マンスリーアーカイブ 9月, 2014
羽田空港で搭乗3分前にかきこめる「ぶっこみ寿司」が豪華すぎて美味っ!
■世界最速飲食かつ豪華な寿司にびっくり!
空港に搭乗時間ちかくに到着、微妙に時間があるけれど、店に入るほど時間はない…空弁…か? というちょっと慌ただしい中、搭乗ターミナル内にあって、ちゃちゃっと食べられて、おまけに豪華でめっちゃ美味い寿司がある。本気なら3分で食べられるから、立ち食いそばを食べるよりも早く楽しめる。
その名も「ぶっこみ寿司」。羽田空港第一ターミナル内にある立ち食い寿司の店「又こい家」で出している。“ぶっこみ”かつ“またこいや”、日本が世界にほこるヤンキーイズムや婆裟羅感を感じさせるから、海外のお客さんにクールジャパンを味わわせるにもうってつけ。寿司がかつてファーストフードだったことを忘れていない、日本的なオラオラな勢いのあるメニューだ。
■シャリなんて飾りです!な異形の美味さ
このお寿司の中身は写真の通り、もう美味しいものしか乗ってない。けっこう大きめのプラ皿に、シャリはちびっと(3貫ぐらいだったか?)。そしてイクラ、マグロの中落ち、カニの身、ウニがもう適当すぎるでしょ! ぐらいにどばっとてんこ盛りに乗ってくるのだ。
時間があれば醤油皿に刺し身たちをちょびちょびつけながら、ビールを飲めば楽しい。んで、時間がなかったら、これに醤油をかけまわしてかきこめばいい。こうなるとウニもイクラも中落ちも、飲み物だ。それぞれ数噛みしてから、ウニを飲む、マグロを飲む、イクラを飲む、こんなに楽しみ方があったんだなと。
■3分で消えてしまう、儚すぎる寿司
たぶん、世の中で一番スピーディーかつ、豪華に食べられる料理。『こち亀』の中川や麗子にとっての立ち食いそば的なポジションの食べ物なんじゃないかなあ。それなので、我々庶民にとっての唯一のネックは値段がたっかいこと。一皿1800円。でも3分で消えてしまうという儚さ。ふつうなら絶対食べんですわ。
それでも、こんな豪華な後味で、飛行機に乗るともう旅や仕事はどうなってもいいと思うほど。飛行機に乗って遠くに行く慌ただしい中で、異常な魅力を発揮する寿司なのだ。ちなみに出てくるまでの時間は考慮していないので、ご注意ください!
文/関本尚子
女子ラーメン評論家 本谷亜紀さん復活で美貌マシマシ 炎上騒動のりこえて魅力もこってり
炎上騒動で“消えた”ラーメン評論家
日本初の女性ラーメン評論家といわれる、評論家兼タレントの本谷亜紀さん。アイドルレベルのルックスで、年間350杯以上のラーメンを食べあるき、時に優しくもするどくラーメンを批評することから人気を博した。だが、2013年に起きた“炎上騒動”で一時見る機会が減っていたが、現在は完全に復活。おまけにルックスもさらに良くなっていると評判だ。
2013年4月、本谷さんが渋谷のラーメン店「鬼そば藤谷」を訪れた際に、定休日だったのを臨時休業だと思い、「理由ない休みは人を悲しくさせる」とTwitterにツイートしたことで、炎上騒動になっている。その後の弁解が事実と反していたこともあり、謝罪したものの大きな騒ぎへと発展した。
ストレスでパサパサの時期も
「事件当時は、かなりの落ち込みようでした。大好きなラーメンがノドを通らなかったほど、とも言われてました。ストレスのせいで、ラーメンの油分でも補えなかったのかパサパサした感じでかわいそうでしたね」(出版関係者)
騒動により自身の『本谷亜紀のゆるっとラーメンブログ』も2013年5月11日から更新がとまり、それから半年近くも活動が控えられていた。同年10月20日より新ブログ『本谷亜紀の麺マガ!』を開始して、ようやく元気な姿がネット上で見られるようになっている。
二郎並みにフェロモンマシマシに
「一度大トラブルを経験しているせいか、人間的に、ずいぶんたくましくなりましたね。前は小娘という感じだったのだが、現在はずいぶんと柔らかい大人の女になったと、業界でも評判です。フェロモンもすごくって、そうですね、ラーメンで言うならラーメン二郎か天下一品ぐらいの濃い感じがあります」(ラーメン店スタッフ)
