ホッと一息つきたいとき、コーヒーや紅茶など自分の中の定番ドリンクは各々あると思うが、『ワンダ TEA COFFEE カフェラテ×抹茶 微糖』は従来のコーヒーに国産茶葉を掛け合わせたという、コーヒーブランド「WANDA」の新商品。果たして定番の仲間入りとなるか!?
新たなコーヒー飲料を提案!ミルキーな中に感じる抹茶の甘さがクセになる
「WANDA」は、“素晴らしい(WONDERFUL)”缶コーヒー、ワンダフルな味や体験を、コーヒーを通じて世の中に提供することをテーマとして1997年からアサヒ飲料が展開しているブランド。現在「人生楽しんだモン勝ちだ!」のスローガンを掲げてビートたけしが理想の上司の熱演しているあのCM、見たことあるという人も多いだろう。
発売当初から従来のコーヒー飲料の枠にとらわれない同ブランドは、コーヒー飲料をいかに自由に楽しく提供できるかというコンセプトを打ち出しており、過去には乳酸菌入りコーヒーやコーヒーゼリー飲料など個性的な商品も登場した。
そんな中、2018年4月に誕生したばかりの「ワンダ TEA COFFEE」シリーズは、若者がコーヒーを楽しむきっかけとなる商品を目指して開発されたが、今回同シリーズから「ワンダ TEACOFFEE カフェラテ×焙じ茶」「ワンダ TEA COFFEE ブラック×煎茶」に続く第3弾として発売となったのが『ワンダ TEA COFFEE カフェラテ×抹茶 微糖』(525ml・希望小売価格 税抜 160円・2019年1月8日発売)だ。
パッケージには、先に発売となったフレーバー同様にお茶の葉とコーヒー豆が描かれている。この絵の雰囲気からいくと、茶葉もコーヒーに負けないくらい入っているように感じるが、本当のところはどうだろう。
キャップを開けると、最初にコーヒーの芳ばしい香りがして、その後にミルキーな甘い香りが追いかけてくるが、抹茶の香りはあまりしない。色はうっすら茶葉の緑がかっているように思う。
カフェラテはそもそもイタリア発祥の飲み物で“ラテ”はイタリア語で「牛乳」を意味するが、ベースは一般的なカフェラテ同様、ミルク感が強め。後味で国産茶葉のほんわり優しい味が良い趣をつくり上げている。茶葉の味自体もサッパリとしているが、微糖というのもありさらに飲みやすく仕上がっている。
「TEA COFFEE」と銘打っているものの、コーヒーの味の方が圧倒的に主役を張っているように感じる。ちなみにこの雑味のないカフェラテの風味は、厳選したコーヒー豆を高温短時間で焙煎することでたどり着いた味だそう。
抹茶とカフェラテ、2つが混ざり合ってもケンカせず一体感があるし、525mlと大容量なのでグビグビ飲める。このクセになる後味はこだわりの国産茶葉だから出せるテイストだと思う。
この時期は、容器に移し替えて温めて飲むのもおすすめ。実際に温めて飲んでみたが、よりコーヒーや抹茶の香りが豊かになって、コクが増した感じがする。
コーヒーや紅茶も良いが、新たな定番ドリンクを開拓したいという人は、飽きの来ないこの味をぜひ試してみてほしい。
全国のスーパーやコンビニで発売中。