オタクでこの曲に涙しない人はいるの? 2次元ラブソング ひがしやしき「君が永遠でとても嬉しかった」

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いま、アニメクリエーターなど業界でも話題になっているのが、2次元のキャラクターへの恋愛感情を歌い上げたラップ『「君が永遠でとても嬉しかった』。音楽ユニット・ひがしやしきによるものだ。

ひがしやしきはオタクの心理をえぐるエモーショナルなリリックを特徴に、名曲を生み出している注目のユニット。SoundCouldなどに精力的に曲を発表しており、知る人ぞ知る状態ながら、その評価は熱いものばかり。

オタク自身すら気づいていない想いを、これほどすくい上げた歌詞は例を見ないとして、作り手である関係者たちからも今注目を集めているのだ。

たとえば、その一つが『君が永遠でとても嬉しかった』。ラップされているのは、いつかは死んでしまう有限である自分(オタク)からの、死がないという意味で、永遠である2次元のキャラクターへの想い。

ファンタジーの中では、吸血鬼のような超長寿の人外キャラクターと、寿命の短い人間との恋愛のような、異なる時間を生きるという題材がある。同じようにオタク(3次元)と、彼らが愛するキャラクター(2次元)との間にも、同じような永遠と有限の喜びと悲哀があることを、同曲は気づかせてくれる。そして涙を誘う。

この曲は、自分の好きな人(キャラ)の永遠を讃えながらも、同時に永久につれ添えない哀しみをたたえている。美しくも明るいトラックと、そのリリックーー

「オタクにかかった永遠ののろいが 今日も僕を生かしてく 何度救われたかわかんない これ以上なにも求めちゃいない 世界は常に変わるけど 君が永遠でとても嬉しかった」

「最終回が来ても終わらない 叶わない君と片思い 僕はいつか死ぬから 君が永遠でとても嬉しかった」

ーーは胸を打つことは間違いない。

ここまで絶賛した筆者は、そこまでのオタクではない。それゆえに、このラブソングを本当には理解していないのだろう。それでも、自分の好きな架空の存在、作品、いや実在の人物たちへの想いすら気づかせてくれるこの曲は、何度聞いても涙ぐんでしまうのだ。

同曲にグッときた人は、SoundCloudで、ひがしやしきの『人生ちゃんは続くらしい!』などの曲もぜひ聞いて欲しい。3次元と2次元の間にある、幸せと哀しみ、そんな気持ちが“救われる”世界がひろがっている。

※ひがしやしきに対して「氏」「さん」「様」などの敬称を付けたかったが、あえて省力をさせていただいた。
※また本記事は本メディアでは異質な題材だが、それほどに、たまたま耳にしたひがしやしきの曲が衝撃だったと理解いただきたい。

『君が永遠でとても嬉しかった』 (Sound Cloud)  https://soundcloud.com/higashiyashiki2/olvtba2sbiqw
https://soundcloud.com/higashiyashiki2