実際、ブログに掲載されている写真をみると、そこいらの女子アナが束になってもかなわないほど美しい。“インターネット村の姫”として美貌のほまれたかい、はあちゅう氏と一緒に写っている写真もあるのだが、ラーメン二郎的に言うなら2人揃って「ニンニクあぶら」ぐらいの、男を惹きつけるフェロモンがにじみ出ている。
ラーメン村の姫として返り咲いた本谷亜紀さんの美貌には、すでにメディアも注目しており「復活ラーメン水着グラビアなどもできないか社内で企画検討中」(週刊誌編集者)という話も。これほど肉体的にもパワーアップして復活出来たのは、やっぱりラーメンのおかげなのかも? これからもマシマシな活躍に期待しております!
※本谷さんのブログはこちら、彼女と料理、どちらも素敵な写真がいっぱい。
文/鷹村優
チャーシューカツカレーって何!? 男のガチすぎる夢の料理を出すラーメン屋があった!!!
■チャーシューカツカレーというまさかの発想
チャーシューは、ラーメンの美味しさの半分を占めている、そんなことを言う人もいるし、ラーメンの中にあって麺とスープをさしおくぐらい、独立したすてきな食べ物だ。話はとっちらかるけれど、カツカレーも美味しい。カレーに揚げ物って最高だ。じゃあチャーシューとカツカレーを合わせてみよう、そんな発想があったとは。
でも、これがあった。どうやって合わせたかというと、カンタン。チャーシューに卵とパン粉をつけて揚げて、チャーシューカツに。それをカレーに乗っけてしまった。これがチャーシューカツカレー。コロンブスの卵で、聞いてしまえばさもありなんだけど、ものすごい発想だと思う。
■中年のおっちゃんにもバカうけ
これを出しているのは、吉祥寺にある「煎りにんにくラーメン よしきゅうZEN」。仕事先のおっちゃんが、このメニューを絶賛していた。「ギャルが万札でつくった服をきて嫁入りしてきたぐらい」嬉しいもんなんだと。たとえはゲスいが、その盆暮れ正月一緒感はわからないでもない。
吉祥寺駅の公園口を出てすぐの左手の路地に店はある。正面にはこってりラーメンの天下一品があり、お互いがバチバチしている。よしきゅうに入ってメニューを見ていると、チャーシューカツカレーは単品ではなく、ミニラーメンとのセット。にんにくのしっかり効いたラーメンで、これにカツカレーなわけで、こりゃ、おっちゃんも喜ぶなあ。万札ギャルがベンツで嫁入りレベル。
■女子は要注意の迫力の味わい
いや、すごかった。こりゃあ、すごい。チャーシューカツは厚さ20mm、直径10センチぐらいのフルボリューム。ただ、わざわざトンカツにする意味というか味というかを考えだすと、微妙なのかも。だけどこれはもうアイデア勝ちということで。揚げまくったチャーシューをカレーに乗っけて、おまけににんにくラーメンと一緒に食べてる、そんな私!っていう感覚の、アッパー感がものすごい。
これは体に良いとか、これはどこどこ産のものでとか、情報や理念で美味さを演出するのはよくあること。だけど私たち食べる方は“すんません、そこまでわからんす”というのもよくある。
でもこの店のチャーシューカツカレーとミニラーメンのセットは、チャーシューをカツにしたんじゃ、ドヤ! さらにカレーにのせてみたんだ、ドヤ! おまけにラーメンもつけたんじゃ、ドヤ! という凄い勢いでドヤドヤドヤとくる。もうそれにやられちゃって、確実に美味いのだ。おっちゃんのたとえの意味がよくわかりました、ゲスとか言ってごめんなさい。
ちなみに、耐性がない人はドヤドヤドヤ感にやられて、ものすごく胃もたれするのでご注意を。
【凄い系メニューなら、この記事もオススメ】
■蒙古タンメン中本ファンですら悲鳴あげる激辛ラーメン店 中本がケンシロウならこの店はジャギ…!!! ■カレーパンを頼むとパンにカレーがのってくる店…! カレーはパンにかけるのが美味かった!!! ■独身中年女性に人気「バースデーおでん缶」は美味いし…泣ける逸品 一人誕生会にぜひぜひ!
