タバコ会社、肺がん死亡男性に2兆円賠償 天文学的金額で遺族が勝訴

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※タバコを吸って死んだら、まさかの大勝利?
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今月19日(現地時間)、アメリカ・ナンバー2のタバコ会社「R.J.レイノルズ」が、肺がんで死亡した男性に236億ドル(約2兆3600円)もの賠償することが決定した。

フロリダ州ペンサコラの連邦裁判所の陪審員は、レイノルズに対して原告のシンシア·ロビンソンに対して、この懲罰的損害賠償金を命じる判決を下した。これは民事訴訟では過去最大の賠償額となる。

原告のシンシアさんの夫、マイケル·ジョンソンは20年以上にわたり喫煙し、肺がんに罹り、1996年36歳で死亡。2008年にレイノルズ社を相手に訴訟を起こし、同社が喫煙の危険性を知らせることを怠ったためだと訴えた。

一方、ジェフリー·レイバーン同社副会長は、今回の評決に「公正な範囲を超えている」とし、直ちに控訴するという立場を明らかにした。

文/原田大