JIX(ジックス)は飲用ストローを使ったアメリカ発のおもちゃ。ストローと専用パーツ(ジョイント)を組み合わせていくことで、立体的なオブジェを作ることが出来る。子供達の空間的感覚を伸ばすことはもちろんのこと、芸術、インテリアデザインにも応用できる楽しいキットである。
空間認識能力が鍛えられる!?
フランスや、アメリカで活動をしているアーティストPatrick Martinezによって発案。Kickstarter(アメリカで2009年に設立された民会営利企業)にて、資金調達に成功し商品化されたプロジェクト。 対象年齢は3歳から99歳と幅広い年代に適しており、楽しく教育的なおもちゃである。手を動かし、頭や目を使うことで空間認識能力も鍛えられ、右脳の活性化にもつながる。
ストローとジョイントを組み合わせて
JIX(税別3,800円)のキットにはストロー250本、ジョイント125個が入っている。
繋がっているジョイントはひとつずつバラしてから使う。
またこのジョイントは組み合わせることで8方向へと面が広がっていく。
ジョイントにストローを取り付けて、好みの形を作っていく。
パッケージの箱には基本の形として、三角、四角、ひし形や3D形なども紹介されているのでまずはシンプルな形から楽しんでみよう。
それらが作れるようになると、次第に大きなものが作れるようになっていく。
単純な作業ではあるが、ストローとジョイントを組み合わせて、自分の頭の中にあるアイデアや想像したものを自由に作り出すというのはかなり集中するもの。これは思わずはまってしまう。
ストローはどれでもOK!色の組み合わせなども楽しめる
付属のストローは透明のものだが、ストローは何を使っても良い。カラフルな色でポップな作品にしてみたり、色の組み合わせを楽しむのも良いだろう。
大人がスッポリ入れるサイズのアートから、まさにインテリアデザインというレベルの作品まで。
手頃なところで、電球に合わせたランプシェードや、球形など、小さなオブジェならチャレンジしやすいはず。このサイズであれば、1パッケージで何個も作れるだろう。
ストローとジョイントのみで作り上げていく立体パズルのような感覚。軽いので、大きなものを作ったとしても危険度も少なく、子供から大人まで一緒になって遊ぶことが出来るだろう。