愛川欽也さん愛した極上タンメン、飯田橋「おけ以」 優しいスープの味わいとジューシー餃子に、キンキンが通いつめた

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愛川欽也さんは、この透明なスープのタンメンを気に入って、一般客に紛れてよく食べていたという。
愛川欽也さんは、この透明なスープのタンメンを気に入って、一般客に紛れてよく食べていたという。

“キンキン”の愛称で親しまれていた愛川欽也さん(80)が、15日にお亡くなりなりニュースもその話題でもちきり。そんな国民に愛される愛川さんが愛したという「おけ以」で、追悼の意味も込めてタンメン(660円)を噛み締めてきた。

昭和29年創業、50年以上もタンメンと餃子で愛されてきたお店。愛川さんがテレビ番組や雑誌で紹介したこともしばしば。
昭和29年創業、50年以上もタンメンと餃子で愛されてきたお店。愛川さんがテレビ番組や雑誌で紹介したこともしばしば。

■餃子の店だが、タンメンも旨い!

夜には行列ができるほど人気の「おけ以」の自慢メニューは餃子。あいにく、ランチタイムが終わるギリギリに訪れたこともあり餃子は品切れだったのだが、もう一品タンメンも人気だ。透明なスープに弾力ある麺、その上にはたっぷりの野菜。

■ラー油を入れて味を変えて

スープは塩ベースになっていて、胃にスッと入る食べやすい味。もやしなどの野菜を端に寄せて麺をすすると、モチっとした歯ごたえでお腹にたまる感じだ。濃い味付けではないので、一杯食べ終えるまで箸を止めずに食べられる。麺の合間に野菜をつまみ、たまに出てくる豚肉がまたいいのだ。味を変えたいなというときは、餃子用のラー油を1垂らし。辛味が足されて、これはビールを一緒に飲みたくなる。

■どこまでも優しい!

おじいちゃんたちが作るタンメンは、どこまで優しくスープは涙の味。もしかしたら、自分の涙がポトリと落としたところで、このタンメンは本当の意味で完成するのかもしれない。そんな詩人じみたことを言いたくなる味でした。

愛川さんへ。愛を込めて。

参照/おけ以 東京都千代田区富士見2-12-16
文/新井華子
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