マンスリーアーカイブ 8月, 2014
カプサイシン過剰摂取、癌の発生を促進 激辛料理ファンに悲報…
激辛料理の食べ過ぎはがんになる!?
「痩せるから〜」「ダイエット効果があるから〜」とか言って、チゲ鍋などの韓国料理や四川料理をばくばく食べている人は、要注意だ! それらに入っている唐辛子、そしてダイエットにつながると言われているカプサイシンの大量摂取に、発がんリスクがあることが判明した。
このショッキングな研究結果を発表したのは、ソウル峨山病院のキム·ホンシク教授チーム。
カプサイシン自体が発ガン性はないのだが、カプサイシンを大量に摂取すると、ナチュラルキラー細胞の放出機能障害が起きて、がんの発生を促進するという。ナチュラルキラー細胞は、癌細胞を壊死させる抗がん免疫細胞だ。
ちょっとの辛さなら大丈夫…
研究チームはがん細胞を対象に、カプサイシンを10μM、20μM、50μM、100μM(マイクロモル)の量を投与。ナチュラルキラー細胞活性が、カプサイシン投与前32%だったものが、50μM投与後は16%に、100μM投与後4%へと大幅に下落した。
カプサイシン50μMは、通常、水1ℓに唐辛子150g(15個程度)を入れた量に相当。日本で食べられる激辛料理でもよくある分量だ。
ちなみにカプサイシン10μM、20μM投与では、ナチュラルキラー細胞の活性化が28%、27%であり、投与前の32%と大差なかった。適度な量であれば発がんリスクは生じないわけだ。
この研究結果は唐辛子を使う韓国でも大きな衝撃を与えている。また激辛料理がすでに定着している日本でも注意が必要なのは間違いない。うーん、暑い季節に辛いもの食べてビールって、最高なんですけどね。ほどほどにということなんでしょう。
文/関本尚子
プールでおしっこ→毒ガスが発生する! 化学兵器にも使用される物質が生成!!!
この猛暑、プールで泳ぐことほど気持ちいいことはないのだが、プールには意外なリスクがある。それはスイマーたちがプールの中で用を足しているのではないかという問題だ。っていうか、中でされると、毒ガスが発生して危険なのだ!
みなさんも記憶があるのではないだろうか? オリンピックで過去最多18個の金メダルを獲得している競泳米国代表マイケル・フェルプス選手が、2012年にインタビューで、「(スイマーなら)誰もがプールで用を足している」と告白し、大問題となったのだ。
フェルプス選手は「塩素で消毒されるから汚くない」と語っているが、プールでの排尿は健康被害をもたらす危険性がある。
プールの中で排尿が行われると、それに含まれる尿酸が、消毒用の塩素と反応。それにより塩化シアンが生成される場合がある。この塩化シアンを化学兵器にも用いられるもので、吸入すると、肺や心臓、および中枢神経系などに影響を与えるのだ。
実際プールのサイズなどを考えれば健康被害にまではいたらないだろうが、プチテロ状態になっていると考えると…。
夏になると子供さんたちもたくさん泳いでおり、きっとしちゃっている子もいるはず。そんな時は毒ガスが発生しているかも知れないわけで。他の遊泳客のためにも、プールの中でおしっこはダメ、絶対!
文/鷹村優
女性は34歳が人生で一番辛いと判明 逆に25歳が一番人生ヒャッハー!
