

過去には、北海道産ブロッコリー、下仁田ねぎの大名焼きなど、「野菜本来の味をそのまま楽しめ」と言わんばかりの数々を提供。高級料亭などの板前が、採れたてをそのままかじるのが一番だ、なんて言っているならいざしらず、レストランでそれをやるとは、潔がよいというかなんというか。調理法も素材の味を最大限感じられるように、ザ・シンプル。

5月7日からの新メニューには、長野県産アスパラガスが登場したという情報を聞きつけ、いざ出陣。さすがにアスパラガスのみというのは、お皿の余白が気になったのだろう。ベーコンと半熟タマゴが添えられた今回。そうは言っても、アスパラガス1皿だけでは寂しかったので、秋田県産白神あわび茸のグリル(税抜・399円)も注文。あわび茸というだけあって、アワビのようなコリコリとした食感に、芳ばしい醤油とレモンの酸味アクセントになって、実に美味しかった!
■太いアスパラから汁が滴るぜ!
そして、いよいよアスパラガスの登場だ。中央には青々しいふっとーーーーいアスパラガスが1本(3等分)あり、トリュフ塩が添えられている。食べてみると、きゅっと身が締まっているが、噛んだだけで太いアスパラから汁が滴るほど瑞々しい!! そして、甘い!! トリュフ塩がかなりしょっぱいので、アスパラにはほぼ味付けがされておらず、まさに素材そのまま。先の方は若干苦くなっているが、それもまた乙だ。半熟タマゴを割って、トロトロ黄身と絡ませて、ほんのちょっとの塩でいただく。
なぜだろう、アスパラ食べてるだけなのに、すごくブルジョワな贅沢な気分になってくる。こちら、税抜きで349円。くれぐれもほかのメニューも一緒に頼もう。筆者はこの2品を頼み、店員から「え?以上ですか?」と二度聞きされた。
文/新井華子
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