちゃんが、日本で撮影され、海外で話題になっている。
飼ったことがある人ならわかるだろうが、救急車やパトカーのサイレンを聞くと、おびえて唸り声を上げる犬はけっこう多い。YouTubeに掲載されている「共鳴」という映像の犬も、消防車のサイレンに反応して遠吠えをはじめるのだが…。
サイレンの「ウウウ〜ウウウ〜ウウウ〜」というのの後半部分、ドップラー効果で音がふるえてのびる部分を、なんとこの犬がマネているのだ(※撮影者が「共鳴」とつけているように実際はマネているというより、似ているだけという感じ)。
コメント欄をのぞくと外国人からの「可愛い!」「笑った」というようなコメントであふれかえっている。すでに26万回以上も視聴されており、いいねの数も23000以上となっており話題沸騰中だ。
ちなみに撮影者の他の動画でも、このワンちゃんが写っており、同様の鳴き声でないている。要はただの吠え声が変なワンちゃんらしい、だが可愛すぎるのだ! ちなみにこのワンちゃん、野々村・号泣議員見せたら、あの泣きまねやってくれたりしないだろうか…。
※動画はコチラからどうぞ!
文/編集部
ベネッセ最高幹部の流出事件前の発言がビミョー… 「社内の緊張感の欠如に唖然」
通信教育大手のベネッセホールディングスから顧客情報約760万件が流出した問題では、警視庁が子会社に任意の事情聴取をはじめるなど、さらに事態は大きく広がっている。そんな事件の直前とおぼしきタイミングで行われた、今見れば“皮肉”とも思える、同社幹部のインタビューが注目を集めている。
記事が掲載されたのは本日発売の「日経ビジネス」7月14日号。「ベネッセHD最高顧問・福武總一郎氏が激白『復活へ、今が最後のタイミング』」というものだ。経営を原田泳幸・日本マクドナルドHD会長に託した事情などを語った内容だ。
記事の中では「社内を見渡すと、緊張感がなくなっていた」「社員がデジタル化一辺倒になっていることに意義を唱えたのもの、私と原田氏だけだった」などと、変革を求められているベネッセ内の社員たちの意識上の問題などが語られている。福武氏の危機感はあったわけだが、間に合わなかったようだ。
また、一方で原田泳幸氏もインタビューに答えており、「カネ勘定と目標設定を厳しくする」と語っており、今回、流出被害者へ「金銭補償は考えていない」と言っているとおり“厳しい”ブレないものになっている。
文/編集部
ネイマール加害選手「殺害」賭博開始 闇サイトで「KILL」オッズ1.4倍
ワールドカップ準々決勝で、ブラジルのネイマール選手に脊椎骨折のけがを負わせたコロンビアのフアン・スニガ選手。ブラジルのマフィアから報復宣言がなされているだけでなく、すでに海外の違法ギャンブルサイトではスニガ選手の殺害されるかについて賭けが行われた。
今月9日、同サイトではスニガ選手の顔写真と配当率が公開され、約24時間以内に殺されるかどうかについてユーザーたちが賭けを行ったという。
「Kill 1.40 VS Save 4.30」という賭け率となり、スニがが時間内に死亡すれば「Kill」に賭けた人は1.40倍の賞金を獲得、殺害されなければ「Save」に賭けた人は4.30倍の賞金となる。マフィアが報復宣言をしたために、「KILL」へ賭ける人が多くなったようだ。
このギャンブルは「SAVE」側が勝利、またスニガ選手は現在コロンビア連盟のもと保護されている。とはいえ、マフィアサイドは同選手に賞金をかけたとも言われており、余談は許さない状況だ。
文/編集部
顔を紙袋で隠した合コンが開催! 眼だけしか見えない衝撃の様子…
見た目だけで人を判断していないだろうか? そんな外見至上主義から抜け出すことを目的に、参加者全員が紙袋を頭からかぶっての、男性女性それぞれ30人ずつ集まったイベントが開催された。ようするに顔の見えない、顔だけで相手は選ばない合コンだ。
ロンドンの出会い系スマホアプリ会社が開催したこのイベントでは、眼と口だけを開けた紙袋を全員が装着。参加者は全員、マスクかぶったエレファントマンや、幼少期のウォーズマンのように…。そして袋には「いいやつです」「モデルが夢」といった自己PRを書くこともできる。
こうして顔が見えないことによって、相手への「顔以外」の興味がわくため、かえって話がはずむんだとか。
イベントを主催した会社によれば「人と接する基本的な礼儀がしぜんにわかる」「顔が評価される時代だからこそ心を見てみようという趣旨」とのこと。イベントに参加した人々からも「いろいろ考えさせられた」などと好評だったという。
文/編集部
生ビール、ビンや缶と中身も味も同じ! 居酒屋で美味いの飲むならビン一択
今日のように暑い日は、仕事が終わればビールをキュッと一杯いきたくなるところ。ビアガーデンで生ビール…、うちにかえって缶ビール…、居酒屋でビンビール…ただこれだけは言っておきたい、生ビールも缶もビンも、その中身はおんなじ、味は一緒なのだ!