女性は何歳のときが一番辛いのかが判明した、それは34歳なのだという。イギリスの美容製品会社インナーミー(Inner Me)が2000人の英国女性を対象に、ストレスの観点から調査し、判明した結果だ。
調査によれば、30代半ばの既婚女性は仕事、育児、旦那の世話、住宅ローンなどでのストレスが最高潮に達する。また彼女たちが不安に思っていることには、健康、お金、ダイエットなどがあげられたという。
「30代半ばの女性は、仕事と家庭の二匹のウサギを捕まえることが非常に難しい」(調査を行った会社関係者)
なんにせよ、34歳は女性たちにとって人生で一番辛い時期になるわけだ。逆に一番幸せなのは25歳。それぐらいの年齢である女性たちは、体重、外見、社会生活などで30代半ばの女性よりも心配が少ないのだ。
なので現時点で34歳のエビちゃんこと蛯原友里さんと、25歳のアッキーナこと南明奈では、人生の幸福度がだいぶ違うと言えるのだ(強引すぎですいません)! 実際この調査自体は英国で行われたものではあるが、日本の女性たちが置かれている状況を考えれば、そんなに差があるとも思えない。
文/関本尚子
100円でベロベロ「ひゃくべろ」酒場!!! サラリーマンがこっそり教えてくれた店
1000円でベロベロになるの意で「せんべろ」「せんべろ居酒屋」なんて言葉が流行ったが、どう考えても1000円でそんなに酔うわけない、と思った人も多いだろう。だが、時代はもっと先に来ている、今は100円でベロベロ、つまり「ひゃくべろ」の時代なのだ。
「ひゃくべろ」の達人たちにご自慢の店を教えてもらったぞ!
アルコール中毒で入院経験もある大手印刷会社のサラリーマンA氏が教えてくれたのは、なんと居酒屋ではなくて、酒屋。それってふつうに酒屋で酒を買って飲むだけなのでは…。
「違うんです、酒屋では店の外の敷地や、店内で買った酒を飲ませてくれるところがあるんです。80円の外国ビールに30円のつまみなら110円でオッケーです! もうちょっと豪華にいきたければ、100円の魚肉ソーセージなどのつまみを買い、あとは発泡酒や第三のビールを買えばいい。1000円で500ミリ缶を4缶につまみが2つ、ガチでベロベロになれます」(飲酒歴40年のAさん)
先日筆者が教えてもらったのは東陽町にある酒屋さん。ちょうどタバコを吸える場所があり、小テーブルがあるために多くのサラリーマンたちが楽しそうに杯をあげていた。
とはいえ、なかなかそれをやらせてくれる酒屋さんもない。発泡酒に鯖缶とかたまらないのだが…。そしてそれをこえる「ひゃくべろ」を、やはりアル中で入院経験のあるライターB氏が教えてくれた。それはなんとコンビニ。…もう予測はできるところだが。
「最近セブンやローソンなどの大手コンビニがイートインインスペースの拡充させています。あそこで飲むのが一番都会派の『ひゃくべろ』です。淹れたてコーヒーのアイスに100円の紙パック焼酎で割った、コーヒー酎なんて最高です。鬼ころしなどの100円日本酒なら一杯でベロベロになれますよ」(飲酒歴27年のBさん)
B氏に連れられて大手コンビニのイートインスペースに言ってみたが、缶ビールまではオッケーだが、鬼ころしなどのパック日本酒を飲むのは…じつにハードルが高い…。夏休みの宿題をやっている小学生もいたし。
ちなみに筆者は鬼ころしの100円パックの1つ目で酔いがまわり、2つ目を飲んだところで記憶がなくなった。おそるべし、ひゃくべろの世界。
文/原田大
王将が「国宝の豚」で餃子!!! でも、普通の餃子が美味すぎて国宝がかませ豚に
餃子といえば王将だ、そんな同チェーンが「国宝」となっている豚で作った餃子をリリース。ジャンクフードファンから注目を集めている。ちなみに「餃子の王将」ではなく「大阪王将」の方なので、ご注意を。
この餃子は「数量限定 絶品国宝豚餃子」(5個390円)というもので、04年にハンガリーで「国宝」に指定され「食べられる国宝」として知られているマンガリッツァという豚を使用しているというのだ。ちなみに豚肉界イチエレガントな味わいと言われており、上品、さっぱりしていると言われているもの。
グルメ雑誌で連載をしているライター氏と一緒に、国宝豚餃子と通常の豚を食べ比べてみたところ「ポルチーニ茸が入っていることは味でわかるが、マンガリッツァ豚の味がわからない」という。だが氏も批判しているわけではなく「むしろ通常の餃子が美味すぎて、国宝豚の味が際立たないのでは」とのこと。
そうなのだ、いや国宝豚餃子も美味しいのだが、通常餃子の方がスタンダードな味わいで素直に「うんめえ〜」と言えてしまう。ちなみにビールセットを頼むと、生ビールと通常&国宝の2種類が食べくらべられる。ライターによれば「これは国宝をかませ犬にして、普通の餃子の美味さに気づかせる高度な戦略かもしれません…」というけれど、絶対そんなことはない!
