悪い子を波平の髪型にする床屋 「おしおきカット」が米国で話題に

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かわいいけど、かわいそう…。
かわいいけど、かわいそう…。

■悪い子は「波平に」してしまえ!

子供のいたずらがおさまらない、でも手をあげれば「虐待」と思われてしまう…そんな親たちのジレンマの解決を、米国アトランタにある床屋さんが開発。

いたずらのバツやおしおきとして、子供の髪型を「サザエさん」の波平のようにしてしまうのだ…! 波平といえば、頭の周囲にだけ髪がのこる典型的「ハゲチョビン」。アレにするわけ。

■ブラピの大ヒット映画にインスパイア

床屋「ラスティ フレッド(Rusty Fread)」を経営するラスティ・フレデリック氏はこの髪型を「ベンジャミン・バトン・スペシャル」と命名。デビット・フィンチャー監督、ブラッド・ピット主演の映画「ベンジャミン・バトン数奇な人生」(2008年)にあやかっている。

同映画は、80歳の見た目で生まれ、年を取るごとに若返る人生を与えられた男の一生を描いたもの。要は“子供なのに大人”ってこと。このおしおきカットも、子供なのに大人の髪型、というか波平さんの髪型にするわけだから、これも“子供なのに大人”。

■一生のトラウマ必至…!

このおしおきカットに対して、面白がって賞賛を送っているメディアもあるが、ワシントン・ポスト紙は心理セラピストを取材して、このような髪型にすることは、かえって逆効果ではないかといった意見も掲載している。

インターネット上で若い人たちから「これをやられたら一生トラウマ」「死ぬまで親を許さない」といった声もあがっている。そりゃそうだ。日本でもこれやったら、大問題になりますよね。

参照・ワシントン・ポスト
文・関本尚子