焼肉を食べる時には最高のつけあわせの韓国産キムチだが、もしかしたら数年先には食べられなくなるかも知れない。そんな話が浮上してきている。
というか、日本や海外の輸入量が激減しているのだ。東亜日報が伝えたところによれば、韓国から日本への輸出量は2011年頃から年々減少しており、背景には昨今の嫌韓ブーム、円安が重なっているという。
韓国関税庁によれば、今年7月期におけるキムチの日本への輸出量は1万456トン(約3538万ドル分)であり、昨年同時期が1万1712トン(4040万ドル)。輸出量はマイナス10.72%(金額では12.43%)となっている。
韓国のキムチ輸出量のうち74.9%(2013年度)が日本向けであるため、日本への輸出減は韓国にとっても痛い形だ。全世界への輸出量を見ても、今年7月期で1万4726トン(5050万ドル)。昨年の同時期の1万5227トン(5355万ドル)より、3.29%(5.69%)減少している。
また最近では日本国内でのキムチの生産も増えてきており、より日本人の好みにあわせているために、それらも韓国産キムチの輸出を阻害する要因となっている。
こういった状況への起死回生の一手として、いっそ輸出用キムチを高級ブランド化させる可能性を示唆する関係者もいる。そうなれば、今でこそ安価に食べられている韓国産キムチがおいそれと口にできなくなる可能性もある。
現在、韓国産キムチは中国で衛生基準を強化されたために、事実上停止状態となっており、中国・習近平国家主席の訪韓により、規制解除への期待も高まっているという。
文/鷹村優