とはいえ、国宝豚餃子のCMもエレガントな宮沢りえとか鈴木京香とかの方がよさそうなのに、庶民派タレント代表の鈴江奈々がCMをしていいることを考えても、本当に国宝豚はかませ犬だったりして…。本当に不思議な味わいのある餃子なので、みなさん、おすすめですよ!
文/原田大
エボラ日本上陸しても出勤する会社員6割 社畜がパンデミック引き起こす?
WHO(世界保健機関)によれば、現在エボラ熱による死者は961人に達し、患者は1779人にものぼっているという。日本上陸の危険性もささやかれるなか、我々会社員たちがどのような行動をとるのか、東京で勤めるサラリーマン男性93人に緊急アンケートを行った。
エボラが東京で確認された場合、「会社に行く」と回答したのはなんと57%にあたる53人。その理由は「上司が休ませてくれない」(27歳 編集者)、「自分が行かなきゃ職場がまわらない」(43歳 金融コンサル)「仕事に行かないと不安」(37歳 清掃会社)といった理由が目立った。
調査人数からすれば有効な調査結果とは思えないが、多くの人が仕事のために出勤するつもりでいるようだ。だが、エボラ出血熱は汗、排泄物、精液、血液などの体液により広がるため、万が一感染者のサラリーマンたちが出勤しまくれば、同じ愛社精神と労働意欲あふれるサラリーマンに感染、そしてパンデミックが起きかねない。
ライオンが2012年に行った調査によれば、「風邪をひいても翌日会社を休めない」と答えた人は64.1%。同僚が休んでも「仕方ない」と思える発熱は「37.9度以上」だったことからも、日本人の「社畜精神」が伺える。こういったメンタリティから、仮にエボラ出血熱だろうと「会社を休めない」と思う人は多いだろう。
だが、エボラ日本上陸という万が一の事態となった際、出歩くことは禁物だ。上からの指示にしたがった対応が望まれる。
文/鷹村優
赤ちゃん最初の言葉に「タブレット」ランクイン パパ、ママよりもiPad!
あなたが人生で初めて話した言葉はなんだっただろう。パパ、ママ、マンマ…そのあたりのはず。だが英国のIT企業の調査によれば、子供たちの初めての言葉に「タブレット」が登場したという。
今月7月、テック21が子供を持つ親3614人を対象に調査したところ、8人うち1人は我が子が発した最初の単語が「タブレット」だったと発表した。
同社によれば、子供の教育用にタブレットPCを子供たちに与えている親が増えたことが、その原因ではないかと予測している。たしかにタブレットによる絵本の読み聞かせアプリなど、情操教育用のアプリも増えている。
イギリスでは、子供たちのタブレットPC使用頻度が、われわれが思うより高いようだ。調査に協力した親の40%は1日に1時間程度、子供がタブレットを持って遊ぶことを許可。また7%は1日に3〜4時間も使用できるようにしていたという。
とはいえ専門家たちの中には、子供の頃からタブレットPCを使用すると、言語の発達に支障を与えたり、集中力に悪影響をおよぼす可能性があると指摘する人もいる。親よりも食事よりもタブレット、彼らは一体どのような大人に育つのだろうか。
文/原田大
大砂嵐のツイッターがウホッすぎると話題 同僚力士との写真が禁断すぎ!
最近の相撲ブーム再燃の立役者のひとり、大砂嵐金太郎(おおすなあらし、大嶽部屋所属)。エジプト出身で角界初のイスラーム力士であることから、国内外でも注目あつめている。
その激しいかち上げによる“ファイト”を嫌がる相撲ファンも多いが、ツイッターが“ウホッ”として可愛いらしく、一部の腐女子や相撲好き女子たちをメロメロにしているのだ。
本日アップした写真は新潟巡業中の写真なのだが、大砂嵐のライバルとも言われている、やはり人気の力士千代丸一樹(九重部屋所属)をこっそりと撮りながら、舌なめずりをしている写真をアップ。ち、ちよまる逃げて〜(笑)と言いたくなるような微笑ましいもの。
他にも千代丸関を撮影した愛情あふれる写真を複数アップしており、他の人が撮影した大砂嵐と千代丸の仲睦まじい写真をリツイートしているのだ。この二人の様子があまりに仲睦まじく、腐女子系の女性相撲ファンには受けている。
ちなみに大砂嵐はそっちの好みは全くないとのことで、入門当時は部屋仲間と一緒に風呂に入るのが嫌だったほど。とはいえ、ちなみに今は「一人だと寂しい」となったようなので、なんか色々期待しちゃいます!