文/高野景子
新宿駅の誰も知らない名物「リンゴパン」 優しくって甘い味、おばあちゃん達のこっそり好物
駅員さんやお掃除のおばちゃんにたずねてみても「知らないですねえ」と言われてしまうほど、知られてない、新宿駅のひそかな名物がある。それが中央線ホームのキオスクのような店、田中屋で販売されている「リンゴパン」(150円)。真っ赤っ赤で、遠目に見ると本物のよう。家でお皿に置いておいたら、母が「ずいぶん薄いリンゴねえ」と言っていた。
見ようによっては、ちょっと臓物のような濃い赤さをしている。看護師をしている友達におみやげで持っていったら「ん、心臓パン」とも言われた。というのは置いておいても、ちょっとチープで赤いこのパン、とっても美味しい。中には煮たリンゴがみしっと入っていて、割ったところはマーブル模様。白、茶、赤がまざっている。中身も外見もとってもかわいいパンなのだ。
新宿駅中央線ホームにある田中屋をのぞくとすぐわかる、他のパンは茶っこい色をしているけれど、これだけが、真っ赤に輝いているのだ。それだけ目立つ、けど、ちょっとギョッとするところもあるので、一瞬買って良いのかも迷う。こんなに赤くて大きい食べ物、リンゴの外には見たことがないから。
これを教えてくれたのは、西東京にすんでいる会社の古参のおばあちゃんな先輩だ。この人が中央線で毎日2時間ぐらいかけて通っているのだが、帰りにお腹がすくので、ここでパンを買っている。その時に見つけものだ。牛乳がとっても合うとも教えてくれた。この人のまわりの同年代の友達にも、このリンゴパンは人気だそうで、最近は多めに買ってかえるそう。
袋にはいっていてもほのかに甘い香りがしてきて、かじるとちょっと甘くて、リンゴの香料が鼻にふんわり抜ける。おばあちゃん先輩たちばっかり、こんな美味しいものを食べていてずるいなと、食べながら思った次第です。
文/高野景子
松屋「ネギ塩豚カルビ丼」がついに販売再開でファン歓喜! 豚の脂がとろけワイルドな香りがたまらん!
■松屋の裏番メニューが封印された!
プレミアム牛丼が販売される前から「其の存在自体がすでにプレミアム」と言われていたのが、松屋のネギ塩豚カルビ丼(430円)。並盛りで832キロカロリー、大盛りで1112キロカロリーという危険なエネルギー量をほこり、パンチ力のある味わいで多くのファンから愛されてきた松屋の裏番長メニューだ。
松屋の要石とも呼ばれたこのメニューだが、今年7月中旬に発売停止となった時は、多くのファンから怒りと悲しみの声が多数あがった。
■プレミアム牛めしの捨て石に?
