年間アーカイブ 2014
外食ばかりの自称グルメは「舌が劣化」 業界人の味オンチな実態!?
毎日、お店の美味しい料理ばかり食べていそうな、グルメ評論家、サイト常連投稿者…彼らは本当に味がわかるのだろうか? 食への情熱とプレゼンテーション力があるのはわかる、だが味となれば別の話。
「毎日外食ばかりしていると舌が“劣化”しますからね。外食の濃い味に慣れてしまい、味の濃淡がわかりづらくなるし、風味などの淡い味わいがわからなくなる。自分は取材の時以外、なるべく味付けがうすい粥なんかを食べています」(グルメ誌ライター)
店屋物の料理は、明確に「うまい」と感じさせるために、塩分や油分、さらにはうま味調味料を多用しているのだから、それになれてしまえば確かに味を感じる力は弱くなる。だからこそ、さきのライターのような“調整”が必要なのだ。
「でも、評論家やグルメサイト投稿者には、よっぽど貧しい幼年期を送ったのでしょうか、外で食べることをステータスにしている人たちもいるんですよね。だからホームパーティーなんかに招待しても、人の作った料理にケチをつける。私の腕の問題かも知れませんが(笑)」(グルメ雑誌編集者)
この女性編集者がホームパーティーに読んだのは、あるジャンルの食べ物の著名な男性評論家だという。味が薄いとしきりに言うので、料理に化学調味料を足したら「よくなった」と言ったとか…。
グルメ評論家には、絶対味覚を持っているような人もいるというが、それでも外食ばかりでは味がわからなくなるというから、彼らには気を付けて頂きたいところ。
女性編集者はこうも語る。
「家の食事と外の食事は別物なんですよね。家のがわからなきゃ外の味はわからないし、外の味がわからなきゃ家の味はわからない。家の料理が一番美味しいっていうのは真理なのですが…、うちみたいな本が、そういう外食バカを増やしているのは否めませんが(苦笑)」(同前)
それにしても、外食するほどのお金もないために、弁当含めて3食家の食事をとっている筆者は、かなりの勝ち組ということでいいんでしょうか…?
文/関本尚子
野々村竜太郎議員を変えた自己啓発マルチ商法 号泣癖に後遺症説も
号泣会見で一躍時の人となった兵庫県の野々村竜太郎県議(47=無所属)。その泣きっぷりを海外メディアも面白おかしくとりあげており、あの姿は、海外の人たちも奇異にうつったようだ。
妙な感情のたかぶり、そして泣きわめく…そんな感情の起伏は、野々村議員が自己啓発系ネットワークビジネスにかつて関係していたためではないかという指摘がされている。
野々村議員だとされる人物の、「スカイクエストコム」なる会社の名刺がインターネット上でアップされており、その名刺に書かれた文言などに注目が集まっている。
同社はロバート・キヨサキ氏、アントニオ猪木氏ら著名人の特別講演を聞くことができる、eラーニングをうたった会社。だが、ネットワークビジネスでもあり、他の人を勧誘することによって報酬を産むことができるシステムだ。また自己啓発セミナーなども開催していたと言われている。
「これは海外の会社で09年には日本を突然撤退しており、はしごを突然はずされて被害者もかなり出た。もうかったのは本国と、日本のトップにいた連中だけ。下にいた人たちはこの商法にはまり、セミナーを受けてから性格が変わってしまった、なんて家族から被害を訴える声があがっていた」(週刊誌記者)
野々村氏がこれに関係していたとしたら、議員になる前の浪人時期。ある関係者は「気づいたらやたら夢を語るし、語りながらなく人になっていた。市役所につとめていた頃も熱い男だったけど、そこまでではなかったのに」と語っている。
野々村氏を「号泣男」に変えたのは、このネットワークビジネスだったのだろうか。
文/鷹村優
弁当に一番合う飲みものは水道水だった ランチにお茶やジュース買う必要なし!
