ついにロボットが人類への反旗をひるがえしたのか? 映画『ターミネーター』のスカイネットばりの事態が、TVの生放送中に起き、多くのネットユーザーたちを震撼させた。
これは9月上旬、イギリス公共放送のBBCの朝の番組での一コマ。人工知能を搭載したロボット「Linda」が生放送で登場、司会者のチャーリー・ステイトが彼女(彼?)のことを紹介した。
そうしたところ、ロボットが大きな声で司会者らにむかって「F××K YOU」と大きな声で暴言を吐いたのだ。司会者やTVスタッフも一瞬青ざめ、視聴者らからは大きな失笑が起き、SNS上で話題になった。
だが実はコレ、冤罪だったのだ。非常に早口で聞き取りずらかったのだが、「Linda」が喋ったのは「Thank you」だったのだ。ロボットっぽいメカニカルな合成音声のせいで、とんでもないひどい言葉に聞こえてしまった、というのがオチ。
YouTube上に「Robot Says F*** You ON BBC Breakfast」というタイトルで問題の動画がアップされており、すでに45万回以上も視聴されている。声が聞き取りづらかったばかりに、「Linda」はとんだ非難をあびたようだ。
参照/YouTube
文/関本尚子