金曜日, 7月 11, 2025

マンスリーアーカイブ 11月, 2019

一色萌のアイドル、色々。第19回 「アイドルと個性」

こんにちは。プログレアイドル・XOXO EXTREME(キスアンドハグ エクストリーム。通称・キスエク)の一色萌(ひいろ・もえ)です。 ここ最近、急激な冷え込みで少し前からは想像できなかったような寒さが続いておりますが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。 私は洋服のレパートリーが主にアイドルさんのグッズのTシャツやパーカーなのですが、半袖から長袖への衣替えが追いついておらず、とりあえず目の前のものを着て「服装失敗した……」と家を出た瞬間に悔やむ日々を過ごしています。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ さて、この1ヶ月。 私はいつもより少し多めにライブに足を運んだり、観たかった展覧会へ行ったり、弾丸でひとり小旅行をしたり、溜まっていたニチアサの録画を消化したり、途中でやめてしまっていたゲームを改めて始めてみたりして、意識的にリフレッシュをしていました。 というのも、9月にグループの体制が変化してから、新体制を早く形にしたい一心で無我夢中にライブやらレッスンやらに打ち込む日々を過ごしていたのですが、お客さんや共演者の皆さんから「頑張りすぎないでね」という言葉をかけられることが増えていました。 「頑張らないといけない時期だから頑張るんだよ」「大丈夫だよ」と答えながら、一方で胸の奥の方に、なんとなく息の詰まるような感覚も確かにありました。 そしてこの感覚を見る人にまで感じさせてしまっている、無理しているように見えてしまっている、というのは私がかく在るべきアイドル像とは違う、と思いました。 なので一旦気持ちをリセットして、アイドルとして「やらなければいけないこと」よりも自分が本当に「好きなこと」「やりたいこと」を、意識的になるべく我慢しないでやってみようと思ったのです。 そうして色々なものに触れていくうちに私の「好きなこと」は「やりたいこと」 とほぼイコールであるということ、そしてそれはアイドル、仏像、美術、特撮ヒーローといったような、アイドル・一色萌を紹介する際に"個性的なポイント"としてキーワードとなるものと不可分であるということを再確認しました。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ ところで、個性ってなんなのでしょうか。 個性という言葉について考え始めると、気をぬくと無意識に「個性」と「趣味」を混同しそうになることに気がつきました。 個性は個人の持つ特有の性質のことであり、趣味はその性質による、嗜好によって選びとられた愛好の対象のことです。 つまり「個性的な顔立ち」といえば” あまり一般的には見られないような特徴がその顔立ちにある”ということになり、 「仏像鑑賞が趣味の個性的な子」という紹介があれば、それは”あまり一般的ではない、その子個人の性質による嗜好で選ばれ、愛好されている対象が仏像である”となります。 個性によって趣味は選ばれますが、趣味によって個性は決まりません。 しかし、人の趣味嗜好をより多く知ることは、その人の個性を知る手がかりを多く得るということです。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 思えばアイドルになってから、いや、アイドルになるためのオーディションの時点から、普段の生活では出会ったことのないような個性的な女の子をたくさん見てきました。 面接にスクール水着で来ていた子や、趣味や特技はありますかという質問に「銃が好きで、ばらばらにして図面なしで組み立て直せます」とモデルガン片手に答えていた子、「ニートなので服がありません」と話し、ぼろぼろのパジャマで来ていた子etc……。 少し思い返すだけでも、何年経っても忘れられないようなインパクトの強い子が何人も脳裏に浮かびます。 「アイドルとアイドルの周辺にいる人のことをもっと知りたい」という動機でアイドルを目指した私にとって、オーディションは時にライブと同じくらい面白くて刺激的な場所でした。 しかし、私にとって衝撃を受けるほど個性が強くて印象深い子でも、必ずしも合格してアイドルになったわけではないことを考えると、ただその部分を強く押し出せばよいというわけではない様子なのが難しいところです。 ちなみにその明暗の分かれ道は、それをアイドルとしての表現に落とし込むことができるかどうか、今はできていないとしてもその道筋が審査員に見えるかどうか、がミソなのでは?と個人的には思っているのですが、オーディションの審査員経験者の方、いかがでしょう。。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ かつてのアイドルにおいて、「趣味」はあくまでサブ的な情報で、もうすでにその子のことを好きで、もっと知りたいと思うファンのために用意されたものであったように思います。 これは私の肌感覚でしかありませんが、私は元モーニング娘。の安倍なつみさんのお顔や歌やダンスが好きでファンでしたが、あんなに大好きだった”なっち”の趣味は知りませんでした。特に趣味にスポットを当てたようなキャラ付けも主立ってはありませんでしたし、きっと”なっち”の個性の重心は趣味にはなく、その類稀なアイドル性にフォーカスされていたのだと思います。 