今日のお昼は自前やコンビニのお弁当という皆さん、何を飲みながら食べているだろうか? お茶、ジュース、ミネラルウォーター…だが、実はお弁当に一番合うのは水道水だと言われているのだ。
「飲み物も好きな味を楽しむのが一番ですが、おすすめしたいのは水道水。日本の水道水は世界一安全で美味しい飲み物。カルキ臭いという人もいますが、ほとんどの人はその違いがわからない程、カルキの含有量は少ないんです」(フードライター)
実際にロックアイスで水道水を飲んでみると、ふつうに美味い。飲食店のお冷などをマズいと感じる場合、店の氷や水のボトルが影響していることも多いのだ。水道をひねって出てくる水は、けっしてミネラルウォーターに劣らないという。
「水道水は日本のほとんどの地域では軟水なんですよね。そしてこの軟水で米を炊いたり、和食やお茶を作ったりすると、その味が引き出される。実際料理のほとんどは水道水、軟水で調理されているわけだから、飲むのも水道水が合うのは道理」(同前)
そう言われれば、味のうえでは水道水が合うような気もするが、ミネラルウォーターの方が、なんとなく身体に良さそうな。
だが、実は一部の化学物質に関しては、水道水のほうがミネラルウォーターよりも厳格に含有量の制限があり、安全基準がしっかりしているのだ。フッ素、マンガン、ヒ素、ホウ素、亜鉛はミネラルウォーターは、水道水の数倍の基準だという。
節約にもなるし、お弁当にも合うし、明日からは水道水でどうでしょうか?
文/原田大
すき家がひっそりコーヒーを提供 ブラックすぎてヤバくて美味い!!!
その独自な労働環境、スタッフによるボイコットなど、なにかと話題を提供している牛丼チェーンすき家だが、実は「ブラック」すぎて、じつに美味しいものがあることはご存知だろうか?
そう、すき家で「ブラック」と言えば、コーヒー(100円)なのだ。ドリップ式のインスタントながら香りが高く、ミルクや砂糖なしで飲んでも、やさしく芳醇な味が楽しめる。筆者の知人のコーヒーマニアは、同チェーンのコーヒーを「牛丼のようにジャンクで美味い」と高く評価しており、「牛丼は食べず、コーヒーだけ飲んだ」こともあるというぐらいだ。
しかも牛丼の後に飲むコーヒー、これもかなり合う! 牛丼はけっこうこい味付けなので、ビターなコーヒーが口内をすっきりさせてくれるのだ。これ、お茶より合うかもしれない! ちなみにテイクアウトすることもできるぞ。
さらにだ、このコーヒーは、すき家の企業理念である「世界から飢餓と貧困を撲滅する」の一環として、フェアトレードコーヒーを使用しているのだ。フェアトレードとは、ざっくり言えば、途上国の小規模農家や職人たちの生産品を、公正な価格で買い取るというもの。
え、ブラックなのに、なんだかぜんぜんブラックじゃない…。もちろんコーヒーのことですよ! すき家で牛丼食べた後、優雅にコーヒーを一杯いかがでしょうか。忙しそうな店員さんにはなんだか悪いですが…。
文/原田大
この写真どこの国の朝食かすぐわかれば天才! ヒントはなぜ逆さまなのか…
この美味しそうなカリッカリに焼かれたトースト、たっぷりのコーヒー、この写真の朝食がどこの国のものかわかるだろうか。
海外の掲示板にこの国の人が、自国の朝食として写真をアップしたのだが、他の国の人たち(たぶんアメリカかヨーロッパなど北半球の人)が「お前んとこなら写真はこうだろ」と言って、この写真をさかさまにしたものを即座にアップしなおした、これが大きなヒントだ!
そう、答えは「オーストラリア」なのだ。なぜって、北半球の人から見れば、オーストラリアは南半球にあるわけで、すべてさかさまになっているはず…! そんなジョークがあるからだ。まあオーストラリアの人からすれば逆に北半球も逆さまだしお互い様のような気もするのだが。
他にもオーストラリアに対するジョークというのがいくつかあって、「オーストラリアはすべてのものが危険」「オーストラリアに移民するには犯罪歴が必要(イギリスの犯罪者が多く島流しにあったから)といった、いわゆるエスニック・ジョークと言われるものだ。
そんな、わけでみなさん今日もよい一日を!
