義理チョコ配布率が過去最低30%に 「男にあげる必要ない」無チョコ女子が激増

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バレンタインチョコひとつももらえないのが当たり前の時代に。
バレンタインチョコひとつももらえないのが当たり前の時代に。

今年、男性がチョコを一つももらえない確率が増えている。女性で義理チョコを配らない人、いや、チョコを一つも配らない女性が激増しているのだ。

■義理チョコ配る女性、今年は5%マイナス

リサーチバンクが発表している「バレンタインデーに関する調査」2012年から15年を見てみると、義理チョコを配るという人は、2012年37%、13年35%、14年35%、そして今年は30%。一気に5%もさがっている。

■チョコ用意しない女性は35%に

また同調査による「チョコレートを用意しない」では、2012年28%、13年32%、14年33%、今年15年は35%となっている。激減ではないが、ゆるやかに「無チョコ女子」が増えている(チョコレートではないものをあげる、という女性も含まれると思うが。少数なのではないか)。

■チョコに使うより自己投資

当メディアで、チョコを配らないという女性に話を聞いてみると。

「わたしは派遣社員として働いているんですが、いつ切られるかわからない。もう男性社員に媚を売る気すらなくなってきましたね。チョコで無駄金使うより、自己投資した方がいい」(35歳 出版社勤務)

「義理チョコをあげたところで、男の人って感謝の気持ちをすぐ忘れちゃうじゃないですか。しかも、あげたものよりちょっと高いお返しをすると、それをいつまでも威張る。中には「だから」といって男女関係を求めてきた男までいました(笑)。そんな嫌な目にあうなら、もういいかなと」(33歳 ライター)

雇用が不安定な時代性や、男性の姿勢などさまざまな問題に、絶望してチョコをあげない女性が増えているということか? 我々女性からすれば、この無チョコ女子になりたい気持ちは強い。だって、めんどくさいんだもん!

参照/リサーチバンク
文/高野景子