一方で、趣味から強く関心を持ったアイドルさんに、元アンジュルムの和田彩花さんがいます。 美術鑑賞という自分と近い趣味を持っているという情報は、今まであまりきちんと見たことがなかった彼女に注目するきっかけになりました。 私はアイドルが好きですが、そこから少し離れたフィールドでなお、アイドルとしてアーティスティックな感性をより深化させた表現に挑戦する彼女を、ハロー!プロジェクトを卒業された今も応援しています。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今日、アイドルが星の数ほどいる中で、新しいアイドルに出会う機会は、アイドルファンでなくてもあります。 ライブ会場で、SNSで、時には街頭でのチラシ配りで、誰でもどこでもアイドルを目にする機会があり、アイドルはその中からファンになってくれる人と出会わないといけません。 テレビをつけたら毎日のように見かけるアイドルとは異なり、ライブアイドル・地下アイドルは応援してもらうよりも先に、目に留まる・覚えてもらうというハードルがあるのです。 そのためのわずかなきっかけも逃さないために、アイドルたちはより個性的に進化していったのではないかと思います。 オーディション会場で見た彼女たちもまた、そうだったのかもしれません。 またその結果として、強い個性のためになかなか自分の居場所を見つけることができなかった子にとっても今のアイドル界は心地よい場所になっているのではないかとも思います。 「今まで友達は少ないほうだったけれど、アイドルになってから友達ができた」 という話はとてもよく聞きます。かくいう私もそうでした。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ アイドルから少し話題が逸れますが、私はふるえるとりさんという方のツイッターが好きでよく見ています。 主にお子さんとの日常のできごとを、ユーモラスであたたかみのあるイラストでマンガにしていらっしゃるのですが、時折、自分自身の内面と向き合うような内容の投稿をされています。 例えばこのツイート。 https://twitter.com/torikaworks/status/1065960748562604032 私はもちろん育児をしたことはないので、ふるえるとりさんの体験した忙しさや大変さは想像することしかできませんが、充実した時を過ごしているはずなのにふとした瞬間に自分が空っぽな気がする、なんだか虚しくなるという気持ちは共感できました。 なにかに一生懸命になることには、それがたとえ好きなものや望んで打ち込んでいるものであっても「それ以外が見えなくなってしまう」という危険性をはらんでいるのかもしれないな、とハッとさせられたツイートでした。 趣味も大事にしたいものもたくさんあるから、特に打ち込むものがあってもたまには息抜きにほかの好きなものにも触れてみる。 そうして余裕を持って自分の好きなものを大切にすることで自分自身もより魅力的になっていくのなら、今後はだれかに教えてもらう前に自分でうまく力を抜いて、同じ趣味や似た個性を持つ方に愛されるアイドルになれたらいいな、と思います。 一色 萌(ひいろ もえ) ニックネーム:萌ちゃん、萌氏、誕生日:5月27日、出身:東京都、血液型:A型、趣味:アイドル研究、特技、アイドルについて話すこと WALLOP放送局「キスエクのギュッと!プログレッシヴ!」レギュラー出演中(2018.4〜) 調布FM「キスエクのラジオ、キク!?」毎週月曜日19:00〜 レギュラー出演中 https://twitter.com/hiiro_moe https://twitter.com/xoxo_extreme https://www.youtube.com/channel/UCA7fn3DZFJGDmlxZZg8WQVA Email : contact@twelve-notes.com 【グループプロフィール】 XOXO EXTREME(キス・アンド・ハグ・エクストリーム 通称:キスエク) 一色 萌・小嶋 りん・浅水るり(研修生)の3名からなる、プログレッシヴ・ロック(略:プログレ)※をモチーフとした楽曲をパフォーマンスしているアイドル。 ※特徴として、曲調がよく変わる・曲が長い・変拍子が多い、といった点が挙げられる。 2017年に、発売したシングル「えれFunと”女子”TALK〜笑う夜には象来る〜」に対して(キング・クリムゾン「エレファント・トーク」オマージュ)元キング・クリムゾンのエイドリアン・ブリューがその動画に「I like it!」とコメントで絶賛。 ライブ活動の他、ディスクユニオン新宿プログレ館で一日店員を務めたり、プログレファンの聖地である吉祥寺シルバーエレファントに、アイドルとして初出演。 2019年にフランスを代表するプログレバンドMAGMA公認カヴァー曲の「The Last Seven Minutes」を初披露。その動画がyoutubeにアップされると、カヴァーを公認したMAGMAが、公式Facebookで紹介したこともあり、一日で2000以上の再生数を得て話題になる。 翌2019年には、日本のプログレバンドの雄、金属恵比須とのコラボレーションで、90年代プログレを代表するスウェーデンのバンド、ANEKDOTENの「Nucleus」を公認カヴァー。 同年7月25日には2バンドを擁してのセカンドワンマンライヴを渋谷WWWにて行った。 都内を中心にライヴ活動を行なっており、プログレッシヴ・ロックを知っている人も知らない人も楽しめる、と好評を得ている。

