筋肉キャラの衝撃動画「ラックマン」が話題 フリーペーパーラック背負う男たちの正体が判明

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「ラックマン」をご存知だろうか? WEB動画「新サービス“ラックマン” 登場編」は、公開から2週間で50万PVを超え、現在複数のメディアで取り上げられるなど大きな話題になっている。動画の内容は非常にユニーク、コンビニの入り口でよく見かけるフリーペーパーのラック、あれがマッチョなキャラに変身するという一見(?)な内容で、それが面白すぎると話題なのだ。

レトロ戦隊モノな動画が凄い

「スマホでなんでも事足りてしまう現代社会」という思わせぶりなイントロから、「コンビニにあるアレが…」というナレーションが入ると、たしかに入ってすぐにあるあのフリーペーパーラックが「新しいメディアに進化したのだ! 新サービス!ラックマン」という筋肉キャラに変身。

胸筋をピクピクと動かしながら、このラックマンはコンビニから走り出し、フリーペーパーを町の人々に届け、さらには愛も届けるという内容なのだ(動画内では「命尽きるまで情報(あい)を届ける」と表現されている)。

ざっくりいえばPR動画なのだが、上記の動画を見て頂ければわかる通り、凝りに凝ったハイクオリティな内容であるために話題なのだ。映像内に出てくるコンビニは銀行のシールや、本棚の雑誌までそれらしく作りこんでおり、もちろん映像の風合いや曲なども、戦隊モノを見ていた男性なら思わず引き込まれてしまう“それらしすぎる”内容。ネット上でも「よくぞここまで!」「本気で笑った」といった声が散見される。

それにしてもこの動画、一体何なのだ?

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販促サービス“ラックマン”

同映像はフリーペーパーラック事業の老舗・株式会社ジェイトップによるもので、目的はフリーペーパーラックの認知と利用の向上を目的としたものだという。

たしかに動画の中にあるように、インターネットやスマートフォンが普及していく中で、情報のあり方は、供給側と受け手である生活者側で大きな変化をしてきた。主体的に情報を探せる時代になったとも言えるが、一方スマホという小さい画面では十分な情報を得られにくくもある。

今回の動画は、全国30,000店舗にフリーペーパーラックを設置、メンテナンスを行っているジェイトップ社ならではのもので、フリーペーパーラックの利用促進のため、通常、生活者が手を伸ばして取得しに行く必要があるラックを背負い、生活者の手元にプル型ではなく、プッシュ型で冊子を届けるためラックマンが活躍するというものになっている。

このラックマンたちが、従来型のフリーペーパーラックにフットワークの軽さと笑顔をプラスし、よりスピーディーかつヒューマニティ溢れる形で情報を届け、デジタルの時代にあえてアナログに奮闘する、そんな姿がPR動画ながら共感を得ているのだ。

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本当に呼べる、ラックマン!

PRであるため、ジェイトップが管理している全国30000店舗に設置してあるフリーペーパーラックのなかから、100店舗への設置を先着5社限定で無料にて提供、という広告の出稿を考えている企業や個人からすれば「オッ!」となる内容はあるものの、多くの人から共感を得て話題になっているのは、映像の面白さとこのアナログ感の両方があってのこと。

コンビニの入り口においてあるフリーペーパーは、求人系も含めて手に取って見てみると、スマホには無い情報の濃さや内容に引き込まれてしまう人がかなりいて、ファンが多かったり、そのため効果が高かったりするも、そんなアナログの面白さからだろう。

ちなみに株式会社ジェイトップでは「ラックマンを起用したサービスもご相談受付中」とのことで、少なくともユーザーたちからは「ラックマンをリアルで見たい!」「ふつうのサンドイッチマンより効果は高いでしょ!」などの声も続々とあがっているというから、どこかの企業がラックマンに配布させるのも間近かも。

ジェイトップさん、その際はぜひ取材に読んで頂けないでしょうか!