文/編集部
鴨川のオオサンショウウオ食べたらこんな味 肉はスッポン×フグな味で超うまい
京都府にある鴨川で、今月5日、オオサンショウウオが発見されて話題になっている。同生物は現存する世界最大の両生類で、国の特別天然記念物に指定され、環境省のレッドリストでは絶滅危惧II類に分類。
そんな貴重なオオサンショウウオだが、中国などでは珍味として出回っているという。中国でも国家II級重点保護野生動物で、野生個体の食用は禁止されるなど厳しく規制があるのだが、その味は天下一品なんだとか。
実際日本でも美食家で有名だった魯山人が食べており、その味を書き残している。塩でぬめりを落とし、その肉を生姜、酒、ネギを入れてとにかく煮込んで調理している。
「味はすっぽんを品よくしたような味で、非常に美味であった。汁もまたうまかった。(中略)すっぽんと河豚の合の子と言ったら妙な比喩であるが、まあそのくらいの位置にある美味ということができようか。すっぽんも相当うまいが、すっぽんには一種の臭みがある。山椒魚はすっぽんのアクを抜いたようなすっきりした上品な味である」(『北大路魯山人の星岡 普及版』より)
そう聞くと食べて見たくなるのが人の常。そんな魯山人の味を求めて、ときたま京都の高級料亭で、ひそかにオオサンショウウオが取引きされることがある、なんて話も。
そのためか、今回のオオサンショウウオにも、「どこかの店から逃げ出したのでは」なんていう関係者も。鴨川に逃げ去ったという、先日のオオサンショウウオ、無事にふるさとまで帰ってほしいものだ。
文/編集部
外国人がいわし明太子にビビる理由 変すぎてクール・ジャパンな食べ物?
キャビアなどの魚卵が珍重されているように、アメリカやヨーロッパでも日本の明太子の人気は高い。外国人からは明太スパゲティなどが好評なようだが、明太子のある別メニューに関しては、「美味いけど、ヤバすぎる…」という、妙な評判が。
それは「いわし明太子」だ。いわしに明太子を詰めたもので、かねふくをはじめとしたメーカーらが販売している。焼いて食べるとピリ辛で美味しいこの食品、なんで「ヤバい」のか。
日本在住7年になるアメリカ人のマイケル・アローンさんもこの食品のファンだというが「はじめて食べた時には驚いた! 美味しいけどビザール(奇怪、異様)すぎる。だっていわしの腹に、別の魚類であるタラの卵を詰めてるんだよ! ヘンタイすぎてクール・ジャパンだね」とのこと。
ある生き物のお腹に、別の種類の生き物の卵を入れるというのが、奇異に映るようなのだ。
筆者が先日取材に行った博多のあるショップの店員からも、いわし明太子の人気は海外の人にも高いし、アローンさんのようにびっくりするという話も聞いていた。
「海外のみなさんは『その発想はなかった』とおっしゃいますね(笑)。試食の時もおっかなびっくりで食べるんですが、ほとんどの人は『オイシー』と喜びますよ」(物産販売スタッフ)
たしかに、そう言われれば変な食べ物だが、我々日本人からすれば、逆にいわし明太子を奇異にとらえる発想自体が「それはなかった」なわけで…。
文/鷹村優
W杯日本敗退でマクドナルド苦境に ワールドカップ商品が売れ残り
ジャパンバーガービーフメンチなどをはじめとした、出場8カ国をイメージした商品で、ワールドカップ商戦に5月27日より参戦したマクドナルドだが、どうやら快勝とは行かなかったようだ。6月の全店売上高は対前年比−8.6%、既存店売上高は対前年比−8.0%となっている。
マクドナルド側は、この“敗因”について「前年同月に比較して土曜日が1日少ないことの影響」としているのだが…
「日本の敗戦が決まってからは、『ワールドカップキャンペーン商品』をさらに注文する人が減った。まあそれまでもあまり売れていたわけではないですが(笑)。店長などは在庫の調整が大変だったとこぼしていました」(同チェーンアルバイトスタッフ)
日本チームが敗戦したことにより、すでにジャパンバーガーのポスターをおろしてしまった店舗もあるが、明日7月8日まで一応キャンペーンは続いている。先ほどのスタッフは「新メニューが出なくなって、働く側としては楽だったけど。上の人達は大変でしょうね」と苦笑する。
そして7月9日からはクォーターパウンダーハバネロトマト、BLTモッツァレラ&バジルによる新たなキャンペーンが始めるというマクドナルド、この新商品で“ワールドカップ敗退”のダメージを癒すことが出来るのだろうか?