ふるさとチョイス大感謝祭が盛り上がる背景 返礼品ありきでない自治体と寄付者のコミュニケーションの場に

「第5回ふるさとチョイス大感謝祭」(株式会社トラストバンク主催)が11月16、17日にパシフィコ横浜で開催され、多くの参加者で賑わった。今年で5回目となるこのイベントは、ふるさと納税を行う自治体や地域の事業者・生産者などが、寄付者に感謝を伝えることをテーマに開催されるもの。 飲食物の試食や販売があるものの、寄付者に対して、寄付の使われ方の提示や、“ありがとう”の気持ちを伝えることがメインの内容となっている。既存の物産やグルメとは大きく異なるイベントだ。 それにもかかわらず今年は昨年よりも3団体多い、127自治体の参加となり、初日には5830人、二日目には5770人、2日間で11,000人以上が来場。ふるさと納税への関心の高さを伺わせた。 味わうよりもコミュニケーション トラストバンクによれば、イベントを重ねるにつれ、自治体が寄付者とコミュニケーションを取る場に変化してきているという。 たしかに会場をめぐって聞こえてきたのは、寄付者から参加自治体スタッフに「あたし寄付したのよ。今日は来られて良かった」といった声や、スタッフからの「そうでしたか、ありがとうございました」といった感謝の声。また各ブースには自治体の寄付の使いみちやお礼などを書いた看板が飾られており、それを嬉しそうに写真に撮っていく寄付者もいた。 一時は返礼品バブルが起こり、今年6月には法改正が行われるなど、そのあり方が問われたふるさと納税。だが返礼品問題ばかりが注目を浴びてしまい、寄付が地域の課題解決や地場産業の発展に役立っているという側面は見落とされていたとも言えるだろう。 今回のイベントでは、その寄付の使い方を確認することができ、寄付者や今後寄付をしようとする人々にとって、その本来の意義を確認することができる有益な場であった。 台風被災地・南房総市も参加 今年令和元年には8月の豪雨、台風19号といった未曾有の自然災害に襲われた日本。ふるさとチョイスは災害時に自治体に寄付フォームを無償提供し、寄付金を被災地に直接届け、寄付金と一緒に応援の言葉を届ける災害支援を行っている。支援総額は、2019年10月21日時点までで60億円。 被災地の一つである千葉県南房総市も「きふと、」コーナーに参加。「きふと、」はふるさとチョイス内にある「思いやり型返礼品プロジェクト」で、寄附をすることで「自分のためでなく誰かのためになる」返礼品や、「社会貢献に繋がる」返礼品を、自分ではない誰かのために届けることができるというものだ。 南房総市は被災後、災害支援型の「きふと、」に参加しており、ブースには寄付者からの応援メッセージや、寄付を受けた南房総市の人たちからの感謝の声が飾られ、参加者たちの注目を集めていた。南房総市のスタッフによれば、寄付者からの応援メッセージは地元の人々を勇気づけ、モチベーションを高める大きな効果があったという。 また、今回取材中に知り、ユニークだと思ったのが佐賀県だ。同県のふるさと納税は、佐賀県内の応援したいNPO等を指定して寄付することができる。寄附はその額の95%をNPO等に渡し、NPO等の大きな課題の一つである資金調達を可能にすると。佐賀県は、この仕組みによりNPO等が自ら考え行動する自発の地域づくりの促進をするという。 そんな取り組みを知ることができるのも、このイベントならではのことだろう。ふるさと納税を行っている人や、興味のある人は機会があれば同イベントに訪れてみることをおすすめした。返礼品ではないところにある、ふるさと納税の楽しみや喜びを知ることができるはずだ。

グーバイトは新型求人アプリの革命児 月額5800円で業界初となるサブスクリプション制

「グーバイト」という新型求人アプリに、既存の求人メディアや求人サービスが戦々恐々としているのをご存知だろうか。女性2人が立ち上げたスタートアップ企業・株式会タイムゲートが手がけるこのサービス、業界に大きな旋風を巻き起こしそうだ。 月額5800円という驚異の価格 求人アプリ・グーバイトは、求職者は写真や6秒動画から直感的にアルバイトを探すことができ、また事業者は求人募集から採用までの一連のプロセスのスピーディーに効率的に行うことができるというものだ。事業者は月額5800円の定額制でこれを利用することができる。 一般的な従量課金や成功報酬型の求人広告はコストが高く、1人あたりの採用につき10万円以上かかることはざら。それだけのコストがかかっても、すぐに辞められてしまったら水の泡だ。このことから求人を断念する飲食店や小規模事業者が増え、人手不足にますます拍車がかかっているという。 それだけにグーバイトの価格は事業者にとって大きな魅力だ。このアプリを使ってどれだけ採用しても、すべて料金内に含まれている。またスマートフォンを通じ最短3分程度で求人情報を入力・公開することができるので、忙しい小規模な事業者にはうってつけだろう。 また採用後にはアプリ内の専用ボタンから切り替えるだけで、翌月からの料金がかからない「休止モード」にすることができる。また人出が足りなくなれば専用ボタンから再び求人を行うことができ、事業者がスピーディーに効率よく募集を行うことができるのだ。 またお試し的に雇用ができるのは、事業者にとっても応募者にとってもありがたい。アルバイト版インターシップ「180分チャレンジ」と題した3時間限定のお試し雇用が可能で、お互いのミスマッチにより“こんなはずじゃなかった”というのを避けることができる。 求職者にとっても大きなメリット グーバイトのインターフェイスは、SNSを模したものになっており、Instagramなどを使う世代にはなじみやすいものとなっている。インスタを操作するように業種、職種、時給などの、求職者が知りたい端的な情報を、視覚を通じてスピーディーに探すことができる。 既存の求人メディアや求人サービスは情報が膨大すぎて、ユーザーが「検索疲れ」してしまうという大きな問題があった。グーバイトはそれを避けるため、動画や画像から直感的に探せる他、求職者のの位置情報から徒歩や自転車で12分以内(約2.5㎞)にあるものを地図上で表示することができる。 面接のアポ取りは、「面談日即決機能」により、画面上で希望日時などの項目を選択していくだけで簡単にできる。またLINEのトークのように、求人担当者とトークルーム・リマインダー機能でやりとりでき、その後の急な体調不良などフォーマットに無い連絡なども気軽にできる。 11月7日に開催された同アプリの発表会では、株式会社Coffee and Dateの代表取締役社長の濵崎はつこ氏が登壇。同社はこのサービスの利用を検討しており、自分の息子に感想を聞いたところ「直感的で使いやすい」という反応だったという。 女性2人が日本社会を変える グーバイトを運営する株式会社タイムゲートは、代表取締役の井上久美子社長ともうひとりの女性スタッフで運営し、飲食店に携わる周囲の声や経験を生かして、働きたいと思っている人たちがもっと楽によい仕事を見つけられるように、そんな思いから同サービスを開発。 女性2人によるスタートアップ、というのは日本ではあまり聞かないものだ。しかしそんな2人だからこそ作り上げられたサービスだと言えるだろう。そしてこの5800円という超低額ができるのは、スタートアップ企業でギリギリまでコストを削減しているからだという。 井上社長によれば、2019年10月から事前登録をスタートさせ、発表会の行われた11月7日時点では、1500店舗が登録。2020年2月までに1万店舗の登録と、累計10万ダウンロードを目指すという。 既存の大手求人会社による高コストな求人は、社会の成長を阻む大きな問題の一つ。女性2人のスタートアップが日本を大きく変えることを期待したい。