「プレミアム牛めしの発売開始と同時に、このネギ塩豚カルビ丼などがメニューから消されたんです。プレミアム牛めしの販促のためであることは明らか、それがお上のやることなのかと。それから1ヶ月、プレミアム牛めしが定着したタイミングで復活させたことからも明らかです」(関西タウン誌ライター)
そうなのだ、9月11日(木)15時から『ネギ塩豚カルビ丼』と『豚バラ焼肉定食』が復活販売されている。ライター氏は熱心なネギ塩豚カルビ丼のファン。上京すると真っ先に松屋にかけこんで注文したそうだ。筆者は食べたことがなかったから、薦められるままに食べてみた。
■豚なのに牛のような凶暴さを感じる美味さ
こ、これは凄い味。ワイルドな脂っこい豚の味わいに、それに真っ向から挑むように塩っ辛さ、その2つをまとめあげようとするうま味(調味料)の味わい。そんな3つどもえから生まれる破壊力はたしかに牛丼にはない。プレミアム牛めしを守るため、あえてこの猛獣のようなメニューを封印したのはわかる気がする。
豚にまとわりつく、ミステリアスな塩っぱくて旨み(調味料)のあるタレ、これが染み込んだご飯部分がめちゃくちゃおいしい。ネギ塩豚カルビ丼の肉抜きの、タレだくだくで食べてみたいと思わされる、それぐらいの中毒感のあるハマる味。
たしかに、これがある日松屋から消えたら、怒りがわくのもわかる気がする。先のライター氏によれば「僕の周りは、直訴か一揆するしかないなんて言ってるファンもいましたよ(笑)」とのこと。
■地域限定復活に全国から恨み節も
「一説には、プレミアム牛めしだけでは心もとないと思った松屋の上層部が、封印してからたった1ヶ月にもかかわらず、緊急で再発したという噂もあります」(飲食業界紙編集者)
だが、今回の販売再開は関東1都6県限定となっており、その他の地域の松屋ファンからは「東京ばかり優遇しているのでは」という怨嗟の声もあがっている。不満はいまだ収まらない様子だ。ライター氏も「食ってきたよ」と言ったら、ファンにものすごい眼で睨まれたと語っている。
松屋さま、ファンの猛りをしずめるためにも、どうか全国でのネギ塩豚カルビ丼の再開を!
文/関本尚子
激辛料理の攻略法が判明!!! 「激辛グルメ祭り」で試してみた→●●●食べたら辛味が消滅!!!
辛味は味ではなく痛覚の一種であるが、実はカンタンな攻略法がある。これさえ抑えておけば、激辛料理はほぼイケる、そんな裏技をお伝えしたい。9月9日より新宿・大久保公園で開催されている「激辛グルメ祭り2014」で試してみた。
蒙古タンメン中本、エチオピア、幸永…なだたる人気店がオリジナルの激辛料理を提供しており、実験するには絶好の機会! あの猛者たちをひとひねりできる、その方法とは実にカンタン。脂肪分の多いものを食べるのだ。
■タイ料理の激辛鳥のバジル炒めがあらわれた
アボガドを食べた、地獄の辛味を打ち消した!
最初の相手はこの激辛祭りの中でも強敵と言われている、タイレストラン「メナムのほとり」の「鳥のバジル炒め(激辛)」。筆者は昨年これを安易にあんぐりと食べ、臨死体験をするほど辛かった記憶がある。
だが、今回は同時に購入した「サルサ・ワカモレチップス」がある。これはメキシコ料理店「FONDA DE LA MADRUGADA」のメニューで、アボガドのディップたっぷり。それではとバジル炒めを食べると舌をペンチでつねられたような痛み、いや辛味が!
そこですかさずアボガドディップを食べると、おお、かなり消える! だが口内からアボガドがなくなると再び猛烈な辛さがやってくるので、アボガドを飲み込めないままに。そうしているうちに次第に辛味は落ち着いてくる。
バジル炒めの激辛はドラクエの呪文で言えばベギラゴンクラスだが、アボガドがベホイミぐらいの治癒力を発揮してくれるので、これはありだ。
しかし、バジル炒めを全部食べるとなると、正直2皿ぐらいのアボガド(ワカモレチップス)が必要となってくるので、財布にもお腹にもあんまり優しくはない。そこで辛味を打ち消すのにもっとリーズナブルなのが、乳脂肪の入った飲料を飲むこと。
■超辛麻婆豆腐が現れた!
