水曜日, 7月 9, 2025

マンスリーアーカイブ 10月, 2021

パナソニック、日本社会の未来に合わせた大きな変化を 家電とサービスで実現

家電メーカー、パナソニックが9月21日行った「新製品群・新サービス群発表会 ~ 一人ひとりに“ちょうどいい”くらしへ」は、ただの新製品のお披露目ではなく、今後の社会における新しい家電像を示すという意味で、興味深いものとなった。 同社は創業100周年となる2018年に、「2021年までに、家電のすべての商品カテゴリーにおいて、知能化を図る」というIoTとAIへの取り組みを宣言。家電メーカーにとどまらず、それらを使ったサービスまで踏み込んでいく、“ハードとソフトの融合”への姿勢を見せていたが、今回の発表会ではさらに進んだ新製品や、今後の方向性について発表した形だ。 今回の発表によれば、パナソニックアプライアンス社では、2024年までにIoT家電の構成比率を6割まで引き上げ、またそれらを含むサービスで1,000万人とつながるという。 IoT家電を6割まで引き上げ 今回の発表によれば、パナソニックの白物家電における現状でのインターネット接続率は約3割。同社のテレビといった、ネットと親和性の高いAV機器が6~7割であることを考えれば、きわめて低い数字といえるだろう。その白物家電を倍の接続率まで引き上げ、1000万人を目指すのはとても大きい目標だ。 それを考えるうえで指標に思えるのが、同社製品の会員WEBサービス「CLUB Panasonic」。会員数は約900万人にものぼるという。 だが今回示された1,000万人という目標は、CLUB Panasonicの900万人の会員数を、100万人増やすという単純なものではない。パナソニックの家電やサービスで、常にネットワークでつながっている人を、1,000万人にするということだ。1000万人のユーザーを獲得することの困難さは容易に想像できるが、それでも目指すべき目標だということだ。 実際、パナソニックの家電の6割が、インターネットを通じて1000万人のユーザーと繋がっていれば、同社製品を将来的にも使っていくことは予想できるし、収益性の高いインターネットサービスによる収益も期待できるだろう。 それにIoTだからこその、ユーザーの利用データ、生活スタイルの変化についての知見を得ることは、それにあわせた商品やサービス開発につなげられるし、そのデータの基づいた改良は顧客のロイヤリティを高めることにもつながる。 今回の発表によれば、家電事業におけるノンハードビジネスの事業構成比1割を目指すというが、小さく見えてもこれは将来を見据えた“大きな一歩”を表現したものだ。 リアル/フィジカルも重要視 一見デジタルシフトとも見えるが、パナソニックはリアル、フィジカルについても捉え直した新たなアクションへも言及している。 今回、新たに発表したIoT対応家電向けサービス「Panasonic Care」は、IoT家電のメンテナンスや修理が便利になるもので、1台1台の使用状況に応じて、お手入れのタイミングを知らせるとともに、部品や消耗品を届け、快適に使用できるようにサポート。これまでの1年間等の期限付き長期保証とは異なり、ユーザーとリアル、フィジカルでも繋がり続けるという意思を見せている。 パナソニック株式会社 アプライアンス社 副社長 兼 日本地域コンシューマーマーケティング部門長 河野明氏も「フィジカルなタッチポイントを持っていることが同社の強み」と語り、1000万人とつながる目標はデジタル上だけではなく、リアルにも達成される目標と言えるだろう。 顧客の視点に寄り添ったマイスペック家電 今発表会のテーマ「一人ひとりにちょうどいい暮らし」を実現する新たな家電およびサービスを体現しているのが、2021年9月から発売したマイスペック家電。これまでの機能過多な家電とは一線を画すもので、アプリから自らの用途に最適な機能だけを選択。ユーザーは、自らの生活スタイルや嗜好にそって機能を差し引きすることができる、シンプルに使いやすい製品群だ。 現在発表されているものでは、IHジャー炊飯器「ライス&クッカー SR-UNX101」、オーブンレンジ「ビストロ NE-UBS5A」。「ライス&クッカー」では、スマホアプリから、25通りのコースのうち3つのコースを登録でき、「ビストロ」では、グリル皿やスチームポットを別途購入し、スマホアプリから新たな調理機能を登録すると、グリル料理や蒸し焼き料理などの調理ができるようになる。 そんなマイスペック家電を企画した背景として、同社の調査によれば、430通りの炊き分けができる同社製品でも、多くの利用者が1カ月間に使用しているのは3コースだけだったという。ユーザーが求めていないものを作り続けていた、そんな反省をふまえ、顧客起点からものづくりだったのだ。 また顧客起点という意味で、大きな是正をされたのが、パナソニックの家電における「世帯」の問題だ。同社はこれまで「標準世帯」という概念、夫婦と子供2人という家族構成から商品企画をスタートしていた。 だがコロナ禍における新しい生活様式が定着し、そして少子化、晩婚化、未婚化などの小世帯の増加など、日本社会におけるこれまでのスタンダードという考え方では対応が難しくなってきた。そんな多様化への、パナソニックのスマートな回答が、「一人ひとり」に向けたモノづくりであり、マイスペック家電という形だったのだ。 今回の発表会で、パナソニック株式会社 専務執行役員 アプライアンス社 品田正弘社長は「パナソニックはこの100年間、誰もがテクノロジーを使える形にして、暮らしの定番となる商品を作ってきた。これからも、未来に続く定番となるような商品を作っていきたい」と宣言。同社の製品、サービスの今後の動向にこれからも注目していきたい。 今回発表されたルームエアコンの「エオリアLXシリーズ」。スマートフォンのGPSで帰宅中であることを検出すると、自動でエアコンを運転、部屋を快適にしておいてくれる。またAIが寝室への入室時間や入眠時間を学習し、事前のエアコン始動を勧めたり、睡眠に合わせたエアーコントロールを行ってくれる。 43V型液晶テレビ「4Kビエラ TH-43LF1」は“レイアウトフリーテレビ”。モニター部とチューナー部が分離し、電源コード1本だけで、自由に視聴場所を動かすことができる。

