だが、アムネスティ・インターナショナルなどの人権団体は、中国はもとより韓国にも注目しているという。同団体は「民主主義の後退」を指摘しており、民主主義国家として道を歩いてきた同国に一体何が起きているのか。
国家保安法とインターネット検閲の“恐怖”が韓国国民たちをとりまいている。
国家保安法は1948年に制定された、北朝鮮を賞賛するなどの反国家的活動を禁止する法律。朝鮮戦争など共産主義の嵐が吹き荒れ朝鮮戦争が起きた時代ならいざしらず、昨年では102人もの逮捕者が出ている。逮捕されたのは左翼などの反政府主義者だというが、それでも我々から見れば異常な状況であるのにはかわりない。また同法は韓国の諜報機関・国家情報委員の裁量にゆだねるところが多いだけに、その恣意的に運用されている部分が大きいとして批判も多い。
また、インターネットに関しても、国家保安法やわいせつ法への違反だとして約4万サイトがアクセス遮断されている。数年前までは年間1万件いかなかったにも関わらずだ。北朝鮮情勢の緊迫化が、韓国内のこういった状況を生んでいると見られているが、それだけでは説明がつかない。
中国、日本、韓国、アジア各国共に内部で何かが起きているのは間違いないのだ。
文/鷹村優
Related posts:
医療、介護業界を崩壊させる人材採用問題 野放しにされる人材紹介会社の「おとり求人」や高額手数料
天龍源一郎vsスタン・ハンセンのトークショーが10月22日開催決定、早くもファンが殺到中!!! 「龍艦砲」コンビが明かすプロレス秘話に期待の声集まる
スタバで27種類もカスタム入れた“ウザ客”が話題に 温度34度、氷抜き、プロテイン小さじ2、蜂蜜少し…
7人組アイドル Jewel*Marieeの1stシングル「World*Is*Beautiful」がオリコンデイリーチャートで3位を獲得!
カラムーチョついに粉だけ発売へ? かければ、ごはんも肉も…いや人間すらも辛うまく!
『スッキリ!!』でキンタローが放送事故 花がらアンダーまる見えに