いちごミルクを飲んだ→痛恨の辛味を打ち消した!
次は四川料理の人気店「京華樓」の「本場の四川麻婆豆腐(超辛)」を注文そして。同会場内にある自動販売機でいちごミルクと、ビックルを購入。準備がととのったところで麻婆豆腐を食べると、唐辛子の辛さに山椒のしびれのダブルアタック、これは強烈。
だが、そこでいちごミルクを口に含むとスーッと辛さが消えていく、この感じ、超すごい! ビックルも試してみたが、これもけっこう効果がある。乳っぽさがある分、いちごミルクの方が効果が高いようだ。
■最終兵器はバター! どんな辛味も打ち消せる!
アボガドにしてもいちごミルクにしても、その脂肪分が辛味のもとであるカプサイシンをくるんでしまうために、一時的に舌から辛味を除く効果を持っている。実際この会場にはまだまだ猛者の辛い料理があるのだが、それらにチャレンジする奥の手としては、バターを持っていくことだ。乳脂肪分が多いものほどよいため、牛乳よりもバターがオススメ。
余談だが、蒙古タンメン中本にもバターがトッピングで販売されているので、別皿で注文して、激辛ラーメンの合間に食べれば、辛味を一時的に打ち消せる。
そんなわけでこの裏技を駆使すれば、激辛が苦手で、絶対無理と思っていた激辛フェスタも楽しむことができるはず! 激辛フェスタは9月15日までと、9月17日-24日まで開催中。ぜひぜひ挑んでみてください!
文/関本尚子
不二家ペコちゃんお色気化にペコファン激怒 彼氏ポコとの仲に進展あった!?
■ペコの色気が許せない大人たち
インターネット上で「最近のペコちゃんが萌え化しててワロタwwwwww」といったスレがたち、最近、不二家のマスコットキャラ・ペコちゃん(年齢:永遠の6歳)に大きな変化があったと話題になっている。筆者の知人で30年来のペコちゃんファンに話を聞いてみると、まさかの激怒。
「ネットでは“萌え化ワロタ”となっていますが、事態はもっと深刻なんですよ。最近アイツ(ペコちゃん)、妙に色気づいていきていて、どうも怪しいんですよ」(ペコマニア男性 Tさん 45歳)
Tさんは、関東某所で塾を経営しているのだが、裏の顔はペコちゃんマニアだ。ネットオークションなどで購入したという不二家の店先に置いてあるあのペコちゃんの人形などを所有している。いつもミルキーを持っているため、生徒たちから「ミルキー」と呼ばれている(オッサンだが)。
■ヒップホップ風ペコなども登場
彼が怒っているという最近のペコちゃんについて調べてみると、確かに“色気づいて”いるようだ。
ネットで話題になったのは不二家がキャンペーン中の「黒猫ペコのニャンとお菓子なハッピーハロウィン」。イラストのペコちゃんが“萌え絵”風になっており、見たことがないほどに媚びの表情を浮かべている。まあ、ふつうに可愛いだけなのだが。
さらにTさんが指摘するのは、今年8月26日から12月29日まで開かれている、「ペコテールペコちゃんキャンペーン」だ。これはイメチェンしたいというペコちゃんが「ペコちゃん流のヘアアレンジとオリジナルアクセサリがとってもキュート」に生まれ変わったというもの。
モデル風、バッドガール風、ガーリー風…など様々なビジュアルへと変身しており、オーバーオールにそばかすという素朴な少女とはうって変わったイメージだ。
■ペコちゃん色気づかせたのは彼氏の影響
「僕の知人のペコマニアたちも、最近の奔放な感じに反感を覚えていますね。ペコにはポコという、まあ、男友達がいるんですが、いや恋人関係ではないです。ただの友達ですね。ペコは永遠の6歳、ポコは7歳。ただ、ポコも最近色気づいてきたようで、それにペコが反応しているんじゃないかと心配なんですよ。最近では舌の出し方も妙に媚がある」(同前)
Tさんは塾の講師としては敏腕なのだが、ペコのことになると一直線な性格だ。だが、Tさんも「あくまで妄想ですが」とわかってはいる。心配しているのは別のことだという。
