イランで女忍者が4000人超え 日本人女性の忘れた心技体、海外で根付く

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日本の女性がジムやヨガやInstagramにうつつを抜かすなか、中東国イランではくノ一(女性忍者)の訓練を受ける女性が4000人を突破。海外では「忍者大国は日本ではなくイランだった」として大きな注目を集めている。

現在イランのテヘラン郊外に、忍者としての修行を行うための道場が存在。忍術は同地にAkbar Farajiによって初めて紹介され、この道場も1989年に設立、すでに30年の歴史を誇っている。これまでにも忍びの技術を習得した者たちを多数送り出してきた。

この道場の会員数2万5000人で、うち女性が4000人を超えるという。このくノ一たちは決してダイエットや美容のために通っているわけではなく、治安が悪化する中での護身術として学びにきているのだ。この他人を傷つけるためではなく、護身であるという精神も人気の秘密だという。


練習着は忍び装束ではなく、あくまで軍服と本格的だ。刀、暗器、手裏剣、弓、棒術などの武技や徒手空拳での格闘術も学ぶ。また忍耐と寛容、勇気なども学ぶことになっており、この精神性を身に着けない限りは皆伝されないというから、ますます本格的だ。

海外メディアのインタビューに対して、同道場で忍び修行する女性たちは「忍者になることに人生をかけている、本気の人たちが通っている」「厳しい日常を生き抜くための助けになることが多く学べ、だからみんな本気なのです」と答えている。

いつの間にか大和撫子はサッカーの意味合いが強くなり、そしてくノ一のお株はイランに奪われた。日本はまことに天下泰平ということで!? 皆さまはどのように思いましたか?

画像/公式Facebookより
文/関本尚子