トラストバンクの「LoGoチャット」が自治体に期待される大きな理由 災害時支援と経費削減に効果大

自治体専用ビジネスチャットツール「LoGo(ロゴ)チャット」ににわかに注目が集まっている。このツールはふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」で知られるトラストバンクが提供するもので、同社は2019年度末まで1年間の無料トライアルを実施していることもあり、すでに10月31日時点で36自治体が同ツールを導入しているという。 ビジネスチャットツールとしては後発のイメージだが、なぜ注目が集まっているのか。それは自治体特有の問題を解決するからだ。 LoGoチャットが注目される使い易さ 自治体は「総合行政ネットワーク(LGWAN)」という独自のネットワークシステムを利用している。これは2015年に総務省が決定したもので、LGWANとインターネットを分離することにより、自治体における機密情報や個人情報を守るためのもの。2017年度までにほぼ全ての自治体がネットワークの分離を完了し、現在では、安全性の高い環境が構築されたことは間違いない。 ただし安全性が高くなった一方で、インターネットで利用していたツールが使いづらく、自治体の動きを悪くさせてしまった側面もある。実際多くの自治体でのコミュニケーションはメール、電話、メモ、書類の回覧など、アナログ方式が主。結果、時間やそれにより発生する人件費が負担となっていたという。また、今年の日本は多くの災害に襲われたが、そんな中でも柔軟かつ迅速に使えるツールが求められていた。 トラストバンクのLoGoチャットは、LGWANに加えてインターネット上でも利用できるため、外出先や出張先からでもやりとりが可能だ。そうすることで、災害現場にいる職員と、災害対策本部の職員がスピーディーにコミュニケーションを行うといったことが可能になる。トラストバンクによれば、これまでにインターネットとLGWANの両者で使うことができるクラウド型ビジネスチャットツールは前例がなく、同ツールが国内初だとのこと。 またLoGoチャットの特徴としては、ネットワーク環境「LGWAN-ASP」上でアプリケーションを構築しているため、他のLoGoチャットを導入している自治体ともやりとりすることが可能だ。これにより外部自治体との円滑なコミュニケーションができるようになり、職員たちの電話応対に関する業務を削減することができると見られている。 また他のビジネスチャットツールと同様に、LoGoチャットでも、メッセージの送受信や資料の共有ができたり、会議日程の調整を行うことなどに使える、トークルーム内にアンケートを作成する「アクションスタンプ」といった機能がある。 こうした便利な機能の結果、チャットツールの効果を検証したところ(LoGoチャットの開発ベースとなった民間企業向けのチャットツールでは)、1人当たり1日約27分、年間約150時間が削減。LoGoチャットを導入した自治体でも同様の効果が出ると見られており、年々職員数が減少している自治体にとっては有用だろう。 年間約2億6400万円の削減効果のある自治体も 11月1日にトラストバンクが行ったLoGoチャットの説明会では、導入している自治体職員たちが登壇し、現場からの感想を語った。特に興味深かったのが、埼玉県深谷市企画財政部ICT推進室の齋藤理栄氏によるものだ。 斎藤氏らは、最近注目されているRPA(ロボティックプロセスオートメーション)と、チャットツールの時間的な削減効果を試算。チャットツールはRPAよりも年間約6万6000時間の削減効果が高く、約2億6400万円の削減効果があると判明したという。 ただし、RPAも効果がないわけではなく、RPAも年間約800万円の削減効果が試算されており、今後はLoGoチャットとともに活用することを予定しているという。“人無し、金無し”な自治体にとってはこういったツールの助けの手となるだろう。 また、北海道北広島市総務部行政管理課の寺岡純氏によれば、同市はこれまでRPAや電子手続きにおいては実証実験は行ってきたものの、コミュニケーションツールの導入は後回しとなっていた。だがLoGoチャットの導入では円滑かつ迅速なコミュニケーションによる、効果を実感しているという。 こういったコスト削減以外にも、登壇した職員たちはいずれも災害時に活用できるのではないかと、その可能性について大きな期待を寄せていた。

