関東連合裁判、半グレ集まり大パニック 「殺す」「さらう」の言葉とびかった

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※画像は『不良録 関東連合元リーダーの告白』
※画像は『不良録 関東連合元リーダーの告白』
11月11日から14日まで開かれた「六本木クラブ襲撃事件」被告人の裁判員裁判の現場は、恐ろしい現場になったという。傍聴のために訪れたライターはその地獄絵図について語る。

「11日の現場には、関東連合の関係者とおぼしき不良風の若者たちであふれ返りました。当日の被告人は、今回の事件で警察と取引きをしたのではないかと、裏切りを疑われていたメンバー。それだけにコワモテの男たちの間からは『許さねえ』『ぶっ殺す』といった言葉が聞こえてきました。軽い気持ちできた一般人が、ビビリまくっていましたね、そりゃあ当然でしょうが」(実話系ライター)

傍聴券の抽選には、100人にものぼるアウトロー風の男たちが並んだという。また13日など傍聴券がでるたびに、大量の「関係者」たちが動員されており、裁判所の前には不穏なムードが漂っていたようだ。

「裏切り者と言われてしまっている被告人たちに、プレッシャーをかけるため、関東連合関係者による動員が行われたと言われています。現在逃げている見立真一氏の派閥などが動いたとか」(実話誌編集者)

傍聴席を選挙した関係者とおぼしき人物たちはヤジや暴言をとばし、数人が退廷になっている。最近では弱体化したと言われることもある半グレだが、関東連合にかぎっては恐ろしいまでの結束とその力を、今回の裁判で再び見せることになったわけだ。また、この裁判の被告人2名はそれぞれ懲役10年、8年の判決がくだっている。

文/原田大