ことが発覚したのは11月26日、ソウル市教育庁傘下の動作教育支援庁のホームページに掲載された暴露文。被害者となった母親がアップしたものだった。小学校4年生の息子を持ち、周囲からも美人で評判だったこの母親は、メッセージアプリでこの監督より読むに耐えない文章を何度も送られてきた。しかし「子供が野球部で不当な扱いを受けるのを心配して問題にしなかったが、もう傍観できない」ことから告発に踏み切ったという。
教育委員会の調査結果、野球部監督の要求ははじめは「ランチを用意して欲しい」という程度のものだったが次第にエスカレートして「子供をレギュラーにしてやるかわりに…」と男女関係を迫るものになっていったという。「君のミットで」等の意味不明のメッセージもあったという。29日、母親は野球部監督を警察に告訴。また教育委員会もこの人物を解任、および教育関係の資格の剥奪をおこなった。
文/編集部