『できるかな』ノッポさん85歳でテレビCM初出演のわけ キットカットが取り組む海洋プラスチック問題に共感

ネスレ日本が販売するキットカットのテレビCMに、伝説のテレビ番組『できるかな』(NHK教育)のノッポさんとゴン太くん登場し、驚かされた人は多いだろう。ノッポさんこと高見のっぽさんは現在85歳、そして実はテレビCM出演ははじめて。なぜノッポさんがCMに出演したのか、あの“喋らない”ノッポさんがイベントに出演し、その理由を語ってくれた。 ノッポさんが共感したキットカットの取り組み ノッポさんが出演したのは、11月6日に開催された「折り紙で、想いを伝えるクリスマス」メディア発表会。このイベントはネスレ日本が11月6日~12月25日まで「キットカット ショコラトリー」銀座本店内で開催するものだ。 ノッポさんが出演するキットカットの新CMで、紙パッケージとなった同商品の包装紙を使い、折り鶴を折ってメッセージを書き込む様子を観た人も多いはず。 今回のイベントでも、「キットカット ショコラトリー」銀座本店を訪れた来店者に、同じように紙パッケージで折り鶴を折って、大切な相手へのメッセージを書き込んでもらう。そして、その鶴を使ってツリーや店内をデコレートしていく、そんな趣旨のイベントだ。 プラスチックごみ問題解決へのアプローチと同時に、誰かに思いを届けるという、ネスレ日本らしい良企画。 登壇したネスレ日本のマーケティング部長・竹内雄二氏によれば、紙パッケージ化のプロジェクトを立ち上げた1年前頃は、海洋プラスチックごみ問題も認識されておらず、周囲からも「そんなことをする必要があるのか?」といった疑問の声があがっていた。だが海洋プラスチックごみ問題がメディアで大きく報じられるようになると、状況は一変。社内だけではなく社外からも賛同や協力してくれるようになったという。 2019年9月下旬出荷分で、主力製品である大袋タイプ5品の外袋がプラスチックから紙パッケージへと変更されたが、これで年間約380トンのプラスチック削減が見込めるそうだ。竹内氏によれば、キットカットは日本で一番売れているチョコレート菓子であり、つまり一番プラスチックゴミを出しているとも言える。それだけに紙パッケージ化することに使命感を持って取り組んできたという。 現在、紙パッケージでは外袋だけとなっているが、2022年までには中の小袋の包装も100%リサイクル可能、もしくはリユース可能な素材にするよう研究中とのこと。 さて、前置きが長くなってしまったが、これこそがノッポさんがわざわざCMに出演した理由であるのだ。 85歳のノッポさんが登場 竹内氏の後にはいよいよノッポさんが登場。御年85歳とは思えない軽快なステップを踏みながら舞台にあがった。伝説のスター登場にメディア取材陣たちも大興奮、仕事を忘れ子供に戻ったような顔で、ノッポさんを見ていたのが印象的だった。 ノッポさんは“いつも”のように紙パッケージを使って、またたく間に折り鶴を置く花形の台を完成し、司会役の女性に手渡した。その司会がゴン太くんは「今日は寝坊して来られなくなり」、かわりに、4分の1スケールのゴン太くんでの出演になったと説明。 するとノッポさんが突如、「あれはね、嘘つきなんですよ…」と口を開いた。喋らないはずのノッポさんのその声に取材陣たちからも大きなどよめきが。そして「あ…、しゃべっちゃった。どうも初めまして」と続けて口を開いた。 ノッポさんによれば、もともとおしゃべりで、このイベントでもはじめから喋りたかったという。ノッポさんは自身の似顔絵と「みんなに、やさしくね!」という言葉を書いた折り鶴をイベントに提供しており、そのメッセージの意味について語った。 「僕はおチビさんが好きで、そのおチビさんを育てた親御さんも好き。さらにその親御さんを育てたおじいちゃんおばあちゃんも好き。そういう人たちがたくさんいる世の中でね、何が嬉しいかっていうと、人が人に優しくしている姿を見るのが嬉しいんだよね」と、また「なにかに困った人がいた時に、ニコッと笑って『もっと元気出して』って言うのは大変でしょ。だけど僕は言えるの。そんな優しさが、世の中にもっと広がっていったら嬉しいな」と語った。 そんなノッポさんが心を痛めていたのが、海洋プラスチックごみ問題。「小さいイルカちゃんや、ウミガラスやウミガメなんかがね、プラスチックを胃の中に収めて死んでいくって報道がされる度に悲しくなる」という。それだけに今回CMのオファーが来た際には、『企業がこんなことをやるってよく言ったな』と思って、だから『やってもいいかな』って引き受けたんです」「こんな素敵な仕事をさせていただいて、ありがたいです」。 それまではCMの出演は「やりたくなかった」とのことで、今回ネスレ日本に共感し、はじめてのテレビCM出演となった。 そんなノッポさんの優しい思いや、ネスレ日本の取り組みが形となっている、「折り紙で、想いを伝えるクリスマス」イベントは12月25日までなので、ぜひとも足を運んでみてほしい。店内はクリスマスローズ型のペーパーツリー、天井や窓なども美しいペーパークラフトで飾り付けられており、その様子を見るだけでも楽しいはずだ。

