昨年12月に一部商品において虫が混入していたことから、「ペヤング」シリーズ全商品の生産自粛と販売休止を決定したまるか食品。商品が棚から消えた時にはネットオークションなどでも高騰、一時10000円でも出品されていた。
■ファンにはびこる「闇ペヤング」
現在ファンの間では「闇ペヤング」として、ネットで購入したプレミア化したペヤングを食べることがステータスにもなっている。
筆者のもとにも知人から「よかったら『闇ペヤ』(※闇ペヤングの略)一つ2000円で分けてやるよ」といった連絡があるほどで、飢餓状態をかえって楽しんだり、商機と見たりしているファンもいるようだ。
■ネットで買ったら1つ1800円…!
知人からは買わずに筆者も、好物の「ペヤング激辛焼きそば」をネットショップから1180円で購入。この闇ペヤングは、メーカー希望小売価格170円なので、約7倍! 送料がついたら1800円ほどになってしまい、…ショック!
■ネットオークションでは100円も?
しかしさらにショックだったのは、一部オークションサイトなどでは闇ペヤングが値崩れを起こしていることだ。すでに100円から200円程度での出品がいくつも出ている、まじかよ!
オークションなので、人が殺到すれば当然高騰してしまうが、現状はけっこう閑古鳥状態。なのでけっこう安く手に入る可能性が高い。
■闇ペヤング市場はバブル崩壊
爆笑問題・太田光さんの妻で、所属事務所タイタンの代表でもある太田光代さんがペヤングを食べたことをツイート、それを多くの人がうらやんでいるというネットニュースが流れているが、すでに闇ペヤング市場はバブル崩壊を起こしている。
■もう一平ちゃんでいいんじゃない!
値崩れを起こして入手用意になっているのをみたら、せっかく大枚はたいて買ったペヤング激辛焼きそばも、たいして感動がなかった次第。辛(から)いというより辛(つら)かった。もう一平ちゃんやUFOでいいかも…。
とはいえ、ペヤングの復活をお待ちしております〜!!!
文/高野景子