2月6日、アメリカ西海岸などで展開するコーヒーチェーン「Blue Bottle Coffee(ブルーボトルコーヒー)」が、東京・清澄白河にオープン。初日には2時間半まちの大行列となっている。そんな話題の同チェーンで働きたいという人も多いだろうが、意外にハードルが高いようで…。
■超オシャレコーヒー店の募集要項がスゴイ!
現在ブルーボトルコーヒーでは表参道店のスタッフを募集している。アシスタントマネージャー、キッチンスタッフ、プロダクションスタッフ…等々。
お店の看板となるキッチンスタッフの募集要項の「求める人物像」には
「笑顔が素敵でユーモアのある方。コーヒーとスイーツを楽しむことが何よりも好きな方。ゼロからのものづくりと仕組みづくりを試行錯誤しながら楽しんでいただける方力仕事もいとわず、心身ともに健康な方縁の下の力持ちという役割を果たし、チームでゴールを達成することにやりがいを感じる方調理・製菓経験1年以上優遇」とある。
ちなみに時給は1000円から。
■大手チェーンからブルーボトルに大量離脱も?
おお、なんというハードルの高さ…。あなたはどうだろうか、笑顔がすてき? ユーモアある? コーヒーとスイーツを楽しむことが好き、しかもハイセンスに? 心身は健康? 地味な仕事もぜんぜんオッケー?
この条件に「私!私!私にぴったり!」と言える人はそう多くはないだろう。
とはいえ、すでに他店の高感度なカフェスタッフたちの間では、同店の進出および求人は話題になっているという。他有名チェーンのアルバイトスタッフによれば
「うちの店のアルバイトでも『ブルボ受けようかな?』って子が多いですね。うちも昔はオシャレなイメージだったんですが、若い子たちはミーハーだから、ブルーボトルコーヒーが気になっているようです。正直私も移りたいけど、英語できる人が優遇っぽいのでムリ(笑)」(人気コーヒーチェーン・店舗マネージャー)
とのこと。ちなみにさきほどの「求める人物像」、ワタミで働いた人ならけっこう行けそうな。笑顔もステキで、縁の下の力持ちオッケーで、チームでゴールが好きとか、日本のきつめの居酒屋での経験がある人なら、ブルーボトルコーヒーに受かるのかも?
私ももぐもぐなんぞやめて、ブルボで働いてみたいもんです…。美味しいコーヒーの香りと、そんな笑顔とユーモアあふれる同僚の間で、嗚呼。
参照/ブルーボトルコーヒー
文/関本尚子