○タラちゃんは子供を利用する極悪な性格だった?
天使のようなタラちゃんだが実は意外な側面も…。アニメ初期の頃はいたずらして、庭の物置小屋に閉じ込められ「開けろっ!」とエクソシストの悪霊がとりついたような言動も。原作では汚い言葉遣いをしたりとけっこうな乱暴キャラ。またタラちゃんの失敗はなにかとカツオのせいにされていたりと、得な役回りなのだ。ちなみにムダにプライドが高く「子供じゃないですよ〜」とか言いながら、都合の悪い時だけ子供ぶるという指摘も。
○子供に見せていいの…という過激なサブタイトルがある?
サブタイトルだけ見ると、PTAのあ母さんが激怒しそうなものがまれに存在する。「ただいま感度良好」 (2601話)、「ドキドキ同期の穴子さん」 (5901話)、「ミセス穴子さん」 (5797話)、「タマのガールフレンド」 (2873話)、「すごいキノコがやってきた 」(5794話)。ミセス穴子さんってヤバいですね…。ちなみに「穴子さん」を「あなこさん」と読んでいたのは筆者だけでしょうか。アナゴさん、字面でみると…。
○サブタイトルでカツオが虐待されている?
ムダにその存在にゆさぶりをかけられるカツオ。これらのサブタイトルはある意味虐待と言えなくもないのかも。「カツオの存在価値」 (4275話)、「カツオのルーツ」(5534話)、「カツオ最後のいたずら」 (5513話)などなど。カツオの最後のいたずらって、最終回っぽいですね。死ぬな…カツオ!
○ご先祖さまがそもそも“クズ”だった
幕末にいた磯野家のご先祖さま、お盆やお彼岸にはよく波平の夢枕にたつことでおなじみのキャラ。おはぎを38個食べたフードファイターとしても知られている。このご先祖の様の名前が「磯野藻屑(もくず)」という名前! 最後はダジャレですいません。
と、クズエピソードを探してみたものの、多少はそうでも、本当に「クズ」と言えるエピソードは皆無。長く人々に愛されてきた番組の底力を感じた次第!
文/編集部