人間工学から見たベビーカーでの正しい姿勢「バガブー バタフライ2」発売記念トークイベント開催

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プレミアム・ペアレンティングブランド「Bugaboo(バガブー)」は、新生児から使用可能な超コンパクトストローラー「バガブー バタフライ2」の発売を記念し、2025年6月26日(木)に東京・原宿の東急プラザ原宿「ハラカド」にてトークイベントを開催しました。会場には、製品の思想と革新性をテーマに、デザインと人間工学の世界的権威が登壇、最新のベビーカーについて熱い議論が交わされました。

デザイン、人間工学、医療の専門家が語ったベビーカーの未来

イベントには、オランダのバガブー本社からヘッドデザイナーのアーノルト・ダイクストラーヘリンガ氏と、世界でも希少なベビーエルゴノミクス(赤ちゃんの人間工学)の専門家であるブレヒト・ダームス博士が来日。

アーノルト氏からは、バタフライ2が都市部での生活や旅行のニーズに応えつつ、妥協のない快適性とデザインをいかにして両立させたか、その開発秘話が語られました。続くブレヒト博士のセッションでは、赤ちゃんの身体的発達にとって正しい姿勢をサポートすることの重要性が、人間工学の観点から科学的に解説され、参加者は熱心に耳を傾けていました。

ブレヒト博士によれば、新生児~生後6-9ヶ月までは硬く平らで水平なマットレスが理想的。生後6-9ヶ月以降(起きている時)は足を下ろし、膝の角度を最大90°にできる直立姿勢が、骨格の発達を促進します 。生後6-9ヶ月以降(就寝時)はフルフラットが望ましいですが、体の動きが制限されるため長時間の使用は推奨されないそうです。

進化を遂げた「バガブー バタフライ2」の特長

「バガブー バタフライ2」は、変化する現代の家族のニーズに応えるために開発されたもので、最大の進化は、シートがレイフラット(160度)までリクライニング可能になったこと。これにより、新生児から4歳頃(体重22kg)まで、AB型のベビーカーとして一台で長く快適に使用できるとのこと。

人間工学に基づいた広々としたシート設計は、赤ちゃんの健やかな成長をサポート。筆者はコンパクトな折りたたみ機能のある、某社のベビーカーを使っているが、「バガブー バタフライ2」の方がワンステップで驚くほどコンパクトに折り畳めるという印象だった。またサスペンション付きの大型ホイールで走行性も抜群。

特に車体下の収納スペースは、他社のベビーカーとくらべてもダントツに大きい。筆者は現在、ベビーカー用のバッグをつけて、収納を増やしているので、「バタフライ2」のこの収納力は羨ましいかぎり。

また筆者は身長が177なのだが、既存のベビーカーはやや小さく、走行時には前傾姿勢になるため、腰にくることもしばしば。だが「バタフライ2」は十分な大きさがあるため、実に扱いやすいという印象だった。

【製品概要】
希望小売価格: 79,200円(税込)
カラー: デザートトープ、フォレストグリーン、ディープインディゴ、ヘリテージブラックの4色展開
重量: 7.3kg
対象: 新生児〜体重22kg(4歳頃)

■バガブーについて
オランダで誕生したバガブーは、「子育てには未来を形作る力がある」という信念のもと、革新的な製品を開発し続けています。デザイン性と機能性を両立させた製品は世界中の家族に愛用されており、2035年までにネットゼロを目指す「プッシュトゥゼロ」コミットメントを掲げるなど、サステナビリティへの取り組みも積極的に行っている。

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