そんな真木氏の最新エッセイ集『アイ アム ベックス=スプレッド ザ ラブ』の言葉も衝撃的なものが多い!!!
経済活動に奔走するセレブリティたちに対して「飯は朝昼晩に1回ずつしか食えないし、う◯こだって1度に1回しか出ない。女だって1回に1人しか抱けないし、そもそもチ◯コは1人1つしかついてない」という言葉など、つい笑ってしまうユーモアもふくみつつも実に深い!
他にも現在の芸能界に対して「子どもたちが今の芸能人みたいになっていいのか。人を笑わせるためだけに生きればいいのか、メッセージするものなんて何もない人生にしちゃっていいのか、俺はずっとそう思ってる」など、たしかに考えさせられる言葉が掲載されているのだが、そこまで言っちゃっていいんですか!
さすがかつて芸能ゴシップ誌のトップランナーだった「BUBKA」に掲載されていただけある内容というか…。
ドラマやバラエティからオファーがかなりあるものの、強い美学とこだわりのためにそうそう出演しないと言われており、芸能界でも「レジェンド」と言われることも多い真木氏。前作のエッセイ集『BLACK BOOK』は小説家・高橋源一郎氏やプロインタビュアーの吉田豪氏が絶賛していたが、今回もあちこちで波紋を呼びそうな内容だ。
文/関本尚子