世界1可愛い豚、世界1高いソーセージにされる 国宝にも指定されたキュートな豚に悲劇

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キャワワ! こんな豚がソーセージにされちゃったの…。

キャワワ! こんな豚がソーセージにされちゃったの…。
キャワワ! こんな豚がソーセージにされちゃったの…。

イギリスで世界一高級なソーセージが開発されて話題になったのだが、その材料になった豚さんも世界一可愛かった、嗚呼…として話題になっている。

ハンプシャー州のお肉屋さん、ケヴィン・ターナーさんがこの問題のソーセージの生みの親。マンガリッツァ豚を主材料にして、トリュフ、高級なスティルトンチーズ、1947年産のポートワインなどを使って作ったものだ。

ターナーさんはごきげんだ。
ターナーさんはごきげんだ。

ターナーさんによればキロあたりにかかった材料費は約13万円(700ポンド)で、一本約7000円で販売されるという。た、高いいいいいい! 一般的な大型ソーセージの値段の約100倍だ。

そんな報道を受けて、皆が興味をもったのはこのマンガリッツァ豚。19世紀前半に誕生したハンガリー固有の、希少種の豚である。2004年にはハンガリーの国宝に指定されているほどの貴重な豚さんなのだ。

その特徴はもふもふの毛皮に、愛くるしい目…。そんな写真を見たネットユーザーたちは、世界一高級なソーセージに喉をならす一方、“可愛すぎて俺にはできない”と涙している。たしかにこの毛皮の具合ほんとうに可愛いのだが、マンガリッツァ豚はあくまで食用…それはわかっているんですけどね〜。

文/関本尚子