居酒屋に入って飲む生ビールは、ビンや缶にくらべるとフレッシュ、そんな風に思っていた人も多いだろう。筆者もそうだ。だがそれは幻想なのだ。生といってもただの呼び方にすぎないのである。業務用の大容量ケースから、サーバーでそそがれたビールを生ビールと言うにすぎないのである。
じゃあ生ビールというものが存在しないかいうと、そうではない。1979年、公正取引委員会が、「生ビール、ドラフトビール=熱処理をしないビール」と公示していて、発売されている国産のビールのほとんどは生ビールだといえる。
だが、海外では生ビールといえば、それは酵母菌が生きているもの。置いておけばさらにアルコール発酵が進んでしまう、菌がピッチピチなものを言う。だが日本のビールは熱処理こそしていないものの、フィルターによって酵母菌を取り除いてしまっており、海外基準からすれば生ではないのだ。
さて居酒屋ででるビールに関してだが、むしろ生ビールの場合、店によってはサーバーがきれいに掃除されていなかったり、温度管理がなされていないため、不味くなってしまうことも多々ある。どうせ中身が同じなら、瓶ビールを頼む方が確実に「美味い」のだ。
文/関本尚子
チカラめし買収企業がもの凄い… 謎の「すためし」「油そば」チェーン
「焼き牛丼」で人気の「東京チカラめし」だが、今年4月、運営していた三光マーケティングフーズが、直営店の8割にあたる68店舗を売却すると発表した。売却先はカラオケ店などを運営する株式会社マックなのだが、この会社は今かなりの注目を集めている会社だ。
東京に暮らす人だったら新宿、渋谷、池袋で「すためし」「東京名物 油そば」の看板を見たことがあるのではないだろうか? 赤と黒のカラーリングで力強く店名が書かれた看板が特徴的なチェーンだ。
このチェーンは、すためし、ラーメン、油そば、黒カレーなど、当代のジャンクフードならなんでもござれのメニューを提供しており、その“ジャンク”な味わいにはファンも多い。当初は「伝説のすた丼」と比較されることもあったが、独自な味と雰囲気を作り出すことに成功。現在かなりの勢いで店舗を増やしている。
これらを運営しているのが、「チカラめし」を買ったマックのグループ会社。だから、元々「チカラめし」だった店舗が「すためし」などの店舗に次第に変わっているのだ。
株式会社マックは99年にカラオケ事業を開始、わずか数年で繁華街にカラオケ店を10店舗展開している。03年より外食産業に手をだしはじめ、それから10年後にはついにチカラめしを手にしたのだ。今期見込みのグループ売上高は102億円だというから、もの凄い。
チカラめしという業界の雄を手中にし、同グループは、あらたなジャンクフード帝国を築きあげようとしているのだ。
文/原田大
深海魚使えず回転寿司から悲鳴 大量閉店、前年割れも相次ぐ
お年寄りから子供まで楽しめる、エンタメフードコート化している回転寿司。外食産業ではイケイケのジャンルだと思われているが、現在は苦境にあえいでいる。
スシローは売上げ、客数の同期比割れが続き、かっぱ寿司は昨年50店閉店、42億円の赤字となっている。その他の回転寿司チェーンからもいいニュースは聞こえてこない。
とくに回転寿司を苦しめているのは、原価の上昇だ。世界的に魚をはじめとした水産資源の価格が上昇しており、薄利多売のビジネスモデルには厳しい状況だ。
そしてそれをかつて補っていたのが深海魚をはじめとする代用魚だった。だが、食品偽装問題が浮上し、企業のコンプライアンスが問われる時代になると、代用魚で「タイ」や「ヒラメ」として提供することが難しくなっている。
「その突破口が、寿司以外のものの提供でした。丼、うどん、ラーメン、スイーツ、からあげやコロッケなどのつまみなどの提供で、原価のあがってしまった寿司の補填をしています」(業界関係者)
