痩せたきゃデブとは付き合うな! 肥満防止は人間関係がより重要と判明

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人間関係

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ダイエットには成功しても、人間関係が……
一緒に食事をしている人と別々の物を食べた時より、同じ物を食べた時の方が幸福を感じる――そんな研究結果が、米イリノイ大学の研究グループにより発表されたと、DailyMailが報じている。

食品エコノミストのBrenna Ellison博士は、オクラホマ州にあるレストランのランチの領収書から、注文された料理のカロリーの傾向を分析。低カロリーの料理を注文する人が多いグループでは、低カロリーの料理を注文するような同調圧力が発生する傾向にあることを突き止めた。

しかしより大きな発見は、人は、一緒に食事をしている人と同じ物を食べた方が、別々の物を食べるより幸福な気持ちになれる、ということだった。

つまり、一緒に食事をしている人が、高カロリーな料理を摂る人であれば、同じく高カロリーなその料理を食べた方が幸せを感じるので食べ過ぎとなる。逆に相手が低カロリーな料理を食べている時は、適度な食事で済ますことができる、というわけだ。

Ellison博士はこれらの研究結果から、食事に気をつけるよりも、食事に気をつけている人と付き合う方が、肥満防止やダイエットに効果的だ、と指摘している。また、食事の注文をする際に最も重要なことは、誰よりも先に注文することだ、とも指摘している。

いくら低カロリーの食事を心がけようと思っても、目の前で糖分と脂にまみれたこってり料理を食べられてしまったら、誘惑に勝てる人はそうそういない。最初に注文してしまえば引きずられることもないが、ついつい追加で注文してしまう、という方は、一時的にでもいいので人間関係を清算してみることも検討してみてもいいかもしれない。もっとも、友達を失ってまで痩せて幸せになれるかどうかは別の話だが……

参照元:MailOnline

写真はWikipediaより

(文/林田卓夫)