東京ベイ東急ホテルは芸能界の御用達ホテル キムタク、竹内結子、藤木直人、Juice=Juiceも

東京ベイ東急ホテルは、昨年オープンしたばかりのホテルだが、東京ディズニーリゾートに近いことで多くファミリー客から人気のホテルとなっている。だが、同ホテルは一般客だけにとどまらず、芸能界からも熱視線を集めている。 多くの芸能人が訪れることや、ドラマロケの舞台として頻繁に登場していることは、地元・浦安では有名な話だ。実際に現在放映中の、木村拓哉主演人気ドラマ『グランメゾン東京』(TBS系列)に登場するレストラン「CORAL TABLE(コーラルテーブル)」は同ホテル内にあり、ここで撮影が行われている。 また東京ベイ東急ホテルは、ドラマ『グッド・ドクター』では藤木直人がスイートルームにて撮影に使われ、ドラマ『スキャンダル専門弁護士 QUEEN』で竹内結子が演じる弁護士・氷見江がスイートに宿泊、人気のアイドルグループ・Juice=Juiceの「25歳永遠説」のMVにも使われている。 窓から見える美しい眺望や、東京都心への交通の便の良さ、またホテルのラグジュアリーさなどから、芸能界御用達となっているのだ。 とはいえ芸能界だけではなく、ファミリーやカップルからも口コミも高く、人気なのは間違いない。そんな今話題のこのホテルに泊まってみた(芸能人に会えるのでは、という野次馬根性も持ちつつで)! 東京ベイ東急ホテルは、JR新浦安駅や東京ディズニーリゾートからは無料のシャトルバスが出ており、アクセスも良好。さっそくチェックインするとそのラグジュアリーなフロントに驚かされた。 同ホテルは海をモチーフにしており、地下階は海の底、上のフロアに行くに連れて海をあがっていくようなデザインが散りばめられている。フロントには大型のホログラムディスプレイが設置されており、ウミガメやクラゲなどの幻想的な動く姿が楽しい。しかもこちらの動きに合わせて動くインタラクティブなもので、多くの子どもたちがその美しさと動きを楽しんでいた。 今回宿泊したのは東京湾が眺められるバルコニー付きのコーナールーム。夕日や朝日が美しいと口コミでも人気となっている部屋だ(ホテルの宿泊プランにコーナールーム宿泊プランがある)。 残念ながら宿泊当日は曇りのため夕日は見られなかったが、泊まった翌日の朝日は最高! 朝日が照らす東京湾からかすかに靄がかかり、実に幻想的な風景だ。また夜には東京湾内に停泊するタンカーや貨物船の明かりが美しい。 部屋の2面から海を望める他、富士山や海ほたるが見えるなど、こんな素晴らしい眺望のホテルはほとんどないだろう。 部屋には無料Wi-Fiや加湿空気清浄機が完備、また靴の乾燥機や足指パッドが置いてあり、東京ディズニーランドなどで一日中遊んだ人には嬉しい心配りだ。またアメニティも充実している他、扉は外音遮断性があるもので、カーテンは遮光のものとなっている。 またここには人気のコンセプトルーム「ワンダーランド」「サブマリン」「プリンセス」もある。「ワンダーランド」は小さなお子さんのいる家族向けの部屋で、まるでアスレチックのように子どもたちが遊びながら宿泊できる。「プリンセス」はその名の通りお姫様の部屋をイメージしたもので、「サブマリン」は海の底をイメージしたモダンかつクールな雰囲気となっている(人気のためどこもすぐに埋まってしまうそうだ)。 部屋以外にも、3階にある「UMIKAZEテラス」では、圧倒的なオーシャンビューのもと、夏はバーベキューを楽しむことができる。今の季節はライトアップされており、夜は潮風をあびながら幻想的な雰囲気を楽しむことができる。 ちなみにホテルのすぐ外にはドラマ内で木村拓哉が座っていたベンチ(地元では通称“キムタクシート”)があったり、平古役の玉森裕太と、相沢役の及川光博が会話した非常階段も見ることができる。 『グランメゾン東京』登場のグルメを楽しめる! そして夕食は当然、玉森裕太演じる平古翔平シェフが務めるレストラン「CORAL TABLE(コーラルテーブル)」に。同レストランは天井が高く、上にはイワシをモチーフにしたオブジェが輝いている。デザインはカラフルかつ落ち着いており、家族でもカップルでも楽しい空間だろう。 活気のあるオープンキッチンを見ると、ドラマに出ていたあのキッチンだということがすぐにわかるだろう(つい玉森君がいるのではないかと探してしまった)。 玉森演じる平古が切り分けていたローストビーフは、残念ながら土日祝のディナーブッフェで提供とのことで味わえず。SNSを見ていると、多くのファンがこのローストビーフ目当てに訪れており、その味に舌鼓を打っている。ただしドラマに登場したキャッシュとプリンは食べることができた。 このキッシュは「キッシュバスク」という名前で、同レストランの料理長が、ドラマのために作り出した逸品だ。フランスバスク地方の生ハムと、チーズがふんだんに使われており、濃厚でリッチな味わい。食事として食べるのはもちろん、お酒の肴としてもいいだろう。 そして「ブイヤベース風スープディナーセット」を注文。というのも、伊豆今井浜東急ホテルといえばブイヤベースが名物として知られており、同レストランの料理長もその味を受け継いでいる。しかも伝説の味をさらに進化させており、同ホテルの立地から、東京湾のホンビノス、勝浦のキンメダイといった食材をふんだんに使っている。 一緒についてくるアリオリソースや温泉卵を入れるとさらに濃厚な味わいとなり、セットのガーリックトーストと一緒に食べると絶品だ。またコーラルテーブルのディナーセットの嬉しいところは、ビュッフェも同時に楽しめるところ。フレッシュなサラダや、ピザ、デザートなども食べたいだけ味わえる。 特にピザは窯焼きの本格的なもので、しかも麹を生地に練り込むことで、ほのかな酸味を隠し味にしてあるという。 土日祝のディナーブッフェには、“玉森君の”あのローストビーフだけではなく、スモークサーモン、天ぷら、握り寿司も提供される。 朝食は千葉県ランキング・ナンバー1のメニューが 朝食のビュッフェで味わってほしいのは、「楽天トラベル 朝ごはんフェスティバル(R)2019」で【千葉県 第1位】に輝いた「浅利と海苔リゾットのイカ墨オムライス」だ。 熟練した腕前のシェフがその場で焼き上げてくれるオムライスは、プレーン・トマト・イカ墨の3種類から選ぶことができる。どれも美味しいのだが、1位をとったイカ墨オムライスは、真っ黒な見た目がインパクト大で、イカ墨が濃厚な旨味を出しているので、極上の美味しさだ。 またお茶漬けコーナーもおすすめの一つ。というのも、新鮮な千葉県の魚を使ったなめろう(魚の刺身を細かくたたいたもの)を提供しており、しかも魚は旬のものを選んでいるので、日によって異なる。この極旨ななめろうをたっぷりとのせたお茶漬けは、別格の美味しさだ。 他にも、自分で好きなサンドイッチが作れる「しあわせサンド」のコーナーも楽しい。様々なパンを選んで、自分だけのオリジナルなサンドイッチが作れるのだ。子どもたちが嬉しそうに自分なりのカスタムサンドを作っている様子が実に微笑ましかった。 景色良し、アクセス良しで最高の体験ができる東京ベイ東急ホテルは、東京ディズニーリゾートに行くだけではなく、仕事に疲れてちょっとだけリフレッシュしたいといったそんな用途にもぴったり。最高の癒やしのホテルだったのは間違いない。もしかしたら芸能人にも会えたりして?

品川国際映画祭は今注目のアウトドアシアターイベント 幻想的な雰囲気で注目のショートフィルムが楽しめる!

