「スターバックスの窓」という、ちょっと不思議で素敵なデジタルコンテンツが話題になっている。これはネスレ日本がリリースしたもので、自宅やオフィスから店舗に「つながる」体験ができるというもの。簡単にいえば、お店に行かずとも、WEBから行ってみたかったあの人気店をアニメーションで体験できる。
体験できるのは「スターバックスコーヒー富山環水公園店」「スターバックスコーヒー京都宇治平等院表参道店」「スターバックスコーヒー神戸メリケンパーク店」など、いずれもスタバファンなら一度は訪れてみたい聖地とも言える店舗ばかりだ。
動画を見て頂きたいのだが、超凄い、超楽しい、というサービスではないのがポイント。師走を迎えて慌ただしい中、何気なく使ってみると…ほっこりと楽しい。そんな絶妙なWEBコンテンツ。ディテールまで細かく作られていながら、ゆったりと楽しめるアニメーション。また簡単なVRとして視点が動くので、少しだけ店舗に入り込んだような没入感がある。
そして特に良いのはBGMだ。作業用にベストなLo-Fiのチルなオリジナルトラックは最高(Hi-Fiなものもあります!)。楽曲を楽しみたいという方は、YouTubeのライブストリーミング「スターバックスの窓 (Window to Starbucks) – beats to chill/relax/study to」にアクセスを。全10曲のトラックを流しっぱなしにすることができる(ちなみにこの原稿はそれを流しながら書いている次第)。
「スターバックスの窓」にはもうひとつの見どころが! 12月5日までなのだが、なんと巨大マグカップの中で実際に体験できるイベントが開催されている。
これは11月26日から12月5日まで東京・丸の内の商業施設「KITTE」1階アトリウムで開催されているもので、高さ3メートルはありそうな巨大なマグカップが設置。クリスマステイストに装飾された部屋が2つあり、中でコーヒーを味わいながら、「スターバックスの窓」の体験ができる。
部屋のモニターで流されている映像は、イベント用に特別制作された「スターバックスの窓 富山環水公園店 ホリデー バージョン」。巨大マグカップ内で、淹れたてのコーヒーを飲みながら、この映像を観る…なんとも不思議で面白い体験だ。
ちなみに中で飲むことができるのは、カプセル式カフェシステム「ネスカフェ ドルチェ グスト」用のスターバックスブランドのカプセルや、ドリップタイプのコーヒー「スターバックス オリガミ パーソナルドリップコーヒー」。ネスレ日本からリリースされた商品で、自宅でもリーズナブルにスターバックスのコーヒーを楽しむことができるというものだ。
上記の商品を持っているならば巨大マグイベントが終わった後でも、自宅で「スターバックスの窓」を開いて、スタバのコーヒーを飲み、本当にお店に行ったような気分を味わえるだろう。また、巨大マグカップも必見なので日数は残されていないので、近くを通った人はぜひとも足を運んでみては。
(参考)https://starbucks-no-mado.com/