世界一の起業家がラーメン二郎食べた『真の狙い』 テスラモーターズのイーロン・マスクCEOのジロリアン宣言は、広告代理店が仕掛けた?

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電気自動車外車テスラ・モーターズのイーロン・マスクCEOが、2014年9月8日に来日、新車のプロモーションを行う一方、ラーメン二郎歌舞伎町店におとずれていたことが判明した。

ハイテクノロジー企業を率い、億万長者であることから「アイアンマン」の主人公トニー・スタークの“リアル版”と言われるイーロン氏。現在テスラ社の、フェラーリより早くポルシェより安い高級電気スポーツカーは世界を席巻、イーロン氏は昨年、TIME紙の「世界で最も影響力のある100人」で表紙を飾り、フォーチュン誌では「今年の最優秀ビジネスパーソン」に選ばれている。

今回の訪日で『テスラ モデルS』のプロモーションをした際には、バッテリーは日本製であることから、「日本の心が組み込まれている」と親日感をアピール。

またラーメン二郎歌舞伎町店で食べた感想を、CNETJAPANに対して「特に狙っていたわけではなく、友だちと歩いていて『ここがどうも美味しそうだ』ということで入った」「非常に美味しかった」として語っている。

二郎を訪れたのも親日アピールの一環だと思われるが、そこには“鋭い読み”があり、偶然ではないという意見も浮上している。

「広告代理店がしかけたプロモーションの可能性が高い。ラーメン二郎の本店は港区三田にあり、慶應大学生の“心”のラーメン。慶応出身の日本セレブにも影響があることを考え、二郎を選んだのではないか。またイーロン氏のスケジュールが秒単位であるため、比較的空いている二郎の歌舞伎町店が選ばれたと思われる」(経済誌記者)

実際、今回イーロン氏およびテスラ社のプロモーションは、所得が700万円から1000万円超の読者を持つメディアで展開されている。二郎を食べたことも、たしかに関係がありそうだ(所得の低いジロリアンも多数いるわけだが…)。

また、海外の報道はこの件に関して「すきやばし次郎とは関係ない、日本のカルトラーメン『JIRO』」として紹介。イーロン氏がわざわざ訪れた“事情”については言及していない。

ちなみに二郎ファンたちからは「くそっ、三田本店だったら…」といった声もあがっているのはご愛嬌。

文/鷹村優