参照/大砂嵐公式ツイッターより
文/関本尚子
学校トイレを絶対使わない小学生3割 今も「臭い、汚い、暗い」が理由
花子さんが出そうな小学校トイレ事情
みなさんが小学生の頃、学校での用便はどうしていただろうか? 筆者が特にいやだったのはやはり「大きい方」をすることだ。だって、絶対に周囲からひやかされそうだし、「トイレの花子さん」でも出そうな陰鬱な雰囲気があったから。今は小学校のトイレもきれいになっただろうし、そんな悩みはない…のかと思ったらそうではなかった!
大を我慢する生徒は46%
小林製薬が発表した「小学校のトイレ事情2012」によれば(生徒の調査数などは不明)、学校で「大」を我慢したことがある生徒は46%にのぼる。
その理由でトイレ環境原因のものは、「和式が苦手」(35%)、「くさい」(28%)、「汚い」(25%)、「便器が汚い」(15%)となっている。また環境外の原因では「恥ずかしい」(54%)、「いじめられそう」(7%)となっている。
そして小学校で「大」を「まったくしない」と答えた小学生は全体の3割にも。便意があるにもかかわらず我慢をしている子どもたちがいるのは、今も昔も変わらないのだ。
家は洋式なのに学校だけ和式のギャップ
「むしろほとんどの家庭が洋式トイレであるのに、小学校などはいまだ和式が多い。慣れていないんだから、使いたくない生徒が多いのは当然だと思う」(小学校教諭)
実際の生活とのギャップが、子どもたちをトイレに向かわせない原因の一つとなっている。洋式への以降は教育業界でも強く求める声が多く、神奈川県の海老名市は市内の全小・中学校にウォッシュレット洋式トイレを導入。他県からの問い合わせが続くなど、関心も高まっている。
避難所としても洋式化は必須
それに小学校などの学校施設は災害時には避難所になるため、そういったことを想定しても「洋式便器への以降は必須」といった声も。数年後には「花子さん」が出そうなトイレもなくなり、子どもたちみんなが明るく用便を足せるようになるのだろうか。
参照/小林製薬サイト
文/原田大
SNS中毒でついに死亡者 自撮り写真アップにはまり…やっぱりSNSは人生のムダ!
研究により「SNSは人生の無駄」であると判明しているが、まさか、死亡事故まで引き起こすとは思わなかっただろう。それは死んだ本人ですら…。なんとSNSに自撮り写真をアップすることにハマっていた、メキシコの21歳の青年が死亡したのだ。
亡くなったオスカー・アギラさん(21)は、フェイスブックに自撮り写真をあげ、「いいね」されることに生きがいを見出していた。スーパーカーを背景にした写真や、美女と一緒にいる写真などで仲間の関心を引いていたのだが、過去最高数の「いいね」をもらうため、頭に銃をつきつけた写真を撮ることを思いついたのだ。
結果はすでにおわかりの通り、銃のトリガーをあやまって引いてしまい、頭を打ち抜いてしまったのだ。地元警察は「自分だけの特別な自撮り写真を残そうとしたすえに事故が発生した」として結論づけている。またオスカーさんに拳銃を貸した友人が逮捕されている。
オスカーさんがただのおっちょこちょいで、愚かだったとは言えるだろうが、SNSを通して自己愛が肥大し「いいね」や「RT」中毒になっている我々だって、彼と同じ道の上にいるわけで…どこか笑えない話なのだ。
ちなみにオスカーさんのフェイスブックには過去最大級の「いいね」がついたというのは、あまりに皮肉なオチであることも付け加えておきたい。
文/原田大