■ペコちゃんに子供が生まれたら…
「不二家さんの戦略として、ペコを大人にしようとしている感じがするんですよね。永遠の6歳という設定を、ずらそうとしているというか。だから、20年後のペコとポコなんて企画があるのではないかと…。そこでペコとポコの子供で、たとえばパコなんて生まれていたら、僕はどうしたらいいのか。そうしたら祝福するしかないですが、もうグッズは捨てますよ…」(同前)
というほどだ。不二家とペコちゃんの魅力は子供だけではなく、大人にまでこれほど効いていた。これはTさんに教えてもらったペコちゃん豆知識なのだが、かつてペコちゃんはスカート姿だったというが、「その魅力で悪ガキや大人がスカートをめくりまくる事件が頻発。だからスカートをめくられないよう、オーバーオールになったんです」とのこと。
“萌え化してワロタ”なんて言っている男性諸兄も、ペコちゃんにハマりすぎないように気をつけて頂きたい。でも、ペコちゃんにも不二家さんにも罪はないわけで、むしろあんなに可愛いルックスと、美味しいお菓子を提供してくれていることを感謝したいところ。
※不二家のハロウィンのお菓子は美味しいし、萌えペコが可愛いのでぜひ!
文/原田大
台湾モスバーガー違法油の恐ろしい正体 ヒ素の毒性100倍の発ガン物質も
■台湾モスが5商品にドブ油を使用
日本の人気ハンバーガーチェーン「モスバーガー」の台湾法人が、通称「地溝油」、日本では「ドブ油」と呼ばれる違法油を使っていたことが判明した。13日、主力のモスバーガーなど5商品で使用していたことを、現地法人が発表した。
日本へこのどぶ油が輸出されたことは確認されておらず、現時点で、日本の商品は安全だと見られている。
■ドブ油からヒ素の100倍の毒物も検出
以前から中国本土では大きな問題になっていたドブ油だが、台湾でも発覚し、大規模な回収騒動となっている最中だった。警察当局の発表によれば、主犯格6人らは台湾・屏東、高雄などで、“闇のドブ油工場”を経営、台湾の大手油脂メーカー強冠企業にも卸していた。
強冠は「全統香豚油」として販売していたことから台湾中に流通し、現地のコンビニ・ファーストフード、食品工場など、広く使用されることになってしまった。782トン作られ、408トンがすでに使用されたと見られている。
このドブ油の有害性は高い。中国本土では、毒性はヒ素の100倍にも及ぶ発がん性物質の「アフラトキシン」、劇毒農薬「666」と「DDT」などが基準値以上が検出されており、たしかな調査データは明らかになっていないが、かなりの健康被害を引き起こしていると言われている。
■おぞましすぎるドブ油の製造法
ドブ油は、作業員がマンホールからもぐり、下水道内の汚物にしか見えないような茶色い、または赤黒いノリ状の物体を掻き出す。それを闇工場にはこび、一昼夜かけて濾過、その後に加熱、沈殿、分離などの工程を経て作る。「ネズミも逃げ出す」ほど臭かった油は、この時点で無臭になっているが、黒ずんだ異様な色になっているという。
だが、この油の販売価格はサラダ油の半額程度であるために、コストを下げたい飲食店や食品メーカーなどから強い需要があったという。販売業者も悪いが、それとわかっていて使用していた悪どい店やメーカーも横行していた。
今回モスバーガーはいち早く対応したが、台湾に進出している日本のフードメーカーや飲食チェーンは多いため、「各社の現地法人が必死で確認を急いでいる」(経済誌記者)という。ドブ油騒動はまだしばらく尾を引きそうだ。
※画像は「The Making Of 'Gutter Oil'」より。実態がよくわかります【リンク】。
文/鷹村優
チャーハンよりうまい天津飯が登場! 天津飯なめてる関東人は食べるべし、王将「極王天津飯」!!!
