非常時も使える! 缶詰アレンジレシピコンテストに応募してみた

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雑草アイキャッチ
草むら
「パンが無ければ草を食べればいいじゃない」

雑草愛を共有したくて

お金があまり無い時には何を食べればいいのか。当編集部では、その辺に生えてる草でも食えばいいじゃん、という考えから、雑草の食べ方を紹介している。

だが、雑草を食べるのは何もお金が無い時ばかりではない。雑草食は災害発生時にも大活躍するはずだ。

ちょうど今、日本缶詰協会が、レシピブログとのコラボ企画で、「非常時にも大活躍! 缶詰・びん詰・レトルト食品を使ったアレンジレシピコンテスト|レシピブログ」を開催している。我々も雑草愛を引っさげて、応募してみることにした。ちなみに、このコンテストの締め切りは7月18日。ブログさえあれば誰でも参加できるので、我もという方は参加してみてはいかがだろうか。

広域災害が発生すると物流がストップするので、避難所では限られた量の食料をみなで分け合わなければならない。しかも非常食はレトルト中心。新鮮な野菜は無い。野菜が不足すると不健康になることを、普段ジャンクばかり食べている我々は身にしみてわかっている。

不足する野菜をどこで補うか……外を見てほしい。巨大なサラダボウルがあるじゃないか。草むらという名のヘルシーバイキングが。

ヨモギ
さわやかな香りが漂う
速攻ゲット

早速、レジ袋を持って川べりに行くと、探索時間0秒でヨモギを発見。というか、川べりに行く途中の道のそばにもヨモギは生えていたが、付近の交通量が多いからか排ガスの洗礼を受けまくっていて灰色だったのでやめた。

さらに、キレイなヨモギでも、実はこの時期は育ち過ぎてあまり美味しくない。だがそれは平時の感覚。災害はいつやってくるか分からないのだから、育ち過ぎたヨモギでも食べられるように工夫しよう。なるべく先の方の若い葉を選んでむしると充分に柔らかい葉を収穫できる。どうせたくさん生えているし、手当たり次第にむしろう。

ツメクサbros
子供でも収穫できる

アカツメクサ、シロツメクサは雑草の優等生

そのすぐ横に目をやると、アカツメクサに遭遇。雑草の中ではかなり美味しい部類に入る。比較的クセの無いので下処理も簡単で、熱湯で2分ほど茹でた後、水にさらしておくだけでいい。

アカツメクサのコロニーの隣には、シロツメクサも群生していた。赤より白の方が柔らかい、という話も聞く。葉も茎も花も食べられるので、悩むことなくひたすら収穫しよう。土がまじると洗いづらくなるので、上の方だけ採ると後々の手間が省ける。

ギシギシ
ギシギシ。名前でムラムラした人、たまってんのね。
確実なものだけにするべし

この他にも食べられる雑草があったのだが、葉の裏に赤い虫がついていたり、毒草と見分けが付きづらかったりしたのでやめた。下手をすると命に関わる。ただでさえ大変な非常時に、体調まで崩すのは絶対に避けたい。

ということで、面倒くさくなってきたのでヨモギ、アカツメクサ、シロツメクサの3品で満足することに。楽しくなくなってきたら切り上げる、この気持ちは重要だ。それでは、レッツ! オーガニッククッキング!

→詳しいレシピはこちら

文/編集部

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