「品川国際映画祭」は、昨年から話題になっているアウトドアシアターイベントで、本年度も大きな注目を集めた。今年も2019年11月5日(火)~11月9日(土)の期間、品川インターシティで開催され多くの人が訪れた。SNS上には幻想的にライトアップされた会場や美味しそうなフーズの写真などが多数アップされていたので、気になった方も多いだろう。 幻想的であたたかい雰囲気の会場 最近では夜に屋外で開催されるアウトドアシアターが人気だが、美しいライトアップとともに上質の映画を味わえるとなると、決して多くはない。 そんな「品川国際映画祭」は屋外映画祭の先駆け「CINEMA CARAVAN」が演出。映画コンテンツは、⽇本発・アジア最⼤級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」(SSFF&ASIA)がセレクションした作品で、「受賞作品セレクション」や「映像美セレクション」など、6つのカテゴリーに分けた全18作品のショートフィルムを日替わりで上映した。 そして会場を幻想的に演出したのが16万6千球ものイルミネーション。また多くの人気キッチンカー、くつろげて温かいフリースペースも設けられた。映画、光、音楽ライブ、グルメ…、品川の超高層ビルの谷間に、まるで旅の音楽キャラバンが訪れたような不思議な空間。多くの人が足を止め、この空間に誘われていったのも当然だろう。 感動的でレアな作品が多数上映 今回上映された作品の中でも注目を集めたのが「映画祭受賞作品セレクション」の中で上映された『Silence Please【お静かに】』(17分03秒、監督 Carlos Villafaina、2017年・スペイン)。 SSFF&ASIAでノミネーションされ、オーディエンスアワードを受賞した作品だ。この「お静かに」というタイトルが心を打つ、感動的な兄弟の絆を描いた作品だ。肌寒い中、多くの観客が手に力を込めて熱っぽく観ていたのが印象的だった。 また「映像美セレクション」として上映された『Orbit Ever After【軌道の上の恋】』(21分00秒、監督 Jamie Magnus Stone、2013年・イギリス)は、会場の幻想的な雰囲気と相まって圧倒的なインパクトを残した作品だ。 あらすじは「惑星の軌道上を周りながら生活する青年とその家族たち。ある日青年が、同じく軌道上を周る一人の少女に恋をした。二人はその「一瞬」のために、すべてを投げ出す決意をする」というもの。宇宙空間を舞台にした映像美と切なさの物語、会場の雰囲気とマッチしていた。 そして最終日にはショートフィルムではないが、ティム・バートン監督の名作『チャーリーとチョコレート工場』が上映。子供たちだけではなく、ビール片手の大人たちも大喜び。5日間を通じて、静かに美しく、そして大きくも盛り上がるアウトドアシアターイベントとなった。 キッチンカーゾーンも大人気 また個人的にツボだったのは、イベントをただきれいにまとめるのではなく、地元団体とコラボしたステージも用意して、親しみやすいお祭り感があったことだ。最終日(9日)には、目黒学園カルチャースクールの講師やスナガミ楽器の生徒たちによるライブがあり、また品川区初のアイドルユニット「しな☆がーる」のライブなども行われ、映画祭をあたたかく盛り上げた。 キッチンカーゾーンでは、全米No.1クラフトビールと言われる「BLUEMOON」が登場した他、メキシカンフード、ジューシーなチキンにソーセージ、寒い季節には嬉しいホットワインなどが登場。会場の雰囲気に異国情緒な彩りを添えていた。 キッチンカー「メキシカンハウス」では、タコライスやタンドリーチキン以外に、もつ煮も提供。そのため「BLUEMOON」を片手にもつ煮を食べる中高年サラリーマン、ホットワインを飲みながらソーセージをを食べるOL、そして目の前には感動的な映画の映る大シアターと、品川とは思えない雑多で楽しい空間となっていた。 和泉元彌と井桁弘恵も絶賛! 今回、品川国際映画祭の初日オープニングイベントでは、狂言師の和泉元彌と女優の井桁弘恵がゲストとして登場し、イルミネーションの点灯式を行った。 トークショーの中で和泉は「品川にはあんまり来る機会がなかったのですが、そんな街を訪れるのはワクワクします。新しい発見があると思いますので、ぜひ『品川国際映画祭』を待ち合わせ場所にしてください。この景色も映画も楽しめる幸せな空間にお越しください」とコメントした。 本年度は惜しくも終わってしまったが、ぜひ来年も開催がないかチェックしてみて! https://www.shinagawa-cinema.com/