累計100万食販売の「the kindest babyfood」は何が凄いのか? 小児科医に聞いた、離乳食がお子さんに与える影響とは

累計100万食が販売され、パパママはもとより、フードテック業界でも大きな注目を集めるベビーフード「the kindest babyfood」。熟練のフレンチシェフ、小児科医・管理栄養士らと共同開発、素材と栄養にこだわり「本当にやさしい」を謳った同商品から、新シリーズが登場し、さらなる人気を集めている(現在販売している既存商品は、「the kindest babyfood premium」としてリニューアル)。10月からは、リニューアルされた「阪神梅田本店」6階のベビー&キッズワールド内に初出店し、その勢いは増すばかりである。 販売するMiLにも注目 販売するMiLは、「パパママ、子供の”well-being(幸福)”をどう実現するかを一番大事にしている」という理念で事業展開。この考えに共感したプロサッカー選手であり投資家としても活動する長友選手が出資するなど、名だたる投資家や企業家から出資を受けるほど注目されている会社だ。 なぜ著名人たちが同社に出資をしているのか、それはパパママとお子さんにこだわる同社の姿勢にある。実は、代表の杉岡侑也氏と元保育士兼介護士の妻とは「夫婦起業」。妻の杉岡千草氏は元々ハンディーキャップを持つ子どもの世話に携わり、その子たちと関わっていく中で、特定の物しか食べない・満腹中枢が満たされないといった「食」に関する悩みを抱えている家庭をたくさんみてきたことが、創業のきっかけになったそう。「食を通じてこれまでみてきた子どもとそのご家族、また、「食」で悩まれている人たちの役に立ちたい」そんな想いから料理の勉強をはじめ、夫と共に企業決意。さらに「子どもからお年寄りまで同じ料理を食べられるようにしたい!」というシェフも合流し3人で会社を創業。 MiL創業後、食品添加物を使わず無添加の素材にこだわった食事を提供するヘルスケアに特化したレストラン「倭 西麻布」をオープン。その後、メニューとして出していた「にんじんのピューレ」を食べたお客様から「子どものにんじん嫌いが治った」という声を聞き、ベビーフードとして「the kindest」を開発。圧倒的なこだわりとおいしさが反響を呼び、約2年で累計100万食を売上げ、累計2万4千人以上に利用されるまでに成長。 「the kindest babyfood」は、どんなベビーフード? 今回発売した、「the kindest babyfood」は、「味覚を考慮したレシピ」「鮮度重視の原料選び」「素材重視の加工」「栄養バランス」「安全性の担保」という5つのこだわりポイントを持っている。 各ポイントを説明すると、同ベビーフードは、子供たちの味覚の形成や食材との出会いを楽しめるよう一流シェフが考案したレシピにもとづいており、野菜の具や肉は国産の鮮度の良いものを使用。化学調味料、着色料、香料、保存料は不使用。余計なものは使わず、素材本来の旨味を引き出した自然な味わいを大切にしている。 また商品企画という上流の段階から小児科医や栄養管理士のアドバイスを受けており、放射能検査クリア、最近検査クリア、品質検査クリアなど、安全性を最優先して作られているという。 創業時の想いが、こうした徹底したこだわりにつがなっていると言える。実際に監修したフレンチシェフの若松慎一郎氏によると「硬くなってしまいがちな肉や、ハンバーグ等も、アレルゲンである卵白や、余計な添加物を使用せずに、柔らかくおいしく仕上げられるよう試行錯誤」したと言い、「鮮度のいい安心食材を使用することももちろんですが、調味料についてもこだわって」、例えば減塩醤油では大豆と小麦、天日塩だけで作ったものを選んだりと、こだわりを詰め込んでいるとのことだ。 