KARA解散の裏に苛烈「闇接待」? アイドル襲う韓国芸能界の闇

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韓流ブームの立役者、5人組ガールズユニットKARAが解散危機に直面していると、複数のメディアが報じている。所属事務所DSPとの契約が来年1月で満了となるが、新たな契約のメドは立っていないという。また日本で契約しているユニバーサルミュージックとの契約も今年末まで、「来年以降の契約予定はない」という。

この解散には韓国芸能界特有の裏事情があるのではないか、という指摘もある。

「韓流ブームの到来とともに韓国芸能界の闇についても広く知られるようになってきました。向こうではタレントが有力者に闇営業をするのは日常茶飯事。09年に首吊り自殺した女優のチャン・ジャヨンは 遺書に『31人に100回以上の闇接待をした』と残しています」(週刊誌記者)

こういった悪習がいまだに根強いと言われるのが韓国の芸能界なのだ。事務所と韓国ヤクザの関係などは日本よりも密接な場合が多い。

「KARAクラスになるとそういった営業をする必要はないですが、それでも周囲の人間はそう思っていない。もはや枕する必要がないレベルのタレントたちでも、テレビ局幹部などの有力者が露骨に『ホテルとっておいたから』と言ったりすることもある。また、ネット上では『誰々は闇営業してのし上がった』など中傷も酷い。KARAのメンバーたちが引退をほのめかしたのは、こういった事情に嫌気がさしたからではないかとも言われています」(韓国情報サイト編集者)

韓国の芸能界では事務所側がタレントのそういう映像を撮っておき、それをたてにしてタレントを脅すといったことも行われている。KARAたちはそういった被害にあっていないと信じているが、韓国芸能界特有の事情による“風評被害”が、彼女たちを解散に向かわせているとすれば、残念なかぎりだ。

(文/元島田恒雄)