自殺した女優のマネージャーが怪死 闇営業の実態暴露が原因か?

※画像は「バラ色の人生 DVD BOX 韓国版 」

「今回なくなった彼だけじゃない、かなりの関係者たちが自殺している。この連続死の裏には韓国芸能界の闇が横たわっているのではないかと言われています」

韓国芸能界に詳しいライターは声をひそめてそう語る。ソウル江南警察が27日に明らかにしたところによれば女優の故チェ・ジンシルさんの元マネージャーが遺体で発見された。ホテルで大量の睡眠薬などの薬物を摂取して自殺したと見られている。享年33歳だった。

女優のチェさんはドラマ「バラ色の人生」などが代表作で、韓国のトップ女優として君臨していた。しかし彼女は芸能人相手に闇金業を行うなどして、自殺にまで追い込んだという噂がインターネット上で拡散。08年にその噂へ抗議するために、自ら命を断ったと言われている。

そして彼女の死は連鎖した。2000年に読売ジャイアンツに所属していたチョ・ソンミン氏とチェさんは結婚していた(その後離婚)のだが、チョ氏は今年の1月に自殺している。またその弟のチェ・ジニョンさんも08年に自殺している。それだけに今回の元マネージャーの死の背後には、大きな何かがあるのではないかと、韓国の芸能界ではささやかれているという。

「私自身は信じたくないが、チェ・ジンシルが本当に闇金をやっていたという芸能関係者はいまだにいる。この闇金には韓国マフィアなども出資していただの、これで借金を負わされた女性芸能人たちが身体で返済させられている、といった噂があるんです。このマネージャーはなんらかの秘密を知っていたのではと言われています」(業界事情通)

女優のチェさんの自殺も他殺だったという説も根強い。この連鎖する死の裏では、一体何が起きているのだろうか。

文/原田芳国

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