先週発売された女性週刊誌「女性セブン」3月20日号が物議をかもしている。話題となっているのは「独占撮 浅田真央母に墓前報告! 意志継いで縁の下3年『ひとり中華』の父」という記事だ。
「マスコミ関係者の間では『さすがだ』として評判になりました。日本に帰国した浅田真央ちゃんが、2月26日にお母さんのお墓参りに行っている姿を、バッチリ撮って掲載している。手を合わせて、墓前にソチ五輪の報告をしている姿は感動を誘うのは間違いない」(週刊誌記者)
たしかに世界選手権もひかえ、ソチ五輪で大活躍した真央ちゃんの動向は、みなが気になるテーマだ。とはいえ母親の墓参りというプライベートなところに踏み込んでいるのは、反感を抱く人もいるだろう。
「スケート連盟でも、この記事に怒っている人はかなりいた。本人がこの記事を見たらショックを受ける可能性があるだけに、『世界選手権に影響が出たらどうするんだ』という声があがっていましたね」(すスケート連盟関係者)
有名人のプライベートと報道のバランスは、実に難しいところ。とはいえ真央ちゃんにはそんな雑音に振り回されず、世界選手権でまた素晴らしい演技を見せて欲しいものだ。
文/原田大