パナソニックのワイヤレス・ゲーミングネックスピーカーが話題 スーパーな音質&臨場感でも、身体の負担少ない

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パナソニックがワイヤレス接続に対応した、新しいゲーミングネックスピーカーを発表。ゲーム、ガジェット界隈をざわつかせている。

新しくリリースされるのは「SOUND SLAYER」シリーズの新製品「SC-GNW10」。4つのスピーカーによる迫力の4chリアルサウンドを実現し、ゲームの高い臨場感を楽しめる。11月17日に発売される予定で、価格はオープンで、店頭予想価格は37,000円前後。

昨年10月に発売されたUSB有線タイプの「SC-GN01」は、大人気ゲーム「ファイナルファンタジーXIV」のサウンドチームと共同開発したサウンドモードが話題となっており、その後の売れ行きも好調。そんなヒット商品の後継機となる「SC-GNW10」はさらなるリッチなサウンド、機能を備えているという。

まず今回の新モデルでは、有線からワイヤレスに進化し、2.4GHzの専用無線で遅延なく音声を伝送する。Bluetoothには非対応だが、PlayStationやNintendo Switch(TVモードのみ)、PC(Windows)などゲーム好きにはおなじみの機器との接続が可能だ。

音質もさらに向上。スピーカーの口径や出力が大きくなり、口径は34mmから38mmに、出力は1Wから3Wにパワーアップ。スピーカーはネオジウム磁石を採用、本体に2,900nAhのバッテリーを内蔵するなどの改善が行われている。

これらにより、音圧も約2倍になり、中低域が豊かに響く一方、高域もクリアで伸びやかな音質となっている。また、4つのスピーカーから出る音を制御することで、定位感を保ちながら、サラウンド効果を生み出す独自技術「TRUE M.A.G.E.S.S.」も健在だ。

ゲームジャンルに合わせて選べる6つのサウンドモードに加えて、PCアプリ「SOUND SLAYER Engine」を使えば、自分好みのサウンド設定をすることもできる。最大3つまでプリセットを作成することができ、PCで作ったものをゲーム機でも使うこともできるという。

ボイスチャット機能も大幅に改善されており、左右にマイクを配置することで、装着者がどちらを向いても声を拾えるようになっている。またAIボイスプロセッサーが人の声だけを抽出することで、通話相手にはゲーム音が聞こえないのは、ユーザーにとって嬉しい機能だ。

デザインも快適性を考えて改良されており、鎖骨や僧帽筋に当たりにくい形状になり、柔軟な素材を使うことで、装着時の負荷を軽減。バッテリー内蔵だが重さは約403gで、実際に首にかけてみても、「軽い!」というのが第一印象だ。人間工学に基づいたデザインで、重さを分散させることで軽く感じられるのだという。ワイヤレスながら、連続再生時間は9時間というのも嬉しい限り。

「SC-GNW10」の事前説明会では、「ソニックフロンティア」のサウンドディレクターだった大谷智哉さんや、「わしゃがなTV」の中村悠一さん、マフィア梶田さん、ガジェット系YouTuberのさっさんさんなどが登場し、絶賛の嵐。さっさんさんは「定位感も高いので、FPSで敵が来る方向をつかみやすい」とコメント。

ワイヤレスでサラウンドサウンドを楽しめるゲーミングネックスピーカー「SC-GNW10」。ゲーム好きならぜひチェックしてほしい。

ゲームプレイ用の専用UIゲームコントロールボードを備えた4K有機ELビエラも展示されていた。
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