回転寿司の“どんな料理でも提供する”エンタメフードコート化を、こういった逆境に促進されたものだったのだ。こうなったら一周まわって深海魚などの珍魚を扱う、さらなるエンタメ化を突き進んで欲しいと思うのだが、どうだろうか。
文/鷹村優
ラーメンの聖地・高田馬場に異変 店主過労、マズい店人気、巨大ネズミ…
日本の駅乗降客数では9位となる東京・高田馬場はラーメンの聖地と言われる場所。東京でも人気店が集中しているため「馬場を制すれば東京を制す」なんて話も。だが、この聖地でいま異変が起きているという。
「ここ2年で馬場のなかでもトップの人気店だった店が閉店しています。おなじみのラーメン二郎の高田馬場店、元祖一条流がんこ西早稲田店、つけ麺の超人気店だったべんてんがなくなったんです。いずれも店主が身体を壊したことが原因。聖地ゆえか客が集まりすぎたことが、店主の身体を壊していってしまったのでは」(高田馬場にあるエンタメ誌編集者)
他にも人気店で、店主の健康不安説がささやかれている店がいくつかあるという。
筆者も美味しいラーメンが食べたいと思い、グルメサイトを見ながら、サイトで点数の高かったラーメン店に行ってみたのだが、まずくはないが、格別美味しいというほどではなかった。
先の編集者に話を聞いてみると、高田馬場では大して美味しくもないし、客入りも悪い店が、それなりのランキング点数をとっているという。
「馬場ってラーメン店は多いけど、そんなに美味しい店はないよねなんて言われることがあります。おそらくそういったサイトの情報に振り回された人たちが言っているのでは。でも、グルメサイトで人気はそこそこでも、めちゃくちゃ美味しい店はたくさんある」(同前)
たしかにグルメサイトで見てみると、どこの店も「3.5」程度の点数を叩きだしているのだが、実際に見て回ると客入りでいえば少ない店もチラホラだ。
それに筆者が個人的に驚いたのは、巨大なネズミの存在。東京でも繁華街なら珍しくないが、夜の馬場を歩いているうちに20センチほどの巨大なものがチューチューと…。
「馬場のネズミの多さはびっくりしますよね。せっかくラーメンを食べにきたお客さんも、あんなもの見たら食欲を失っちゃうのでは…」(高田馬場のラーメン店のスタッフ)
ラーメンの聖地と言うだけあって、なかなかジャンクな異変が多いようだ。こんな情報を聞くとかえって行って見たくなるのは筆者だけだろうか。
文/関本尚子
タクシーメーター上がる寸前に降りる方法 メーターのシグナルを見極めろ
急いでいるために、やむを得ずタクシーに乗るハメに…目的地につくところで1000円だと思ったら、メーターがぎりぎりで上がってくやしい! なんてことはけっこうあるだろう。知っていたら、ちょっと手前で降りたのに…なんて人はメーターの秘密を知っておくべきだ!
「賃走」と表示されているタクシーメーター、一部の機種ではよく見てみると、料金があがるタイミングがわかるように表示されている。
いくつかパターンがあり、加算運賃条件が近づくにつれ①5つの◯印が1つずつ減っていく、②バーが表示されており短くなる、③賃走の文字の色が少しずつかわる、④白いランプが点滅した後、赤いランプが点滅するなどなど。
このように複数のパターンが存在するために、すぐにそれを見極めるのは難しい。中にはそのような表示がないものものあるため、血眼で探した結果わからなくてもがっかり、なんてことも…。
ちなみになぜこんな機能がついているかというと、「到着寸前に細工して、メーターあげてんじゃねーの」なんてお客の疑惑を払拭するため、だと言われている。そのためこれは必須表示ではないのだ。
仮に運賃があがるタイミングがわかっても、本当にギリギリでは運転手さんも止めづらかったりするし、事故の元。気を付けていただきたい!
文/鷹村優