東京はすっかり桜の花が散ったこの時期、栃木はいちご狩りシーズン真っ盛り。栃木と言ったらいちご! いやいや、栃木とえば黄色いパッケージが目を惹く関東・栃木レモン(通称:レモン牛乳)もあるではないか!
■レモン牛乳から派生した新しい味のどら焼き
実はそんな、栃木のソウル飲料・レモン牛乳から派生したお菓子に、いちごと餡を合わせた「いちごトラヤキ」なるものをJR秋葉原駅にある「のもの秋葉原店」にて発見。どら焼きではなく、“トラ”ヤキ? 「所詮、いちごの香りがしたどら焼きでしょ」とあなどるなかれ。食べたら一瞬でいちご畑に連れてってくれる、ファンタジーなどら焼きをレポート。
■ピンク色の餡子に食指が動く
製造元は、栃木県日光市にある㈱和光フーズ。パッケージには、でかでかと「栃木県限定」と書かれいるのが、ご当地ファンの心をゆさぶる。そのデザインもレモン牛乳を模しており、”いちご”に合わせてピンク色。袋を開けた瞬間、いちごの香りがふわっと鼻をくすぐり、見た目は名前の通りトラ模様になっているなんともキュートなフォルム。半分に割ってみると、薄いピンク色に染まった餡がぎっしり。外見も中身も女性らしい出で立ちに、優しく扱ってしまうのは本能なのか・・・。
■いちご畑へGO
まぁでも食べてみたら結局餡子だった、という話はザラにあるが「いちごトラヤキ」は期待を裏切らない。餡は、ザ・いちご牛乳な甘い味わい。“いちご”ではなく、“いちご牛乳”なのが、和光フーズのプライドを感じさせる。さらに食べ終えた後もしばらく、いちごの後味が鼻と口に残る、いちご畑にいるかのようなファンタジー感さえある。
栃木に行ったお土産に、栃木に行った感を出したいときに、「いちごトラヤキ」を買って帰ってみてはいかがかな。また、和光フーズでは、レモン牛乳をどら焼きにした味わいの「レモンどらやき」も販売しているので、セットで買うとさらに栃木観光してきた感が出るのでおすすめ。ちなみに本商品、無果汁です!
文/新井華子