ちなみに現在販売されているものでは、中期のものとして「鶏ひき肉の中華がゆ」「鶏ささみのさつまいもがゆ」「真鯛と5種野菜の豆乳リゾット」、後期「豚ひき肉と彩り野菜の八宝菜」「海鮮五目ごはん」「ホタテとかぼちゃの クリームリゾット」、完了期「チーズ風味のまろやか カレーリゾット」「鶏そぼろのふわふわ親子丼」「牛そぼろとたっぷり野菜の肉じゃが」(各種5パウチ入り / 1,988円 ※税込)となっており、大人が聞いても喉が鳴りそうなラインナップとなっている。 https://the-kindest.com/category/babyfood/ 小児科医に聞いた、ベビーフードが赤ちゃんに与える影響とは? 実際、ベビーフードは赤ちゃんにはどのような影響があるのか、「the kindest babyfood」の商品開発で監修を務める小児科医の工藤 紀子氏に伺った。 赤ちゃんの味覚はいつごろから発達し、脳(身体・発育)に影響を与えるのですか? 「味覚は、狭義での「舌で味を感じる」という意味では、生まれたばかりの赤ちゃんにも備わっていると言われています。しかし「食べものを美味しく感じる」ということであれば、五感である、嗅覚、聴覚、視覚、触覚を通して育んでいく必要があります。 したがって赤ちゃんには色々な食べものに触れ、感じ、存分に口だけでなく目や耳で味わい、そして「食べること」が楽しい、嬉しいことであるという経験を積んでいくことが大切になってきます。このことが赤ちゃんのより良い発達につながっていくと思います」 ベビーフードは元来厳しい基準の元作られているそうですが、そのうえで、子供にとって良いベビーフードとはどのようなものですか? 「その時に与える離乳食やお食事は、衛生面に配慮され栄養が満たされているものであれば、手作りであってもベビーフードであっても良いものです。大事なのは、『存分に経験する』『一緒にお食事を楽しむ』『食べることは嬉しいこと』という体験です」 徐々に食べ物に慣れていくことが大切で、人生でも一番成長するとされる離乳食期。パパ・ママはどのようなことに注意するべき、このようにした方がいいなど、アドバイスをぜひいただけますでしょうか? 「離乳食を手作りをする場合、初めてだったり、子どもの面倒を見ながらが大変だったり、食べてくれなかったりした時に、どうしてもイライラしてしまうことがあります。ベビーフードであれば、美味しい安全な離乳食を、赤ちゃんが食べたいその時にあげることができるので、親子ともにお食事そのものを楽しめます。そうすることで、広い意味での、「食べものを美味しく感じる」ための味覚を育んでいけるはずです。ご家族皆で食卓を囲み、ニコニコ笑顔で離乳食期間を過ごせますよう心から応援しています」 「フードテック」としても注目 同商品は、離乳食という親たちの大きな問題を解決するという点でも評価されている。離乳食がはじまれば、多くの親にとっては、忙しい中とにかく作るのが大変。その一方で作っても赤ちゃんが食べない、栄養・添加物が気になるなど、親たちは幾多の問題に巻き込まれることになるわけだ。 だが「the kindest babyfood」は、素材の重視や安全性を重視しながら、離乳食を作る時間を減らし、離乳食作りでのストレスから親たちを解放。その結果、親と子供が笑顔で過ごす時間が増える、そんな大きな視点での問題解決を目指している。 それだけに同ベビーフードはフードテックとして位置づけられている。フードテックは「食のフード」(Food)とテクノロジー(Technology)を組み合わせた造語で、最先端のIT等を活用して、食の持つ可能性を広げていくこと。日本政府もすでにフードテックを成長産業としてサポートしていく事を決めているほどだ。 離乳食という隠れた難問から親たちをフードテックで解放する「the kindest babyfood」、今後ますます注目を集めそうだ。