Panasonicの新型ドラム洗濯乾燥機はタオルが最高にモフモフ&フワフワに! 今治タオル監修で究極の洗いと仕上がりに

Panasonicのななめドラム洗濯乾燥機の新製品に、いよいよ最強の機能が付く! 「タオル専用コース」が搭載されることにより、最高にフワッフワなタオルが仕上がるのだ。まるでホテルのそれかトトロの毛皮か(若干言い過ぎ)、そんな未曾有の機能が搭載されるのだ。 みんなフワフワタオルを求めている! この機能が搭載されるのは、9月2日発表、11月1日発売「NA-VX900A」、10月2日発表・12月上旬発売の「NA-VG2400」と、9月25日発表・11月下旬発売のエアコン「エオリア Xシリーズ」。10月25日に開催されたメディア向け製品説明会では新機能に注目が集まり、都内は大雨にもかかわらず、多くの報道陣が集まった。 Panasonic社の調べによれば、ドラム式洗濯機が選ばれる理由の最上位にくるものが乾燥機能。そしてユーザーがその機能を実感するのがタオル。「タオル類がふんわり仕上がる」「普通に干すよりフワフワに仕上がり気持ちが良い」といった感想の声が寄せられているそうだ。 また最近では、タオルを贈答品としてもらうばかりではなく、自分で購入する人が増えていて、タオルに対してこだわりを持っている人が増えているという。そんな乾燥機能の利点と、世の中のタオルニーズに目をつけたのが今回の「NA-VX900A」「NA-VG2400」なのだ。 今治タオルが開発に参加 今回の新製品に搭載されているのが「タオル専用コース」。Panasonicはこの機能を開発にするにあたり、タオルの聖地・今治から今治タオルの企画・販売を行なうIKEUCHI ORAGANICの代表取締役・阿部哲也氏を招いている。そして氏からタオルを理想的なフワフワ状態に仕上げるため、監修を仰いだのだ。 タオルソムリエでもある阿部氏によれば、吸水性がありフワフワなタオルに仕上げるための洗い方には3つのポイントがあるという。 タオルにはパイルという構造があり、これはタオル表面にある織り糸の輪っかのこと。これが布の吸水性と保温性を高め、さらにパイルが起きているとフワフワさが増すという。そのために必要なのが、「たっぷりの水で洗う」「パイルを起こす」「乾燥させすぎない」という3つのポイント。 本来ならばこの2番目は、洗濯機で脱水後のタオルをよくはたくことにより、パイルを起こすのだが、これはかなりの重労働。腕の力が弱い女性には特に辛い作業で、多くのタオルをそうするにはかなりの労力が必要となる。だが、「タオル専用コース」では、脱水後のほぐす工程の中でこのパイル起こしを再現。 また洗濯時にはパイルがつぶれないよう水量を増やしてやさしく洗う、またフワフワ感をそこなう柔軟剤の投入は自動でオフに。またヒートポンプ式による乾燥時には風をしっかりと当てて、パイルをふくらませ、適切な水分量でふんわりした風合を保つように乾かす、といった機能を実装。おどろくほどフワフワなタオルが仕上がるようになった。 Panasonicでは、様々な種類のタオルでテストを繰り返し、約2年半もの歳月をかけて、今回の専用コースを開発したという。 発表会時には おまかせコース後に釣り干ししたタオルと、タオル専用コースで仕上げたタオルが全員に手渡された。たしかに比べると全然違う手触り! 多くの記者・ライターたちが専用コースのタオルをモフモフし続けている様子からも(映画の悪のボスがフワフワの猫ちゃんを膝で撫でているかの如く)、皆同様の感想を持っていると察せられた次第。 また吸水性を比較するデモンストレーションにおいても、タオル専用コースで仕上げたものは高い吸水性を誇っていた。 つけおき&清潔機能も充実 「NA-VX900A」「NA-VG2400」は洗浄力も進化させている。温水洗浄となる「約40℃つけおきコース」をアップデートして、おしゃれ着もつけおきにより洗えるようになった。また、従来約7時間かかっていた普段着の同コースでの洗濯時間を約3時間に短縮。普段着はもとよりおしゃれ着も、しっかりと黄ばみ汚れを除去できるようになった。 そして洗濯機を清潔にキープする機能も充実。よりお手軽でお手入れができる「約60℃槽カビクリーン」機能により、洗濯槽をやさしく回転させながら水を約60℃まで加熱。その後、槽を強く回転させて、温水スチームを槽内に充満させ、最後に排水・脱水・フィルター乾燥を2時間で行えるようにした。 フワフワの最強機能「タオル専用コース」だけではなく「約40℃つけおきコース」「約60℃槽カビクリーン」といった機能も搭載された「NA-VX900A」「NA-VG2400」。今年のベスト家電の中でも注目が集まりそうだ。(「タオル専用コース」、新「約40℃つけおきコース」、「約60℃槽カビクリーンコース」は、10月2日発表12月上旬発売のCuble(キューブル)の新製品NA-VG2400にも搭載)

【明日発売】メーカーもグルになってどん兵衛を二郎系で乗っ取り!? 『日清のどん兵衛 ニンニク・アブラ・ヤサイ マシマシの素』【作ってみた】

  10月にタテ型カップの「どん兵衛マシマシ篇 ガチ豚ニンニク」をセブンーイレブン限定で発売して大きな話題を呼んだ「日清のどん兵衛」。その流れをくんだ『日清のどん兵衛 ニンニク・アブラ・ヤサイ マシマシの素』は ...

間々田優、新アルバムに先駆けて配信シングルリリース、第1弾は間々田式パンクロック「赤い月・ウサギ」

先日、水曜日のダウンタウンで庄司智春(品川庄司)に“無名タレント”と認定され話題となった、間々田優のデジタルシングル「赤い月・ウサギ」が11月11日(月)に各音楽配信サイトおよびストリーミングサービスにてリリースされる。間々田式パンクロック「赤い月・ウサギ」は、来春発売予定の5thアルバム「平成最後」に先駆けたデジタルシングルの第1弾。 配信ページ(11月11日(月)0時より配信開始) https://orcd.co/mamadayu 間々田優が、心の叫びを歌った時代「平成」 たくさんの“無常”と“切なさ”を心に受け止め、 溢れ出す想いを、突き刺す言葉で叫んできた。 『赤い月・ウサギ』は女の恋心が生み出す、とても無常で切ない物語 なんとなく世の中が「令和」に向かって行く前に、、、 「忘れて欲しくない」と心が叫んでいる! 「平成」を締めくくる物語の序章が11月11日(月)ついに解禁!! また、本プロジェクトのクラウドファンディングも実施中! “突き刺しサポーター”を大募集している。 https://www.muevo.jp/campaigns/2185 間々田優“平成3部作”〜第1弾 2019年11月11日(月)配信リリース 赤い月・ウサギ−間々田優 https://orcd.co/mamadayu 間々田優 関連ページ HP:https://rosecreate.jp/mamadayu/ twitter:https://twitter.com/demodorimamada
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