■関東では特に人気のない天津飯
ふんわりしたかに玉をご飯にのせ、とろみのついたアンをかけた天津飯。だが、中華料理店ではチャーハン、中華丼の3番手、会社で言うなら仕事はできるが万年係長的なポジションに甘んじてきた。しかもそれは関西の話。
天津飯は関東ではほとんど人気がないために、そこらの店で注文すると、メニューにあるにもかかわらず「…ちょっと待ってください。(厨房の方に確認をとってから)はい、できますよ」ぐらいの扱いなのだ。
■中二病感のあるスーパー天津飯
そんな屈辱をなめてきた天津飯が、ついに逆転できるかもしれないメニューが、餃子の王将から発売されている。そのネーミングも中二病感あふれる「極王天津飯」。とろとろフワフワの卵にアスパラガスとむっちむちな海老が乗っていて、おお贅沢しているぞ、俺は、と言いたくなる。
卵とアンのとろみにくるまれたご飯を流し込む感じで食べる、脂っこくてしょっぱくて美味い、そんな飲み物のような料理だ。そこで海老とアスパラがぷりぷり、シャキシャキとアクセントになる。
天津飯といえば誰もが思いつく、ドラゴンボールのキャラクター。それで言えば、気功砲なみのインパクトのある美味さなのだ(作っている人の寿命が縮んでしまう…)。
■ケチャップ系ではないグローバルな味
アンは透明感な塩アンなので、ケチャップっぽいアンが苦手という人にもおすすめだ。関西人が関東にきてびっくりするのは、東京などではケチャップの入った赤めのアンが多いこと。逆に、関東人が関西にいってそうではない醤油アンの天津飯を食べて、ハマるといった話もあるほどだ。
極王天津飯の塩アンは、ケチャップでも醤油でもないので、関東関西すべての人たちにマッチする味わいとなっている。
■本場中国の猛者たちもこれならヤレる!
天津飯自体は、実は中国や天津市には存在しなかった、日本のオリジナル中華料理。発祥には2説あり、1910年に浅草の有名中華料理店・来々軒に来たコックが、かに玉と酢豚のアンで作ったというもの(たしかに酢豚のアンにはケチャップが入る)。大阪の馬場町にあった大正軒が作ったものという説がある。
現在では逆輸入されて天津市でも時折食べることができるんだとか。しかし向うではケチャップアンを使ったものが多く、地元の人からは「けったいな料理」と言われることもあるというから、この極王天津飯ならば、本場の人たちも唸らせられる味ではないかと!
■天津チャーハンは邪道!外道!
ちなみに王将には裏メニューとして天津飯とチャーハンをフュージョンさせた、天津チャーハンがあるが、そんなものは邪道だ! ドラゴンボールで言えばピラフ様(服に「炒飯(チャーハン)」と書いてある)と天津飯をフュージョンさせたようなもの。なんか、イマイチじゃないですか。
この極王天津飯をもって、中華丼めし戦線のヒエラルキーに異常アリと申し上げたい。関東の人たち、マジで食べてみてください、美味しいので!