気鋭の映像作家・植野有子氏が シンガーソングライター・AKRM(仮)のワールドデビューMVを制作! 半密着レポート #01

個人的な嗜好を強く持つアーティストと映像作家が出会った 2021年9月16日、都下・多摩地区のとある川沿いである曲のMV撮影が行われた。活動歴10年を超えるシンガーソングライター・AKRM(仮)のワールドワイドデビュー曲[Dead In A Hundred Years]だ。 演出は、気鋭の映像作家・植野有子氏。プロデュースは、有名企業のCM・メジャーアーティストのMV等を多数手掛ける映像制作プロダクション (株)TYOの藤原拓海氏が務める。 「2020年に発売されたアルバムをSNSで拝見しまして、そのアルバムが内容もジャケットもとても素敵でしたので、是非一度、仕事でご一緒してみたいと思いご連絡しました。彼女の個性として、個人的な嗜好を強くお持ちだと感じましたので、同じく“個人的な嗜好”を強く持つ方と思い、植野監督に演出をお願いしました」(藤原氏) 日本国内では、トイ・ハンマーを手に男に翻弄される女心を歌う軽妙なテクノ・ポップ「Whac-A-Mole Song」が人気のAKRM(仮)。だが、なぜ、いま世界デビューなのか。 「もともと2020年に参加を予定していた、フランスで開催されるJAPAN EXPO用にフランス語曲の配信を企画していました。しかしコロナ禍でJAPAN EXPOが延期に。そんな中、ソロ用とは別に作っていたこの曲が、思いがけず今を生きる全人類への普遍的なテーマになっていることに気が付き、英語でリリースすることにしたのです」(スタッフ) 曲のきっかけは日本の有名映画『男はつらいよ』の名セリフから [Dead In A Hundred Years]に込めた思いをAKRM(仮)に聞いた。 「2021年の初めに作ったのかな。気分転換に日本の映画を見たんだけど、『男はつらいよ』って知ってる? 有名なシーンでね、主人公の寅さんって人が『人はなぜ生きるのか』と問われて、『“あぁ、生まれてきて良かったな” って思う事が何べんかあるじゃない。そのために生きてんじゃねえか?』って言うの。それを聞いてね、スラスラッとこの曲が出来ちゃったのよ! この曲が、勇気を出して前に進むためのきっかけとなるような存在になってほしい。同時にもう1曲制作していたんだけど、曲中でも言っているとおり『いつかやろうと思っていたら死んでた』ってことにならないように、一番最初に出すことにしたの」 「熱量」を目撃して欲しい 植野監督にはどんな映像プランが思い浮かんだのか。 「この曲は死によって生を歌いますが、悲観的になることもなく、高ぶることもなく、あくまで坦々と、日常のリズムを刻みます。私は、とにかくラフを描いて、自分自身がグッとくる絵を探りました。そこから、コンセプトを『流れる』としました。川の流れは、人生(=時の流れ)とリンクしています。このMVは、“主人公の女性が、川を遡り、思いもよらぬ所で二度と会えない人に会い、そして帰ってくる話”です。私が子どもの頃、あたらしい世界を見せてくれた作家たちや、多くの時間を過ごした海、また会えると信じていた人に向けて作りました。観る人にはそこが伝わらなくても、ハッとする瞬間があったり、なんだかわけがわからなかったとしても『ものすごい熱量のものを目撃した』という感覚になってもらえれば良いなと思っています」 絵コンテを見たAKRM(仮)の感想は。 「川を進んでいく美しい絵コンテから植野さんの熱い想いを感じて、そしてまた『男はつらいよ』のことが浮かんだの。寅さんがオーストリアのドナウ川を眺めて[大利根月夜]なんか歌っちゃうんだけど、そこで『どこの川の流れも同じだなぁ。流れ流れて、どこかの海に注ぐんだろう?』って言うの。このMVも、きっと世界中の人の心を動かすものになるんだと確信したわ」 台風14号の影響から荒天が心配された9月16日当日、果たして撮影は無事に進んだのか。その模様は次回(11月20日頃)お届けする。 [参考] 植野有子監督オフィシャルサイト https://uenodir.wixsite.com/official 株式会社TYO https://tyo.co.jp

