1週間に1回程度、営みを結ぶ夫婦が最も幸せであるという、カナダのトロントミシガン大学による研究結果が注目を集めている。米国CBS放送が報じたこともあり、夜の生活改善に励むカップルが急増中だ。
■金よりも夜の営みが大事!
同大学研究チームのエイミー・ムーア博士らによれば、夫婦やカップル間で定期的な営みがあることは、2人の幸福度において重要であり、さらにいえば金銭的な余裕があることよりも大切だという。逆に言えば、そういった関係がなければ、お金があっても不幸を感じやすい。
研究チームは14年間にわたり2400人のカップルを対象に、営みの頻度(週0回から週4回以上)と幸福度の相関関係について調査を行い、これらの結論に達した。
■週1回以上では幸福度は変わらない
この研究の興味深い点は、週1回というポイントだ。好きもののカップルであれば、それ以上にしているからもっと幸福、というわけではない。これが週に1度以上であっても幸福度は増大しないのだ。この週1の法則は、男女関係なく年齢や結婚生活の長短にも関係なく、通用するという。
■未婚の場合、回数は関係なし
また未婚であれば、回数はそれほど重要ではなく、あくまで相手にどれほど心理的な安定感を感じているかが重要だという。ちなみに筆者のような男なしのアラフォー女では、営みレスの夫婦よりも幸福度が低かったりして…ギギギ!
文/高野景子