文/鷹村優
「コージーコーナー見下し女子」に男は怒ってる! カロリーに貴賤なし! 115円で277kcalのジャンボシューは至高
「ええ〜女性のおみやげに、コージーコーナーのジャンボシュークリームとかありえないですよ! 安いスイーツでカロリー取りたくないですから。スイーツの値段は、その人の愛情とおんなじです」(25歳 大手広告代理店 女性社員)
銀座コージコーナーといえば、圧倒的なボリュームと、お得なお値段。ジャンボプリン(185円)やジャンボシュークリーム(115円)は、一食抜いてしまいそうなほど、甘くて量があってお手頃価格という、至福のスイーツだ。我々男性にはひびくものがある。
しかも、そんな値段でプリンは302キロカロリー、シュークリームは277キロカロリーと、値段当たりのカロリーから考えても素晴らしい商品と言わざるをえない。
ブランドスイーツばかり好む女性たち
だが、メディア上でもてはやされる女性向けのスイーツはそうではない。どこそこの新しい商業施設のなんたらのスイーツが美味しいといったものばかりで、大きなビー玉サイズのチョコが、牛丼大盛りなみに500円もしたりする。
女性向けのマーケティングでも、量が多くて安くて甘いスイーツは、コンビニ以外では苦戦している。特に女性たちは、手土産やプレゼントとしてもらうスイーツは、できるだけ話題性やブランド力のあるものを貰いたいと思っているのだ。
女性への愛情は高級スイーツのカロリーで示せ?
先の広告代理店の女性社員のセリフは、打ち合わせの時に聞いたもの(ちなみに…そう言うだろうと思って渋谷ヒカリエで買っていきました)。つまり一部のスイーツ女子たちは「カロリーに貴賤がある」と思っているのだ。
「当たり前ですよ、女性たちは太らないよう、美しくいようとして、毎日必死の生き物なんです。そんな彼女たちにカロリーという危険物を与えるわけですから、せめて高いブランド品を与えるのが男性のつとめ。あなたは自分の愛する女性が太るとして、安いカロリーと高いカロリー、どっちで太って欲しいですか」(女性ファッション誌編集者)
そこまで言われると、たしかに自分の好きな人なら、高いカロリーで太って欲しいような気もしないでもないが。という前に、自分が美味しいと思うものを、好きな人たちに食べて欲しい方がまっとうな感覚ではないのか。
安いスイーツで結婚破談になった男も
しかし、そんな気持ちをむげにされた男たちは多く、その話はどれも哀しい。
「彼女の親に会いに行く時に、コージコーナーのお菓子を持っていったんです。駅で彼女と待ち合わせたら、彼女がそれを見て激怒。『あなた、舐めてるの』って。もう、こいつとの結婚はないなと思って帰りました。一人でジャンボシューとプリン10個、全部食べましたよ、美味かったです。泣けましたけどね(笑)」(ライター 男性 37歳)
「メディアやIT係の友達のホームパーティーに、いっぱいのジャンボシューやジャンボプリンを買っていったんです。あとエクレアとワッフルですかね。そしたら、女達がだれも手をつけない。で、なんかフランスだかなんだかのスイーツ談義しはじめて、ありえないよねとか言うんですよ。あとで男友達とその女の一人が結婚しましたが、僕は行きませんでした」(雑誌編集者 男性 29歳)
カロリーに貴賤はないのだ!
彼らは純粋に喜んで貰いたかったのであって、けっして相手をみくびってそれを選んだわけではない。
だが、男性のラーメンやカレーへの愛情がわからないように、男性には女性たちのスイーツにかける思いがわからないのも確かだ。踏み込みづらい領分ではある。とはいえ、メディアに喧伝されている高級スイーツと、庶民派なスイーツに序列をつけているのはいかがなものかと言いたい。
今回はコージコーナーを例にとってしまったが、他にも不二家、ドトールなどコーヒチェーンのスイーツが、女性たちに「見下されている」傾向があるようだ。だが、カロリーに貴賤はない。女性たちには、いたずらにブランドにこだわるその目を、醒まして欲しい。
文/鷹村優