日本ではバレンタインに送るのが、なぜチョコなのか諸説あるのだが、恐ろしいのはチョコレートには「媚薬」としての薬効があるということ! つまり、酒を飲ませて女をオトそうとする男と同じように、チョコを食べさせて男をオトすという女たちの下心がまんまんなのだ。
■チョコの媚薬成分はドラッグとも関係が
チョコレートにはPEA(フェニルエチルアミン)が含まれており、これは「恋愛ホルモン」とすら呼ばれる成分。いわゆるトキメキを生じさせるもので、恋愛の初期段階においてドーパミンを放出させる神経伝達物質だ。
そのため媚薬として利用されており、MDMAやLSDなどとも深い関係がある物質だ。
実際アメリカのセクシー映像の男性俳優などでは、チョコを食べてから撮影に臨む人もいるほどだ(かつて日本でもチョコを名前に冠した俳優もいたが)。
■アルコール成分で男の感度はマックスに
またブランデーなどのアルコール入りのチョコは、さらに危険だ。アルコール成分によって副交感神経が刺激され、男はリラックスすると同時に皮膚の感度があがってしまい、女性にまんまとオトしやすくされるのだ。
実際にはチョコレートの媚薬効果としては、PEAはチョコとして摂取しても特定の酵素によってすぐに分解されてしまうために、それらの薬物ほどの効果はないと言われている。
■男をオトす媚薬レシピに要注意!
が、そんなものを男に食べさせようとするところに女の情念があるわけだ。日本でバレンタインチョコレートが定着したのが1970年代前半で、そんな物質が含まれていることはあまり知られていなかったにも関わらず、チョコだったのは恐ろしいかぎり。
最近ではバレンタインの際には、恋愛ホルモン、PEAが多量に含まれるものを男に食べさせてオトそうというレシピなどが出回っているようなので(バレンタインにチーズハンバーグをなんて記事もあった次第)、男性のみなさんはバレンタインは要注意!
文/高野景子