60年間愛されるうまみ調味料「いの一番」 思い出ごはん募集キャンペーンで商品券5万円分があたる

うまみ調味料「いの一番」が発売60周年を記念し、9月1日から11月30日まで「わたしの想い出ごはん」募集キャンペーンを実施する。同企画は祖父母や両親、家族や友人など自分以外の人が作ってくれた料理で、自分の思い出に残っているエピソードをそえて応募するもの。 同時実施のツイートキャンペーンと合わせ、応募者から222人に商品券5万円分など豪華賞品が当たる。 いの一番が60年間愛された理由 うまみ調味料の中でもハイブランドである「いの一番」。スーパーの棚で見かけても、値段が若干高いことから手にとったことがない方もいるだろう。だが、60年間愛されてきた“美味しさの秘密”を知れば、絶対に買いたくなってしまうはずだ。 同商品は1961年から発売されている、こんぶ、かつお節、しいたけの3つのうま味成分を1つにした複合調味料。 日本料理では古くから、こんぶ、かつお節、しいたけなどから「だし」をとってきた。これらの食材に含まれるおいしさの素を「だし」として使うことで、料理に深い味わいやコク、風味をあたえることができるからだ。 1908年には、東京帝国大学教授の池田菊苗博士が、こんぶのおいしさの素がグルタミン酸に由来することを発見し、これを「うま味」と命名。その後、かつお節のおいしさの素はイノシン酸、干ししいたけはグアニル酸であることが発見されている。 そんな日本料理のおいしさの基幹である、グルタミン酸、イノシン酸、グアニル酸という3つの「うま味」を合わせたものが「いの一番」だ。3つのうま味成分は合わせることで、かけ算のように相乗効果でおいしさが飛躍的に増加する。同商品はそんな3つの「うま味」をもっとも“美味しく”なるよう配合されていると言えるだろう。 そのため、「だし」を使わずとも風味やコクを与えることができ、また料理にもうひと味足りないという時の味決めにはもってこい。また素材自体の「うま味」を引き立てるので、塩や醤油を減らすこともできるのだ。 実際に、筆者は複数のうまみ調味料を使っているが、「いの一番」は肉系、ラーメン、チャーハンを格段に美味しくすると思っている。 キャンペーンは簡単に応募できる 今回のキャンペーンの応募方法は、キャンペーンサイトhttps://www.inoichiban.jp/omoide-campaign/にアクセス。その後、応募フォームに思い出のエピソードとその他の必要事項を記入応募するだけでOK。 賞品は金賞(2人)にJCBギフトカード5万円分、銀賞(10人)にJCBギフトカード1万円分、銅賞(50人)にQUOカード2000円分、いの一番賞(100人)にいの一番50gが当たる。 またTwitterによるツイートキャンペーンも同時に実施し、ツイッターでハッシュタグ「# いの一番 # 想い出」をつけ、 「わたしの想い出ごはんは○○です」(○○には料理名)と投稿するおとで、60人にAmazonギフト券1000円分が当たる(※その他応募の諸条件はキャンペーンサイトに掲載)。 何を書いていいかわからないという方は、今回のキャンペーンに協力した、吉本興業ホールディングス所属の芸人による部活動プロジェクトの一つ「料理ブ!」の部長を務める、いけや賢二氏のエピソードを参考にして欲しい。 「調理師の免許を持つ母親はいつも和食を中心に作ってくれていましたが、実は母親が作る料理はあまり好きではありませんでした。しかし、実家を離れ自分でも料理をしだしたときに、ふと思い出すのが「里芋の煮っころがし」でした。高校生の時、お弁当箱から汁が漏れて、体操服にべっとりついてしまったことで大喧嘩したことを鮮明に覚えています。その事件以来お弁当に入ることはなくなったのですが、今では実家に帰るたびに作ってもらっている最も好きな料理の1つです」とのこと。 キャンペーンの終了は11月末、応募するなら早めのチェックを!
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