前半ではタンドリーチキンなどをご紹介! では、後半のいよいよ2位と1位を発表だ!
2位 バターチキン
鶏肉をヨーグルトとスパイスで一晩マリネして、トマトやギー(乳製品)などで煮込んだ料理。インドのパンジャーブ地方が産んだ傑作料理と言われている。日本ではカレーの一種として見られていることも多い。
1位 ビリヤニ
そして1番人気と言われるのは、インド独自の炊き込みご飯「ビリヤニ」だ。米とカレーを層状に重ねて焼き上げるとても手間のかかる料理で、日本では超マイナーだが、世界的にも人気のある料理だ。
あれ、1位はカレーじゃないかって? カレーというのはインドでは外来語であって、インドの香辛料を多様した料理をなんでも包括してしまう言葉。なのでビリヤニやバターチキンもインドの人にカレーかと聞いても「うーん」という答えが帰ってくる場合が多いんです!
国際化がすすむ日本社会、インドの人と話す機会も多くなってきているだけに、「ビリヤニって食べてみたいな、人気のある料理なんでしょ」なんて言うと国際交流が進むこと間違いなし。まちがっても「カレー! カレー! カレー!」なんて言ってはだめ、こいつわかってねーなと思われてしまうので。
文/関本尚子