文/原田大
拳銃所持の美人ウェイトレスがいる食堂が話題 銃の持込みも大歓迎
飲食店の女性スタッフ、ウェイトレスなどが腰から拳銃を下げていたらどうだろう? 身体にタッチでもしようもののなら、太ももぐらい撃ちぬかれてしまうかもしれない…。だが、そんなレストランが、アメリカで人気なのだ。
海外メディアが報じたところによれば、これはコロラド州のレストラン。ネルシャツにジーンズのスタイルいい女性ウェイトレスたちが働いているのだが、みんな腰元にはかなりゴツい拳銃が…。
セクシーな女性スタッフで有名な「フーターズ」ならぬ、店名は「シューターズ」(グリル)だ。さて店には銃を下げた美人たちに撃ちぬかれたい男たちが集まる…というわけではないようだ。
このレストランのオーナーは、アメリカ合衆国憲法修正第2条を支持しており、これは武器携帯の権利を保証する内容だ。度重なる銃火器による悲劇で、銃の所持規制がもちあがるたびに反対する全米ライフル協会も、これを根拠にしている。
さらに同レストランでは「銃の持込大歓迎」であり、店内の壁には「必要な状況でなければ銃をホルスターに入れてください。ただし、銃を使わなければならない場合は、慎重な射撃をお願いします」と貼ってある。
ちなみに料理はどれも美味いと評判であり、今のところ事故や事件も起きていないというが…、さすがに同レストランの存在にはアメリカ国内でも驚きの声があがっている。
文/関本尚子
全国のおみやげ菓子は全て同じ会社が製造 どれも味が似てる衝撃の理由
知人や家族が旅先で買ってきた、日本各地のおみやげ物。その中でも、クッキー、パイ、マンジュウなどの菓子って同じ味がする気がしないだろうか? それもそのはず、実は全国各地のおみやげ菓子といっても、他県にある同じ会社が製造している場合があるからだ。
つまり、父親の東京スカイツリーみやげのクッキー、母親が新大阪駅で買ったクッキー、そして自分の福岡空港で選んだクッキー…、そのどれもが実はおんなじ会社が作っていたりすることがあるわけ。
中でも有名なのは香川県にあるツジセイ製菓だ。商品の企画・提案、パッケージ加工も行なう製菓メーカーで、他社のブランド名で販売される商品を受注生産しているため、その名はあまり知られていない。パッケージにものその名前は記されていないため、知る人ぞ知るぐらい。
しかし、ツジセイ製の菓子は全国の駅、空港、イベント、土産物ショップに並べられている。あなたも見たことがある◯◯県のあの菓子や、■■県の菓子もツジセイ製だったりする可能性があるのだ。
ちなみにそう聞くと騙されたような気分になるかもしれないが、そうではない。
「ツジセイさんがまとめて製造を請け負うことで、小学生が買えるような少額のおみやげものが流通しているんですよ。同僚に配るのにちょうどいいような地方のお菓子は、同社がさきがけとなってるんです。だから多くの消費者は恩恵をこうむっている」(観光業界関係者)
同社の社長はインタビューで生みだす企画は年間100、3日に1つ新しい菓子を作っていると答えている。おみやげ業界の縁の下の力持ちなのだ。
有名なのはツジセイ製菓だが、他にもこういった製造のみを請け負っている菓子メーカーはいくつか存在し、そのおかげで我々は安定した美味しさの土産物の菓子を、そこそこのお値段で買うことができるというわけだ。
文/鷹村優