「情緒的にも不安定、突然泣き出したり…表情もいつもうかないと言われています」
そんな関係者からの声も聞こえてきている、理化学研究所の研究ユニットリーダー・小保方晴子さん(30)。自身が作製した新型万能細胞「STAP細胞」が一段と疑惑を深めているためだ。
研究所内の冷蔵庫から「ES」と書かれた細胞の入った容器が見つかり、特徴がSTAP細胞と一致。実はES細胞だったのではないかという疑いも浮上している。
また英科学誌ネイチャーへの主論文を撤回した理由に関して、代理人は「理研の撤回勧告という重圧があり、精神的に不安定な中で、STAP細胞の検証実験に参加するには応ぜざるを得ないという心境に至った」と説明している。
しかし、小保方さんの心理的なプレッシャーはかなりのもので、実際に実験に参加できるのかといった声もあがっている。また関係者らも諦めムードが漂っており、早く騒動を収束させるために、彼女には参加してほしくないという本音もあるようだ。
また前出の関係者によれば「先日の『息子を探しに行きたい』発言じゃないですが、突拍子もないことを言い出したり、気持ちの上では不安な要素も多い。だが本人はやる気はあるので、内心は応援してあげたいのですが、世間も周囲からも完全に逆風が吹いているので」。
全容解明までまだまだ時間がかかりそうだ。
文/原田大